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Jumper EZpad Mini 4S - フルサイズUSBポートを装備する8インチWindows タブレット

Jumper EZpad Mini 4S
中国でも8インチのWindows タブレットは「かなり下火」です。全然新製品が出てきません。また、中華タブの特徴である「WindowsとAndroidのデュアルブート」はとても面白い機能ではあるものの、ただでさえストレージ容量に余裕のない小型タブレットのユーザービリティを下げてしまう(ストレージ不足に陥りやすい)原因ともなります。

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今回紹介する「Jumper EZPad Mini 4S」はシングルブート(Jumperは基本的にデュアルブートをやりません)であることが魅力な上、ディスプレイにもこだわりを見せている最新8インチタブレットです。

1.スペック

Jumper EZpad Mini 4S スペック表
基本スペックは「Atom Z8350、RAM2GB、32GB eMMC」と、ごく普通の8インチタブレットとなります。ただし、OSはAndroidとのデュアルブートではなく、Windowsのみのシングルブートですから、ストレージ容量が足りているとは言わないまでも、使う人を選ぶ、というほどの厳しさはありません。

ディスプレイは8.3インチと、やや大きめのものが採用されています。フルラミネーション(ディスプレイとタッチパネル、そして表面ガラスの間に空気層を含まない)となっており、通常よりも美しい画像が期待できそうです。あとは発色の品質が気になりますが、最近のJumper製品は概してディスプレイ品質がいいので、この点でも期待できるかもしれません。

ディスプレイのほかに、この製品には大きなセールスポイントがあります。充電/給電にも使用するmicroUSBポートのほか、フルサイズ(Type-A)USB 3.0ポートが装備されます。これは同じJumperのEZPad Mini 3にも採用されていたのですが、8インチのWindowsタブレットとしては珍しい構造となります。もちろん大歓迎ですよね?充電しながらUSBデバイスを接続する、というのは8インチユーザーの悲願でもありますし…。

サイズのほうは8.3インチディスプレイということもあって、一般的な8インチタブレットよりはやや大きめです。しかし、重量が公称値で360 gということなので、取り回しに困るということはないでしょう。

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あと、バッテリーの4,500 mAhというのも8インチタブレットとしては大きいほうです。上を見るとTeclast T8の5,400 mAh(ただし、Android)というのもありますし、中華製品のバッテリー公称値は今一つ当てにならないんですけど、数値だけ見ればかなり長持ちしてくれそうです。

最後に、「ちょっとわからない」ところが一つ。この製品、どう考えてもインとアウトに2つカメラがあるように見えるのですが、スペック表だと「インカメラのみ」となります。

2.筐体

Jumper EZpad Mini 4S 筐体
筐体色はメタリックなシルバーです。ただ、前身機はみなプラスティック製の筐体でしたから、この製品もおそらく筐体素材はプラスティックだろうと思います。

あと、背面にカメラのレンズみたいなのがありますよね?しかしスペック表にはアウトカメラがないことになってるし…。ダミーなんですかね?

Jumper EZpad Mini 4S 展開図

クリックで拡大します

展開図です。筐体デザインはどちらかというと平凡なほうですが、これでも前身機よりもずいぶんおしゃれなものになっています。スピーカーはモノラルですね。またボタン類はオーソドックスですが、やはり注目したいのはフルサイズUSBがあること!これだけで購入したくなる人もいるかも?

3.価格など

Jumper EZPad Mini 4Sは中国の通販サイト「geekbuying」に製品ページがあり、まだ「Arrival Notice」というステイタスなので販売は開始されていません。1月24日現在の参考価格は148.99ドル(16,996円)となっていますが、販売が開始されたら若干値下がりするのではないか、と思います。

先日PIPO W2Sの実機レビューをして、「シングルブートの8インチ中華Windowsタブは希少」と書いたのですが、その後、この製品が登場したことを大変うれしく思います。USBポートが1つあるだけで実用性は全然違ってきますしね。これは欲しいなあ…。

4.関連リンク(geekbuying)

Jumper EZpad Mini 4S

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コメント

  1. m.os.ota より:

    8インチタブの新製品がまだ出てくるというのはとても嬉しいことなのですがまだどうしてもメモリとストレージは2G/32Gなんですなあ・・・

  2. 匿名 より:

    新製品というか残ってるパーツ組合せただけのような気がする。

  3. 匿名 より:

    確かに8インチタブレット少ないなあと思いましたが、中国でも下火とは悲しいですね……
    正直、10インチクラスなら国内品でも十分に選択肢がありますから
    64GBなら……と思ったのですが贅沢は言えませんか

  4. 匿名 より:

    追記

    WindowsタブレットってAndroidタブレットに比べ重かったり明らかに世代が遅れてるような製品が多いように感じるのですが
    ソニーが昔作ってた8インチで300gのタブレット、8インチで防水で270gしかなかったそうですし、あんなWindowsタブレットって作れないもんなんですかね

  5. 匿名 より:

    これ2台使っているけど、感想として。
    ディスプレイはLG(たぶん)、SSDはHynix。
    1台は少し気泡入ったりしているけど、そこまで気にならないレベル。音質は良くない。

    でもビジネスユースならかなり使える。特急車内で充電しながらUSBメモリに入っているWord文章を編集したり、PDFを閲覧したり、DVDドライブの画像を吸い出して人に見せたりしている。

    あと購入する店によってなぜか品質が違うのだが…韓国から買ったより中国から買ったほうがずっといい(気泡も入らないし、変な指紋も付いていないし)

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。詳細情報を頂き、参考になります。しかし、韓国より中国から買ったほうがいい、というのはちょっとおもしろいですね。逆かと思った…。

  6. 匿名 より:

    あと追伸。アウトカメラ見たく見えるアレは赤外線だと思う。赤外線通信がデバイスマネージャにもあるし。でも、EthernetやBluetooth全盛の今どきに赤外線なんて使うのか?