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Lenovo Yoga AIO 32ILL10 - 31.5インチのオールインワンPCにしてCopilot+ PC

Lenovo

Lenovo Yoga AIO 32ILL10レノボがオールインワンPC「Yoga AIO 32ILL10」を発売しました。オールインワンPCはデスクトップPCジャンルの製品なので、ウインタブでは日頃あまり製品紹介記事を掲載することがありませんが、このYoga AIOはスペック面でもデザイン面でもかなり面白い製品です。…「ノートPCでもないのにCopilot+ PC」なんですよね。

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1.概要

スペック表

  Yoga AIO 32ILL10
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core Ultra 7 256V/258V
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB(LPDDR5X-8533, CPUと一体
ストレージ 512GB/1TB SSD
(PCIe-NVMe Gen4 TLC)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 31.5インチIPS (3,840 x 2,160)
ネットワーク Wi-Fi7、Bluetooth
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)
USB 3.2 Gen 2 Type-C
USB 3.2 Gen 2 Type-A x 2
HDMI、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(5MP)顔認証対応
バッテリー なし
サイズ 724.04  x 253.02 x 538.1 mm
重量 8.17 kg

コメント

Yoga AIO 32ILL10は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはHome版とPro版を選べ、CPUはCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)のCore Ultra 7 256V/Core Ultra 7 258Vです。256Vと258Vは基本的に同スペックですが、CPUにパッケージ化されたRAM容量が異なり、256Vは16GB、258Vは32GBです(購入後のRAMの増設や換装はできません)。ストレージは512GBと1TBを選べます。

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Lenovo Yoga AIO 32ILL10ディスプレイは31.5インチのIPS液晶で解像度は4K (3,840 x 2,160)、発色品質も高く「HDR600, 97%DCI-P3」です。クリエイターの利用にも向きますね。ただし、タッチ対応はせず、リフレッシュレートも60Hzと「並」です。

なお、この画像ではほとんど見えませんが、上部ベゼルの中央にWebカメラ(5MP)が搭載され、プライバシーシャッターもついています。またDolby Atmos対応のHarman Kardonスピーカー(ステレオ)とデュアル マイクも搭載されているとのことですが、スピーカー位置についてはよくわかりませんでした。

Lenovo Yoga AIO 32ILL10

背面(斜めから見たところ)

Lenovo Yoga AIO 32ILL10

上から見たところ

筐体は非常に個性的です。スタンド部分が独特の形状になっていて、まるでディスプレイ部分が浮いているように見えますよね。

Lenovo Yoga AIO 32ILL10ポート構成です。ポートはすべてベース(台)に配置されています。USBポートは合計で4つあり、Thunderbolt 4もありますけど「まるでノートPC」という感じです。この製品はバッテリーを内蔵しない、31.5インチサイズのオールインワンPCなので「なぜ有線LANポートがないのか?」と思います。

また、詳細な画像はありませんが、「ワイヤレス、ウルトラスリムキーボード & マウス、グレー – 日本語」が付属します。つまり「PC本体、モニター、キーボード、マウス、Webカメラ、スピーカー」がワンセットになっていますので、周辺機器を買い揃えることなく、実機が手元に届いたらすぐに必要な機能をすべて使えます。このあたりはノートPCと変わらない手軽さだと思います(ただし、設置場所は考えなくちゃいけません)。

2.価格など

Lenovo Yoga AIO 32ILL10はレノボ直販サイトで3月28日に発売され、価格は241,780円からです。この価格はLunar Lake搭載のノートPCよりも少し高めですが、ディスプレイサイズが大きく、必要な周辺機器がすべて付属することを考慮すれば妥当かな、と思います。

ただ、Lunar Lakeの本領は「非常に高いNPU性能を省電力で実現する」というものなので、常時電源接続が必要なオールインワンPCに搭載するのは「どうなの?」という気はします。しかし、選択肢が増えること自体は私達ユーザーにとってはメリットですし、「電源接続をしていても電気代がかからないほうがいいじゃん」という見方もできます。また、ウインタブが最近よくご紹介しているミニPCよりも価格は高いですが、ミニPCの場合でもモニターやキーボード、マウス、スピーカー、Webカメラなどは用意する必要がありますので、これらの周辺機能をすべて内蔵し、目障りで面倒な配線もないオールインワンPCにしてしまう、というのは「全然アリ」かと思います。

3.関連リンク

Lenovo Yoga AIO 32ILL10(31.5型 Intel) | AI搭載の超薄型オールインワンデスクトップPC | レノボ・ ジャパン
Lenovo Yoga AIO 32ILL10 は、インテル® 主導でクリエイターに重点を置いて、各タスクで最高のパフォーマンスを発揮する、31.5型のLenovo Copilot+ デスクトップです。
執筆者:ウインタブ 2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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