
OMEN 35L VALORANT Limited Edition
HPがゲーミングデスクトップPC「OMEN 35L」に「VALORANT Limited Edition (限定モデル)」と「OMEN 35L Stealth Edition」を発表しました。…すみません、この製品は東京ゲームショウにあわせて発表されていたのですが、記事の掲載が遅れてしまいました。
PCゲームをされる人ならこの製品のコラボ対象になっているゲーム「VALORANT」についてはご存知のことと思いますが、一応概要を書きます。
「VALORANT(ヴァロラント)」はオンライン対戦型FPSで、Riot Gamesが開発・運営する基本プレイ無料のゲームです。リリースは2020年、月間アクティブユーザーは2,000万人を超えるとも言われ、「VALORANT Champions Tour(VCT)」というeスポーツ大会も開催されています。日本でもプロリーグが組織されており、Apex LegendsやCS2と並ぶトップクラスの人気FPSとなっています。
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目次
1. OMEN 35L Stealth Edition
スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core i7-14700F AMD Ryzen 7 7800X3D AMD Ryzen 7 9800X3D |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti NVIDIA GeForce RTX 5080 |
RAM | Intel:32GB (DDR5-4400MT/s) AMD:32GB/64GB (DDR5-5200MT/s) ※4スロット (DIMM)、最大128GB |
ストレージ | 2TB SSD (PCIe Gen4 NVMe M.2) |
ディスプレイ | なし |
無線通信 | IEEE 802.11be (Wi-Fi 7)、 Bluetooth5.4 |
ポート類 | AMD: USB Type-C (10Gbps)×3 (うち1ポートはDP対応) USB Type-A (5Gbps)×4 USB 2.0 Type-A ×4 HDMI2.1b、DisplayPort2.1b×3 オーディオジャック、LAN (RJ45) ライン出力、ライン入力、マイク入力 Intel: USB Type-C (10Gbps)、USB Type-C (5Gbps)×2 USB Type-A (10Gbps)×2、USB Type-A (5Gbps)×2 USB 2.0 Type-A ×4 HDMI2.1b、DisplayPort2.1a×3 オーディオジャック、LAN (RJ45) ライン出力、ライン入力、マイク入力 |
カメラ | なし |
電源 | 850W ATX3.1準拠、80PLUS Gold 1000W ATX3.1準拠、80PLUS Gold |
サイズ | 縦置き:210×408×410 mm |
重量 | 約 14.5 kg |
拡張スロット | PCI Express Gen5 x16 × 1スロット (空0) PCI Express Gen4 x4 × 1スロット (空1)、 M.2 × 3スロット (空1) |
ドライブベイ | — |
バリエーションモデル
モノリス:Core i7-14700F/RTX 5070/32GB/2TB
オニキスプラス:Ryzen 7 7800X3D/RTX 5070/32GB/2TB
モノリスプラス:Core i7-14700F/RTX 5070 Ti/32GB/2TB
オブシディアン:Ryzen 7 9800X3D/RTX 5070 Ti/32GB/2TB
オブシディアンプラス:Ryzen 7 9800X3D/RTX 5080/64GB/2TB
特徴
まず、搭載CPUのPassmarkスコアを見てみましょう。すべて高いスコアではあるのですが、「RyzenのX3Dって、めちゃめちゃ高性能」だと思っていたので、その割には…と感じました。
調べてみたところ、X3Dは、
・3D V-Cache(巨大L3)でメモリアクセスを減らし、キャッシュヒット率を上げる設計。
・その代償として動作クロック/電圧が抑え気味→ 総合ベンチ(マルチ)では伸びにくい。
・しかしキャッシュ依存の強いタイトル/シーンではフレームタイムが安定し、平均/下限fpsが上がるため、実ゲームでX3Dが勝つケースが多い。
とのことでした。
OMEN 35L Stealth EditionはGPU、水冷クーラー、電源ユニットなどを現行のOMEN 35Lと共通の仕様ながら、ゲーミングPCにありがちな「カラフルなライティング」を廃したデザインになっているのが特徴です。HPでは「ゲームプレイにフォーカスしたいプレイヤーや、優れた制作物を生み出すことに集中したいクリエイターに最適」としています。
2. OMEN 35L VALORANT Limited Edition
スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-14700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 |
RAM | 32GB (DDR5-4400MT/s、最大128GB) ※4スロット (DIMM) |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe Gen4 NVMe M.2) |
ディスプレイ | なし |
無線通信 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E)、 Bluetooth5.3 |
ポート類 | USB Type-C (10Gbps)、USB Type-C (5Gbps)×2 USB Type-A (10Gbps)×2、USB Type-A (5Gbps)×2 USB 2.0 Type-A ×4 HDMI2.1b、DisplayPort2.1a×3 オーディオジャック、LAN (RJ45) ライン出力、ライン入力、マイク入力 |
カメラ | なし |
電源 | 850W ATX3.1準拠、80PLUS Gold |
サイズ | 縦置き:210×408×410 mm |
重量 | 約 14.5 kg |
拡張スロット | PCI Express Gen5 x16 × 1スロット (空0)、 PCI Express Gen4 x4 × 1スロット (空1)、 M.2 × 3スロット (空1) |
ドライブベイ | 3.5インチ/2.5インチ兼用 ×1 (空1) |
特徴
OMEN 35L VALORANT Limited Editionは、その名の通りVALORANTとのコラボモデルにして限定モデルです。スペックは抑えめですね。GPUはOMEN 35Lシリーズで唯一RTX 5060です。また、価格も35Lシリーズとしては最も低価格です。

左:前面、中:側面、右:背面
上でご紹介したStealth Editionとは異なり、ゲーミングPCらしさ全開のデザインで、随所にVALORANTのロゴも配されます。

左:内部のVALORANTロゴ、右:ガンバディ
筐体内部にもVALORANTロゴがあり、マグネット式のガンバディ (Gun Buddy、ゲーム内で武器に取り付ける飾りを実物化したもの)も付属します。私はVALORANTをプレイしたことがないのですが、たぶんVALORANTプレイヤーならガンバディが付属するのはすごくうれしいんじゃないかと思います。

左:側面のロゴ、右:フロントファンとリアファンのハブに「スパイク」
側面にも大きなロゴが入っており、ファンのハブ(中央部分)にはスパイク (Spike、VALORANTのゲーム内で使用する設置型の爆弾)があしらわれます。
私のようにVALORANTをプレイしたことのない人には「は?」という感じですが、VALORANTプレイヤーなら飛びつきたくなるようなギミックかと思います。
3. 価格など
OMEN 35L VALORANT Limited Edition / Stealth EditionはHP公式オンラインストアで販売中で、10月15日現在の価格はVALORANT Limited Editionが249,800円、Stealth Editionが353,100円から、となっています (別途送料3,300円がかかります)が、ウインタブ読者クーポンを使うと7%OFFとなり、VALORANT Limited Editionが送料込みで232,800円、Stealth Editionが送料込みで328,614円から購入できます。
4. 関連リンク
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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