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HP ProBook 430 G5 - 13.3インチでLTE対応のモバイルノート、これぞビジネスマシン!

HP ProBook 430 G5
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はHPの法人向けの最新モバイルノート「ProBook 430 G5」を紹介します。HPの直販サイトは個人顧客も普通に法人向け製品を購入できますので、特に法人向けだから、ということを気にする必要はありません。唯一購入時に「PCリサイクルラベル」を貼ってもらうようにするだけです(HPの場合は追加料金なしで、注文画面からラベル貼付を指定できます)。

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ビジネスマンが持ち歩くPCとして非常に優れたパッケージングになっていますが、個人向けのSpectreとかEnvyとはちょっと雰囲気が異なります。

1.スペック

HP ProBook 430 G5 スペック表
あれ?結構高価な製品なんですけど、思ったよりスペックが高くない…。OSはPro版ですが、CPUはCore i3ですしRAMも4GB、ストレージはSSDではなくHDDです。そして、この製品は注文時に構成のカスタマイズができない(11月22日現在の製品ページ情報)ようなので、Core i7にするとかRAMを8GBにするとかSSDに換装するとかはできません。ただ、スペック表にはRAMが最大32GBという記載がありましたので、DIYでRAM、そしておそらくストレージは換装できるのではないか、と思います。

それと、ディスプレイはFHD解像度ではなく、HD解像度(1,366 × 768)にとどまります。ここまで見ると、「決して安くはないパソコンなのに…」と思っちゃいますよね?

しかし、この製品はLTEモジュールを搭載し、ドコモ、ソフトバンク、au、そしてそれらの回線を使用するMVNOのSIM(MicroSIM)に対応します。それと、入出力ポートが非常に充実しており、D-subや有線LANポートも装備されます。

また、ミルスペック(米軍調達基準、MIL-STD 810G)をクリアし、バッテリーは「約1000回の充放電サイクルを設計寿命とする高耐久性」のものを搭載します。つまり、処理速度よりも堅牢性のほうに重点を置いているということです。

サイズのほうですが、同じビジネスマシンのThinkPad 13、そしてHPの個人向けプレミアムノートであるSpectre 13と比較してみましょう。いずれもディスプレイサイズは13.3インチです。

ProBook 430 G5: 326 × 234 × 19.8 mm / 1.49 kg
ThinkPad 13: 322.4 x 222.8 x 19.8 mm / 1.44 kg
Spectre 13: 308 x 225 x 10.4-12.5 mm / 1.11 kg

まあね、Spectreと比較するのはちょっとかわいそうです。でもThinkPad 13よりもさらに大きいですね。ProBookは13.3インチとしては大きめということが言えます。

2.筐体

HP ProBook 430 G5 正面
サイズが大きめ、ということもあり、ベゼル幅は太めです。ただし、この製品はLTEモデルなのでベゼル面にアンテナ機能などがついているのかもしれません。

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HP ProBook 430 G5 背面
天板です。HPのロゴはプレミアム用のものではなく、一般的なロゴマークが使われています。筐体素材は不明ですが、キーボード面はアルミ製と明記されていました。

また、この製品のキーボード画像が入手できなかったのですが、この画像でチラ見できます。どうやらEnterキーの右に一列あるタイプのようです。また、キーボードは防滴機能つき、キーピッチ18.7 × 18.7 mm、キーストローク1.5-1.7 mmで、日本向けにはJIS標準準拠の配列となります。キーボードの出来に定評のあるThinkPadと打ち比べてみたいですね。

HP ProBook 430 G5 ポート

クリックで拡大します

入出力ポートです。ご覧のようにビジネスに必要なものが一通り揃っています。また、この画像を見ると筐体はそこそこ厚みがありますね。あと、SIMスロットが見えません。

おそらく、底面に開口部があるのではないでしょうか?ビジネスマシンということで、RAMやストレージの増設、換装が比較的容易にできる構造だろうと思います。

3.価格など

HP ProBook 430 G5は12月下旬の発売となっており、HP直販サイトでの価格は税込み162,000円ですが、発売記念キャンペーンモデル(500台限定)もあり、こちらは税込み99,900円です。この製品は単一スペックのはずですが、キャンペーンモデルがずいぶんと割安ですよね。LTEモジュールがないのかな、と思いましたけど、その場合は「LTEモジュールなし」あるいは「〇〇モデルのみLTE対応」みたいな断りが入るはずです。しかし、製品ページのどこを見てもそのような断りがないので、おそらくキャンペーンモデルは「単に安いだけ」だと思います。実際、法人モデルって大量導入したりすると定価なんてあってないようなものでしょうし、キャンペーンモデルが個人をもターゲットにしている、と考えればこの価格設定もわかるような気がします。

しかしこの製品、クロウト受けしそうですよね。実際、個人利用ならSpectre 13とかSpectre x360とかでも16万円で買えますし、スペックもデザインも格段に上ですけど、ProBookにはProBookの魅力があるといいますか、「なんか使ってみたい」って気にさせられます。

4.関連リンク(HP)

HP ProBook 430 G5 Notebook PC 製品詳細
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コメント

  1. 日本語入力 より:

    定価16万でこれはちょっと…ねぇ。富士通の例の26万PCが頭に浮かんでしまった

  2. 匿名 より:

    企業向けは本当に進歩しないよね。新しいPC欲しくて調べてもFHDなんて絶対買えないもん。