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CHUWI Hi10 XR - 10.1インチAtomタブレットの進化版、CPUがパワーアップしました

CHUWI Hi10 XR
中国メーカーのCHUWIが10.1インチWindowsタブレット(2 in 1)の「Hi10 XR」を発売しました。この製品はウインタブでも実機レビューをした「CHUWI Hi10 X」のマイナーチェンジ版と言えるもので、変更点はごくわずかと思われます。しかし、Atomタブレットの正常進化版と言えるこの製品、ウインタブとしてはやはり注目したいです。

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なお、この製品の前身機「CHUWI Hi10 X」に関してはウインタブでも実機レビューをしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
CHUWI Hi10 X(NEW VERSION)レビュー - 10.1インチのWindowsタブレット、CPUをAtomからCeleron N4100にパワーアップして復活!(実機レビュー)

1.概要

  CHUWI Hi10 XR
OS Windows 10 Home
CPU Intel  Celeron N4120
外部GPU なし
RAM 6GB
ストレージ 128GB eMMC
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.1インチIPS (1,920 x 1,200)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB 2.0 Type-C、USB 3.0、microHDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック
(キーボード側にUSB 2.0 × 1)
カメラ イン2MP/アウト5MP
バッテリー 24.05Wh (7.4V/3250mAh)
サイズ 261.8 × 167.3 × 8.8 mm
重量 600 g

前身機CHUWI Hi10 Xとの変更点はCPUのみと思われます(このスペック表以外の構成が変更されている可能性はあります)。Hi10 XのCPUがGemini LakeのCeleron N4100だったのに対し、Hi10 XRではGemini Lake RefreshのCeleron N4120になっています。みなさんおおよそ見当がついていると思いますが、両者の性能差は非常に小さく、10月25日現在のPassmark公表値では、N4100が2,453、N4,120が2,480となっています。まあ、使っていて体感できるような差でもないでしょうね。

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それ以外のスペックはHi10 Xと変わりません。RAMは6GB、ストレージは128GB eMMCです。また、ディスプレイは10.1インチとCeleron機としてはかなりコンパクトで、往年のAtomタブレットと同じですね。解像度もWUXGA(1,920 × 1,200)と十分、タブレット製品なのでもちろんタッチ対応しますし、4,096段階の筆圧に対応するペン入力も可能です。

CHUWI Hi10 X レビュー
筐体デザインやサイズは前身機のHi10 Xと全く同じで、製品画像を確認しても相違点が見つけられませんでした。おそらく同一筐体だと思います。

2.価格など

CHUWI Hi10 XRは10月26日に発売され、CHUWI公式ストアで販売中です。10月27日現在、50ドルOFFクーポン「HI10XR」が使用可能(11月2日まで)で、さらにスタイラスペンのHi Pen H6が無償でHi Pen H7にアップグレードされます。クーポン適用後の価格はタブレット単体が229ドル(約24,100円)、タブレット+ペンが249ドル(約26,200円)、タブレット+キーボードが249ドル(約26,200円)、タブレット+キーボード+ペンが269ドル(約28,300円)です。

ちなみに、従来モデルのHi10 XはCHUWI公式ストアでは取り扱いがなく、Banggoodでも在庫がありません。10月27日現在、Banggoodで表示されている価格(実際には購入できません)は、タブレット+キーボード+ペンで269.99ドル(28,820円)なので、Hi10 XRのCHUWI公式ストアでのクーポン価格は悪くないと思います。

正直なところ、すでにHi10 Xを購入した人がさらにHi10 XRを購入する必要はないでしょうね。一方で、10.1インチで使えるスペックのWindowsタブレット(2 in 1)を探している人にはビッグニュースと言えるでしょう。また、Hi10 Xは初期モデルではスタイラスペンの筆圧が1,024段階でしたが、後期モデルでは4,096段階(CHUWI HiPen H6を使用)対応となっていて、通販サイトなどで購入できる製品が「どっち」なのか今ひとつはっきりしなかったのですが、Hi10 XRであればすべて4,096段階対応になっているはずなので、その点も安心できます。

どこかのメーカーが新製品を発売すると、すかさずライバルメーカーが追随する、というのが中華PC・タブレットの「あるある」ですが、Hi10 X(XR)に関しては競合製品がなかなか出てきませんね。なので、迷うこともないかも!?

3.関連リンク

Hi10 XR:CHUWI公式ストア

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コメント

  1. 匿名 より:

    クーポン込みでも5000円位値上がりしてるしHi10X単体が2万円ポッキリで買えたことを考えると値段落ち着くの待ち

  2. ボイド より:

    重量が522gから600gに増えた分バッテリー容量が増えた見たい?
    もっとも以前のバージョンでも600gに近いものが在ったようですが。

    ターボクロックが2.4㎓から2.6㎓に上がったけどTDPが6Wままだから、連続的に高負荷を掛けるベンチマークテストでは1.6㎓程度に制限されてしまいますね。
    同じN4100でもLap Book Proは何故かベンチ1回ぐらいは2.3Ghzで連続動作する不思議ちゃんですけど。ww