こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。LenovoはPCの製品ブランドをいくつか持ってますね。「ThinkPad」とか「IdeaPad」とか…。会社名である「Lenovo」も製品ブランドとして使われています。今回はLenovoの「Lenovo」ブランドから登場したスタンダードノート「Lenovo V310」を紹介します。V310は14インチモデルと15.6インチモデルがありますが、当然仕様の相違点が多いので、15.6インチのほうは別記事を書くことにして、ここでは14インチモデルについて見ていきます。
1.スペック
OS: Windows 10 Home 64ビット(Pro版選択可)
CPU: Intel Celeron 3855U / Core i3-6100U
RAM: 4GB
ストレージ: 500GB HDD
ディスプレイ: 14インチIPS(1,366 x 768)
光学ドライブ: DVDスーパーマルチ
カメラ: インのみWebカメラ
入出力: USB3.0 × 2、USB 2.0、HDMI、D-sub、LAN(RJ45)、オーディオ
ワイヤレス: 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
バッテリー: 約5.8時間
サイズ: 343 x 247 x 22.7 mm / 重量 1.75 kg
この製品はLenovo直販サイト限定モデルなのですが、その割に構成のカスタマイズ余地がほとんどありません。OSはWindows 10 Home とProを選べますし、CPUはCeleronとCore i3を選べますが、これらはベースグレードを選ぶ時点で決まってしまい、カスタマイズはできません。
ストレージにSSDの設定がないとかディスプレイ解像度が1,366 × 768に固定されてしまっていることからもわかりますが、全体的にそんなに高スペックな製品ではありません。どちらかというと安定性が要求されるビジネス仕様かな、と感じます。入出力ポートに有線LANやD-subが備わっているのもビジネス向けですね。
2.筐体
筐体はシンプルなブラックです。でも、ちょっとThinkPadシリーズに似た感じがしませんか?
キーボードの拡大図です。英語配列になっているのですが、日本向けには日本語キーボードになるので、実際の製品画像とは少し異なります。ThnkPadに似ていると思ったのは「ブラックにレッドのアクセント」というところですね。しかし、ThnkPadシリーズのトレードマークであるトラックポイント(赤いデベソ)はないですし、トラックポイント用のクリックボタンもありません。タッチパッドとタッチパッド用のクリックボタンのみです。画像を見る限り、キーピッチなどは余裕がありそうですね。
天板もごくシンプルなブラックです。個人的にはこういうのが好きです。
この製品の優れたポイントのひとつがこれです。ヒンジの開口角度が大きく、水平(180度)まで開口します。先日ThinkPad X1 Carbonの実機レビューをした際にも感じたのですが、クラムシェルノートとはいえ、ここまで大きく開口するのであれば使いみちは広がりそうに思います。
この製品はThinkPad X1 Carbonと同じ14インチサイズですが、ハイエンドなモバイルノートであるX1 Carbonと比較するとスペックは低いですし、重量も重いです。しかし、1.75kgというのは微妙ですね。毎日持ち歩くということならちょっとつらいかもしれませんが、たまに外出先に持っていく、という程度なら十分使えそうなレベルです。
3.価格など
Lenovo V310(14インチ)はLenovo直販サイトの限定販売となっており、価格は下記のとおりです。
Celeronモデル: 54,000円
Core i3モデル: 70,200円
Core i3 Office付属モデル: 91,800円
Core i3 Pro版OSモデル: 78,840円
※OfficeはMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
この製品はビジネス利用が視野に入っていると思われ、筐体品質もよさそうに思われます。そのため、このままでも妥当な価格だと思いますが、「でもLenovoの直販でしょ」ということですね。当然のごとく、近日中にクーポンセール対象になっていくんでしょう。そうなるとここから10%とか15%とかの値引きがあるはずなので、それを視野に入れるとかなりお買い得になると思います。
4.関連リンク
【レノボ・ショッピング限定販売】Lenovo V310 (14型):Lenovo直販サイト