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ONEXPLAYER mini - ひとまわり小さくなった7インチのONEXPLAYER、サイズはミニでもスペックはミニじゃない!

ONEXPLAYER mini
ONE-NETBOOKの正規代理店、テックワンが12月17日にゲーミングUMPC「ONEXPLAYER mini」を発表し、即日予約販売を開始しました。ウインタブでも実機レビューをしたONEXPLAYER(8.4インチ)のコンパクト版ですが、単に小さくなっただけではなく、多くの改善もなされています。Nintendo Switch OLEDやSteam Deckと同じ7インチサイズで、人気が出そうなパッケージングだと思います。

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なお、8.4インチサイズのONEXPLAYERについてはこちらのレビュー記事をご覧ください。
ONEXPLAYERの実機レビュー - これってWindowsタブレットでは…?個性に溢れたゲーミングコンソール風Windows端末!

1.ONEXPLAYER mini スペック

スペック表

  ONEXPLAYER mini
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i7-1195G7
外部GPU なし
RAM(メモリ) 16GB(LPDDR4x 4266MHz)
ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 SSD(PCIE3.0×4)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 7インチ(1,920 × 1,200)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB4 Type-C × 2、USB 3.0、オーディオジャック
カメラ なし
バッテリー 10,455mAh
サイズ 262 × 107 × 20 mm
重量 589 g

バリエーションモデル

・512GB SSD
・1TB SSD
・2TB SSD

コメント

OSはWindows 11 Homeで、CPUにはクロックスピードが従来のCore i7-1165G7よりも高いCore i7-1195G7を搭載、RAM、ストレージとも高速なものを搭載しています。また、ディスプレイはONEXPLAYERの8.4インチ(2,560 × 1,600)からサイズダウンし、7インチ(1,920 × 1,200、アスペクト比16:10)になりました。

ONEXPLAYER mini
こちらが主要なゲームのフレームレート。本来の1,920 × 1,200ではなく、1,280 × 800解像度での測定となりますが、60FPS以上出ているものが多くなっています。

通信ではWi-Fi6に対応し、LTE/5Gの設定はありません。入出力ポートはUSB 4を装備していますので、GPU BOX(eGPU)の接続も可能です。UMPCサイズ、というか携帯ゲーム機サイズのマシンのデスクトップ用のGeForceなんて「ロマン」ですね。

また、バッテリーですが、10,455mAhの大容量で、8時間のローカルビデオ再生と15Wの電力下で2時間の高負荷のゲームプレイが可能とのことです。また、100Wの急速充電に対応していますので、20分で50%まで充電できる、とのことでした。

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ONEXPLAYER mini
サイズ感ですが、ご覧の通り、8.4インチ版のONEXPLAYERよりも一回り小さいです。また、Nintendo Switch OLED(有機ELモデル)と比較してみると

ONEXPLAYER mini:262 × 107 × 20 mm / 589 g
Switch:242 × 102 × 13.9 mm / 420 g
※SwitchはJoy-Con取り付け時のもの

こんな感じです。重量は結構な差になっていますが、テックワンによればONE-NETBOOK社は「この筐体で600 gを切ることを目指し、かなりの努力をした」とのことでした。それと、厚さについては後述しますが、「決して悪いわけでもない」ようです。

2.ONEXPLAYER mini 筐体

ONEXPLAYER mini
外観はキープコンセプトというか、ONEXPLAYERをそのまま小さくしただけのように見えますが、ONE-NETBOOK社はかなりのこだわりを持ってこの製品を開発しています。

ONEXPLAYER mini
冷却ファンは1基となりますが「ダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィン」と、素材も吟味し、高い冷却性能を備えています。28Wで1時間ゲームをした際の実測温度は前面の最低が25.6℃、最高が44.7℃、背面の最低が27.7℃、最高が46.7℃に抑えられているとのことでした。

ONEXPLAYER mini

クリックで拡大します

前面の各部名称です。肌に優しく滑りにくい素材感を出すために、かなりの試行錯誤を繰り返したとのこと、トリガーボタンや他のボタンの耐久性も万全を期しています。

ONEXPLAYER mini

ONEXPLAYER mini
「持ちやすさ」を徹底的に追求したエルゴノミクスデザインが採用されています。

ONEXPLAYER mini
入出力ポートの配置です。高速なUSB4ポートに加え、USB Type-Aポートもしっかり残されています。これでマウス接続もできる、と…。なお、現時点でキーボードは発売されていませんが、近日中にBluetooth接続の専用キーボードの発売を予定しているとのことでした。

ONEXPLAYER mini
ウインタブも発表会に参加させていただきました。発表会にはゲーマーのジンジャーさんがゲストとして出席され、ONEXPLAYER(AMD版)とONEXPLAYER miniを1週間ほど試用した感想をお話ししてくれました。また、会場では「原神」のデモプレイもしてくれました。

ジンジャーさんによれば

・原神のグラフィックはPS4版と比較しても滑らかで美しいと思う
・コントローラーが非常に使いやすく、違和感がない。特にトリガーボタンの押しやすさが素晴らしい
・mini版はグリップに厚みがあるが、この形状によりトリガーボタンに安定感が生まれ、操作性がいい
・外出時には主にminiのほうを使ったが、バッテリー駆動時間は2~3時間であった。これで十分だと思うが、欲を言えばもう少し長く…
・ゲームプレイ中に発熱は気にならない。熱がグリップまで伝わらない
・ゲームプレイ中にイヤホン・ヘッドホンは使っていないが、ファン音は気にならなかった。

とのことでした。あくまで個人の感想ではあり、また私が聞き取れた範囲のコメントではありますが「原神がPS4よりも滑らかで美しく描画される」「グリップの適度な厚みによって操作性が高くなっている」「バッテリー駆動時間は2~3時間」というあたりは傾聴すべきコメントかと思います。

3.ONEXPLAYER mini 価格など

ONEXPLAYER mini
ONEXPLAYER miniはテックワンが運営するONE-NETBOOK日本公式サイトで予約販売がスタートしており、先行予約特典として10%OFFで購入できます。予約価格は下記の通り。

512GB:139,590円
1TB:146,520円
2TB:166,320円
※税込み価格
※配送は2022年1月下旬

また、テックワンよりウインタブ読者向けにクーポンを頂いております(11月に頂いたクーポンがONEXPLAYER miniにも適用されます)。クーポンコード「WLW7RJ06HA」で上記価格から2,000円OFFとなります。また、このクーポンはテックワン扱いのONE-NETBOOKのUMPC本体全品で使えます。ONEXPLAYER miniを含む対象製品はこちらです。

One-Netbook公式ストア 商品一覧:ONE-NETBOOK日本公式サイト

この製品はWindows PCとしても非常に高いスペックになっていますので、さすがにNintendo Switchのような価格にはなっていませんが、従来モデルよりも一回り小さくなって携帯性がより高くなり、多くのオンラインゲームが快適にプレイできます。PCゲーマーにはまた魅力的な製品が出てきましたね!

4.関連リンク

ONEXPLAYER:ONE-NETBOOK日本公式サイト
One-Netbook公式ストア 商品一覧:ONE-NETBOOK日本公式サイト
※クーポンコード「WLW7RJ06HA」で2,000円OFF(12月30日まで)

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