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ThinkPad X1 Tablet レビュー - シリーズで唯一のデタッチャブル2 in 1。でも「しっかりThinkPad」です(実機レビュー:かのあゆ)

ThinkPad X1 Tablet 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。LenovoがThinkPadブランドで販売しているタブレットは「ThinkPad 8」や「ThinkPad 10」などが存在していましたが、2019年現在ではXシリーズのラインナップの一つとして用意されている「ThinkPad X1 Tablet」のみとなってしまいました。ThinkPadならの堅牢な筐体、使いやすいトラックポイント付きキーボードなどを搭載したビジネスに最適なハイエンドWindowsタブレットに仕上がっています。価格は少し高めではあるものの、ThinkPadらしさはしっかり継承しているためビジネスシーンでの利用に最適なタブレットです。

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1.スペック

ThinkPad X1 Tablet スペック
搭載OSはWindows 10 Homeがプリインストールされています。Lenovoの直販サイトでは仮想化環境のHyper-Vやドメイン参加に対応したWindows 10 Proへの変更やMicrosoft Officeを追加することも可能です。

CPUは第8世代Coreシリーズ(コードネーム“Kaby Lake Reflash”)が搭載されており、Core i5-8250U、Core i5-8350U、Core i7-8550U、Core i7-8650Uから選択可能です。「U」がついている製品はモバイル用の低電圧版CPUということで通常電圧版のCoreシリーズと比較するとスペックは落とされていますが、Windowsタブレットとしては非常にスペックが高い製品です。

選択可能な構成としてはCore i7-8650Uが一番最上位となりますが、今回レビューした試用機に搭載されているCore i7-8550Uと比較するとクロック周波数が若干高くなっていて、かつvPro(法人などの組織でPCの一元管理をするのに便利な機能)となっています。個人利用なら体感できる性能差はあまり大きくはないと思われ、かつvProは不要だと思いますので、Core i7-8550Uで十分でしょう。。

RAMは「パフォーマンス」「ビジネス」モデルが8GB、「プレミアム」モデルが16GBという構成です。RAMについては「オンボード(マザーボードに直付けされていて、簡単には造設や換装ができない)」のため、カスタマイズ項目にはなっていないので注意が必要です。

ストレージはSATA接続の128GB、256GBとより高速な転送速度を実現しているPCIe-NVMe接続の256GB、512GB、1TBから選択可能です。転送速度が落ちるSATA接続のSSDにすれば価格をある程度抑えることが可能で、逆に大容量となる1TB(PCIe-MVMe接続)に変更することも可能なので予算に応じてカスタマイズすると良いかもしれません。

ディスプレイは視野角の広いIPSパネルを採用しており、解像度は3,000 x 2,000と非常に高解像度のものを採用しています。

入出力ポートはUSB-C x 2、MicroSDカードスロット、オーディオジャックという構成で、付属しているキーボードドックにはポート類は搭載されていません。USB-Cポートは二つのうち一つは電源ポートも兼ねたものになっており、付属する45W出力のACアダプターを接続して充電します。フルサイズのUSB-Aポートは搭載されていないため、従来のUSB規格のデバイスを接続するには別売のUSB-Cハブが必須となります。

カメラはイン2MP、アウト8MPというスペックで、今回のレビュー機はインカメラにIR(赤外線カメラ)が搭載されていました。IRカメラに関してはNFCオプションと排他選択となっているため、NFCを搭載したモデルではIRなしの2MPカメラのみの構成です。

「Thinキーボード」という名称の外付けキーボードが標準で付属しており、標準構成では日本語配列のキーボードが付属しますが、構成変更で英語配列のキーボードに変更することも可能です。

システム情報
レビュー環境構築前のストレージ空き容量
レビュー機のハードウェア構成です。今回の試用機はLenovo直販ストアで販売されている「プレミアム」モデルと同じ構成です。

構成はサイト上で変更可能で、今回レビューしているプレミアムモデルの場合はCPUをCore i7-8550UからCore i7-8650Uに、内蔵ストレージをより安価なSATA SSD(128/256GB)やさらに大容量のPCIe-NVMe SSD(1TBまで)、NFCオプションの追加など予算や用途に合わせて様々な使用にカスタマイズすることが可能です。

2.筐体

付属品
付属品です。45W出力に対応するACアダプター(USB-C)と眼鏡ケーブル、マニュアル、そしてスタイラスペンが付属しています。

前面
前面です。特にベゼルが狭いというわけでもなくスタンダートなタブレットPCのデザインとなっています。上部にはIRカメラが搭載されています。また画像だと見にくいですが左上には「Lenovo」ロゴがあります。ディスプレイ右側にはWindows Helloに対応した指紋認証センサーが搭載されています。

背面
背面です。左上におなじみ「ThinkPad」ロゴが、右下には「X1」ロゴがついています。背面を見ると非常にThinkPadらしいデザインとなっており、個人的にかなり安心できます。右上にはアウトカメラ(8MP)があります。

左側面
左側面はMicroSDカードスロット、USB-Cポート、セキュリティキーホール、マイクが搭載されています。ThinkPad X1 TabletではLTE対応モデルも存在しており、そちらのモデルではMicoSDカード格納部にnanoSIMカードを挿入して単体で通信することも可能です。Wi-Fiモデルでもスロット自体は搭載されていますが、当然nanoSIMカードを挿入しても機能しません。

USB-CポートはUSB 3.1規格とThunderbolt 3規格に対応しており、左から2番目のポートは電源コネクターも兼ねています。ディスプレイ出力にも対応しているため、USB-Cケーブルで接続するタイプのモニターはそのまま接続可能ですが、従来のHDMI規格のディスプレイを接続するには別途USB-C to HDMI変換ケーブルが必要です。

右側面
右側面は専用スタイラスペンホルダースロット、ボリュームボタン、排気口、LEDランプ、電源ボタンが配置されています。

本体上部
上部にはボタンやポート類は配置されていません。

本体下部
下部には付属しているキーボードを接続するためのPOGOピンが搭載されています。

キーボード
付属しているキーボードです。使用感は後述しますが、2013年以降に発売されているThinkPadの下半分そのままのデザインとなっており、X230以降採用されたアイソレーションキーボードやThinkPadならではともいえる赤いトラックポイントもそのまま搭載されています。

キーボード背面
キーボード背面です。特にロゴなどが配置されていないフラットなデザインになっており、X1 Tablet本体と接続して閉じた際にほかのThinkPadシリーズに近いイメージになるようになっています。

ディスプレイ開口
キーボードに接続した状態で正面から見てみます。ディスプレイベゼルは前述のとおり特に狭いというわけではないベーシックなタブレットですが、キーボードを接続すると非常に「いつもの」ThinkPadらしいデザインになります。

スタンド開閉
ThinkPad X1 TabletはいわゆるSurfaceタイプのコンパーチブル2 in 1ノートになりますが、本体に搭載されているスタンドは段階式ではなく自由に調整できるタイプで、上記画像のようにかなり大きな角度(水平位置近くまで)開口することが可能です。

3.使用感

ディスプレイ

ディスプレイは3,000 x 2,000という高解像度のものが搭載されており、Windows 10のスケーリング設定を100%にすると情報量が増えるものの、かなり文字が細かくなってしまうので工場出荷初期状態のスケーリング設定が一番使いやすいかもしれません。

視野角の広いIPSパネルを採用しており、高解像度のディスプレイを搭載していることもあり表示はかなり美しく満足度の高いディスプレイです。ただ光沢のあるグレアタイプのディスプレイを採用しているので個人的には反射が少し気になる印象でした。

ノングレアタイプのディスプレイへの変更オプションは用意されていないので、気になるのであれば反射を抑えるタイプの液晶保護フィルムを装着するとよいかもしれません。

液晶保護フィルムはPDA工房ですでに製品化済みとなっており、反射低減タイプのフィルムも用意されています。

ThinkPad X1 Tablet フィルム各種 : PDA工房

キーボード

x230以降のThinkPadと同等のキーボード
付属しているキーボードはThinkPad x230以降のモデルで採用されているアイソレーションキーボードをそのまま分離したデザインとなっており、キー配列も近年のThinkPadと同様のものです。

打ちやすさもThinkPadシリーズを継承
十分広くとられたキーピッチや非常にドキュメントを作成していて楽しくなる打鍵感もそのままで、タブレット用として非常に完成度の高いキーボードに仕上がっています。ThinkPadを触ったことがある方であれば違和感なく使うことができると思います。

もちろんThinkPadならではのトラックポイントも健在で、ほかのThinkPad同様トラックポイントキャップは好みに応じて交換が可能です。

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スピーカー

ThinkPad X1 Tabletに内蔵されているスピーカーはステレオ出力です。タブレット製品ということもあり、全体的なボリュームは音量を最大に上げても多少足りない印象ですが、音質としては音割れなどもなく十分動画コンテンツを楽しむことができました。

Dolby設定
またプリインストールされている「Lenovo Vantage」でDolbyサラウンドの設定も可能で、標準状態では状況に応じて自動的に最適なモードを選択する設定になっています。

スタイラスペン

スタイラスペン
スタイラスペンは「ThinkPad Pen Pro」という名称で、4,096筆圧に対応した高性能なものが用意されています。かのあゆ自身そこまで絵心がないのでこのペンの実力をフルで評価できないのが残念ですが、反応速度や書き心地は非常によかったです。

ThinkPad X1 Tabletは高解像度のディスプレイを採用しているので、イラスト用タブレットとして購入するのもよいかもしれません。

ストレージ

今回のレビュー機にはPCIe-NVMe接続のSSD(256GB)が搭載されています。個体によって搭載されているメーカーが異なる可能性がありますが、デバイスマネージャーで確認したところ、Samsung製「PM981」が搭載されていました。

ベンチマークスコアも非常に高速
ベンチマーク結果も圧倒的なスコアを計測しており、OSのブートからアプリの起動に至るまで非常に高速でストレスを覚えることはありませんでした。前述のとおり構成変更でSATA SSDに変更することも可能ですが、大容量データを取り扱うのであれば高速なPCIe-NVMe接続のSSDを搭載したモデルの選択をお勧めします。

その他

Lenovo Vantage ソフトウェア
ThinkPadにはドライバの更新や各種設定を変更できるLenovo Vantageソフトウェアがプリインストールされていますが、ThinkPad X1 Tabletでもしっかり搭載されています。

このユーティリティを使用することでLenovoが配信する各種純正ドライバ、ソフトウェア、BIOSアップデートを一括で受け取ることができるほか、前述のDolbyの設定などを変更可能です。

Lenovo Vantageはメーカー純正アプリとしての完成度が非常に高く、たとえクリーンインストールした状態でも本ユーティリティをWindowsストアでダウンロードするだけで必要なソフトウェアやドライバを一括でインストールできるので非常に便利です。また内蔵バッテリーの状態の確認やバッテリーのリフレッシュも可能です。

4.性能テスト

ドラクエベンチ(標準)

参考:
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 3500U) : 11,792
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 10,020
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 9,723
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 9,643
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 9,058
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 8,909
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 8,923
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 8,727
DELL XPS 13(9380)(Core i7-8565U): 8,676
DELL Inspiron 15 5000 2in1(Core i7-8565U):8,641
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 8,606
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 8,409
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 8,385
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 8,207
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 8,186
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 8,129
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 8,106
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 8,055
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 7,920
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 7,722
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 7,646
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 7,481
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 7,405
富士通 LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U): 7,363
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 7,230
東芝 dynabook VZ72/B(Core i7-7500U): 7,224
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 7,162
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 7,080
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 7,053
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 7,030
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 7,029
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 7,001

ドラクエベンチ(最高画質)

参考:
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 3500U) : 6,797
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 4,925
iiyama Style 17FH054 i7(Core i7-8750H): 4,821
HP ENVY 13 x360(Ryzen 3 2300U): 4,757
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 4,720
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,706
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,605
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,571
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 4,559
DELL XPS 13(9380)(Core i7-8565U): 4,487
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 4,337
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 4,238
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,234
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 4,210
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 4,199
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 4,165
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 4,128
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 4,115
富士通 LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U): 4,003
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 4,003
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 3,958
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,895
NEC LAVIE Direct HZ(Core i7-6500U): 3,787
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U):3,724
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,674
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 3,670
DELL Inspiron 15 5000 2-in-1(Core i7-8565U): 3,647
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,645
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,634

「ドラゴンクエストX ベンチマーク(ドラクエベンチ)」の計測結果です。Core i7-8550U搭載機としては平均的なスコアです。ドラクエクラスの軽量な3DゲームであればFHD設定でもベンチスコアは「普通」となっており十分プレイできそうです。

DDON

参考:
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U) : 5,076
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 4,465
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,385
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,375
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,365
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,247
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8250U): 4,154
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 4,079
DELL XPS 13(9380)(Core i7-8565U): 3,987
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,985
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,951
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,940
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 3,935
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 3,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,890
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,858
富士通 LIFEBOOK WU2/C3(Core i7-8565U): 3,665
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,596
iiyama Style 17FH054 i7(Core i7-8750H): 3,554
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,487
DELL Inspiron 15 5000 2in1(Core i7-8565U):3,359
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,192
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,012
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,010
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,829
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 2,728
HP Spectre 13(Core i5-8265U); 2,705
One Netbook One Mix 2S(Core m3-8100Y):2,575
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 2,264
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 2,197
HP 15-db0000(Ryzen 3 2200U): 2,194
ドスパラ Critea DX-K H3(Core i3-7100U): 2,087

ゲーム本編はオンラインサービス終了がアナウンスされてしまった「ドラゴンズドグマ・オンライン(DDON)」ですが、要求スペックはドラクエよりも高めとなっているためベンチマークソフトとしては今後も参考になるはずです。

こちらもCore i7-8550U搭載機としては平均的なスコアを計測しており、グラフィックと解像度の設定を調整すれば「DDON」クラスのゲームもプレイ可能です。

Core i7搭載とはいえモバイル向けの低電圧版で、オンボードGPUのクロック数なども落とされているので重量級の3Dゲームのプレイには向いていませんが、Windowsストアで公開されているカジュアルなゲームを仕事の合間に息抜きとしてプレイする分には十分なスペックです。

PC Mark

クリックで拡大します

参考:
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 3,766
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,728
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 3500U) : 3,617
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 2,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
One Netbook One Mix 2S(Core m3-8100Y): 2,664
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,606
HP 15-db0000(AMD Ryzen 3 2200U): 2,455
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198

ビデオチャットやWEBブラウジングなど、より一般的なビジネスシーンでの利用を想定したベンチマークソフト「PC Mark」でのベンチマーク結果です。

こちらもCore i7-8550U搭載機としては平均的なスコアを計測しています。

Core i7-8750Hなどのハイパフォーマンスノート向けCore i7と比較するとベンチマークスコア自体は控えめとなっていますが、Microsoft Officeや画像編集ソフトの利用に関しては十分快適にこなせる性能となっており、実際にこれらのソフトをレビュー期間中に使用していましたがストレスを感じることなく快適に作業を行うことができました。

5.まとめ

ThinkPad X1 TabletはLenovo直販サイトにて210,730円(税込)から販売中です。ただし、この価格は週末(土日)のセール価格です。ThinkPadは週末に価格が下がるクーポンが発行されますので、購入される場合は週末をおすすめします。

最低価格のモデルは「Core i5-8250U/RAM 8GB/M2 SATA SSD 256GB」という構成になっており、今回Lenovoからお借りしたモデル(RAM 16GB)は「プレミアム」モデルとして234.058円(税込、週末価格)から販売されており、好みに応じてWindows 10のエディションやストレージの構成などを変更することが可能です。

ThinkPadブランドのタブレットは個人的に所有していたThinkPad 8以来久々に実機に触れましたが、相変わらずThinkPadらしい剛性の高い筐体に非常に快適に文章を作成できる使いやすいキーボードが備わっており、Windows搭載2 in 1コンパーチブルPCとしては高価ではあるものの、ビジネスシーンで使うパートナーとしては非常に安心して使える一台に仕上がっていると感じました。

レビュー期間の間メインPC代わりに持ち出して記事の編集など各種作業を行っていましたが、「いつも通り」のThinkPadで非常に快適に作業をこなすことができました。

価格が最小構成でも20万越えとなってしまうため、気軽に購入というわけにはいかないかもしれませんが、いずれまた機会があればぜひ使ってみたい!と思える、とても印象に残る一台でした。

6.関連リンク(Lenovo)

ThinkPad X1 Tablet (2018モデル)

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コメント

  1. 匿名 より:

    夏バテかな? ❌reflash ⭕refresh ❌造設 ⭕増設

  2. H.H より:

    なんか軽いですね。i5 のU搭載で515gって。
    ただ、アダプターが45Wってのはタブレットとしてちょっと・・・ってなりますけど。
    20万だすならどっかの性能同じな分離型2in1+ThinkPadモバイルキーボードの方が良さげな感じがします。打鍵感もモバイルキーボードの方がいいって評判ですし。