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Microsoft Surface Book - キープコンセプトながら随所にレベルアップあり!まさに正常進化の13.5インチ 2 in 1

Microsoft Surface Book
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Microsoftが10月26日にニューヨークで開催したイベントにて発表された製品のひとつに新型のSurface Bookがありました。Surface BookはMicrosoftのモバイルPCラインではハイエンドの製品で、独特なデザインと高い性能が両立していて人気があります。

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ただ、その分価格も高いので、ウインタブとしては記事にしにくいところがあり、だいたい年に1回、発売とかリニューアルの際に記事を書く程度ですw で、リニューアルしたんで記事を書いています。今回のリニューアルでは外観がほとんど変わっていないため、Surfaceシリーズらしい革新性を期待していると少しがっかりしてしまいますが、あちこちに手が加えられ、一段と完成度を増した感があります。

1.スペック

OS: Windows 10 Pro
CPU: Core i7(Skylake)
GPU: NVIDIA GeForce GTX 965M
RAM: 8GB / 16GB
ストレージ: 256GB / 512GB / 1TB SSD
ディスプレイ: 13.5インチPixelSenseディスプレイ(3000 x 2000、267 PPI)アスペクト比3:2
カメラ: イン5MP / アウト8MP
ネットワーク: 802a/b/g/n/ac(5GHz帯)対応
入出力: USB3.0 × 2、SDカードリーダー、Surfaceコネクト、ヘッドフォンジャック、miniDisplayポート
バッテリー: 最大16時間
サイズ: 312.3 × 232.1 x 13 -22.8 mm / 重量1,647 g
(参考):従来モデルのタブレット部分のサイズは、312.3 × 220.2 × 7.7 mm / 726 g

米国のMicrosoftストアにあったスペック表を確認してみたところ、従来モデルとの変更点はそんなに多くありません。まず、Core i5、ストレージ128GBといった、比較的購入しやすいグレードが姿を消し、CPUはCore i7のみとなっています。ただし、最新のKabylakeではなく、Skylakeのままです。ディスプレイはもともと非常に高精細だったものがそのままのスペックを維持、GPUが従来モデルでは非搭載モデルが用意され、GeForceも940Mだったものが、全てGeForce GTX965M搭載となりました。

それともうひとつ、スペック表にはさらっと書いているだけなのですが、バッテリーの稼働時間が従来型の12時間から大幅に伸び、最大16時間となっています。この他、スペック表には書かれていませんが、筺体内部の構造にも手が加えられ、冷却ファンが1基から2基に増設されています。

あと、筺体サイズは全く変更ありませんが、重量が従来モデルでは1,576 gだったものが1,647 gと地味に増加していて、持ち歩きにはちょっと重すぎかなあ、と感じます。

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2.筺体

Microsoft Surface Book 筺体
Surface Bookはクラムシェル形態が非常に美しいので、うっかり忘れてしまいますが、キーボード分離型の2 in 1です。素材はSurfaceシリーズらしくマグネシウムです。

Microsoft Surface Book タブレット形態
このようにタブレット形態としても利用ができますが、注意したいのはSurface Bookの場合、GPUやバッテリー部分がキーボード側にあるため、キーボードを分離した状態だと機能に制限があります。そのため、フルパワーで使いたい場合は上の画像のようにキーボードを接続した状態で、ということになります。しかし、高精細のディスプレイと筆圧対応のSurfaceペン(同梱されます)を使っての手書き入力って、すごく気持ちがいいんでしょうね!

Microsoft Surface Book ヒンジ
独特なデザインのヒンジ部分も従来とかわりません。これがあるからSurface Bookだ、と思いますね。ちなみに、このデザインを採用した中国製品も登場しようとしていながら、いまだに製品化されていません。これ、きっとコストが高いんだろうなあ、とw

3.価格と発売時期

Microsoft Surface Bookは米国のMicrosoftストアで11月10日の発売予定となっており、現在はプレオーダーを受け付けています。価格は下記のとおりです。

RAM8GB/ストレージ256GB: 2,399ドル(約250,000円)
RAM16GB/ストレージ512GB: 2,799ドル(約293,000円)
RAM16GB/ストレージ1TB: 3,299ドル(約345,000円)

この製品は日本で発売されるのが確実と思われますが、10月27日現在の日本における従来型の価格は

RAM8GB/ストレージ256GB: 273,024円(税込み)
RAM16GB/ストレージ512GB: 345,384円(税込み)
RAM16GB/ストレージ1TB: 410,184円(税込み)

となっていますので、単純比較すると全体的に割安になっている、ということになります。日本で新型が正式発売される際の参考になるかもしれません。Surface Book、欲しい人も多いと思いますが、価格の方もそれなりに覚悟がいるので、私なんぞはどうしても選択肢には入りにくいです。でも、予算があればぜひ購入してみたいですよね!

4.関連リンク

Surface Book with Performance Base:米国Microsoftストア
↓Introducing the new Microsoft Surface Book i7

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コメント

  1. 匿名 より:

    GTX 965Mじゃなくて980Mぐらいなら良かったな~!

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ゲーマーっすか?私のスキルだと965Mどころか940Mでも納得しちゃいます。それはともかく、カスタマイズで上位のGPUを選べるようにできたら最高でしたね。

  2. 匿名 より:

    去年発売された時は、正直「え~、30万円出してUプロセッサーと940Mか~」と思ってました。
    965M搭載で25万円~30万円なら、まだ…まあ…分かるかなと。

    まあ、買えないっすけどね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。最後の一行を読んで仲間だと思いました。

  3. 匿名 より:

    kabylakeはスケジュール的にしょうがないけど
    (ぶっちゃけアーキテクチャ的にskylakeと大差ないし・・・)
    pascalは遅れてでも積んだ方がよかったと思う

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。読者の方のコメントを読んでいて思ったんですけど、「Surface Book GALLERIA」とかの名前でゲーミングラインを作っても楽しそうですね。MSはやらんでしょうけどw

  4. 匿名 より:

    モノは良いのわかってるけどやっぱり手が出ない。昔のちょっと良いPC買うと30万が当たり前の時代から考えるとものづくり大変だろうな。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この価格帯の製品って、高いだけのことはあるんですよね。おそらくみんなそれを理解してるはずなんですけど、やっぱ手が出ないですねー。

  5. 匿名 より:

    もし買うとしても、旧製品の中古が精一杯

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。思わずニヤリと…。なんかこの記事、お金ない人が集まってきますねw 運営者と読者の一体感を感じたりして。