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富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)- ディスプレイサイズが大きくなった超軽量モバイルノート、最小重量は689 g!

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
富士通の世界最軽量モバイルノート「LIFEBOOK UHシリーズ」が新しくなりました!ディスプレイサイズが従来モデルの13.3インチから14インチに大型化しつつ、筐体重量は最小689 gと、600 g台をキープしています(従来モデルは最小重量634 g)。また、CPUの世代も最新の第13世代となりました。

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UHシリーズにはカタログモデルの「UH-X/H1、UH90/H1」と富士通WEB MARTで販売されるカスタムメイドモデルの「WU-X/H1、WU2/H1、WU4/H1」がありますが、この記事では注文時にシステム構成を変更できるカスタムメイドモデルに絞ってご紹介します。

1.LIFEBOOK UH スペック

スペック表

  LIFEBOOK WU-X/H1、WU2/H1、WU4/H1
OS Windows 11 Home / Pro
CPU  Intel Core i3-1315U/Core i5-1335U
Core i7-1355U/Core i5-1340P/Core i7-1360P
 RAM 4GB/8GB/16GB/32GB 
外部GPU なし
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD (PCIe)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチ(1,920 × 1,200)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 、(LTE/5G)
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI、LAN(RJ-45)、SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(207万画素)顔認証対応可
バッテリー 25Wh / 64Wh
最大約11-29.5時間
サイズ 308.8 × 209 × 15.8-17.3 mm
重量 最小約 689 g(カスタマイズにより変動)

バリエーションモデル

・WU-X/H1(最軽量モデル)
・WU2/H1(軽量モデル、5Gモデル)
・WU4/H1(FMV Zero)

コメント

スペック表を見ていただくと、非常に多くのCPU型番が掲載されていますが、バリエーションモデルによって選択可能なCPUが異なります。

・WU-X/H1(最軽量モデル):Core i5-1335U/Core i7-1355U
・WU2/H1(軽量モデル):Core i3-1315U/Core i5-1335U/Core i7-1355U
・WU2/H1(5Gモデル):Core i5-1340P/Core i7-1360P
・WU4/H1(FMV Zero):Core i5-1340P/Core i7-1360P

このように、5GモデルとFMV Zeroのみ第13世代のP型番が搭載され、他はU型番です。また、Core i3は軽量モデルのみに設定されます(ちなみにカタログモデルはCore i3/i5の設定はありません)。第13世代Core、ウインタブではまだ実機に触れたことがありませんが、どのくらいの性能アップを果たしているのか気になるところです。

RAMは軽量モデルのみ4GBを選択可能、あとは全て8GB以上となります(5Gモデルは16GB以上)。せっかくの第13世代Core搭載ノートですから、RAMは16GB以上を選びたいところです。SSDは全モデルとも256GBから最大2TBまでを選択できます。

それと、バッテリーですが、もともとUHシリーズは2種類のバッテリー容量を選べました(カスタムメイドモデルのみ)が、このニューモデルでは「最軽量モデルは25Whのみ、軽量モデルは25Wh/64Whを選択可、5GモデルとFMV Zeroは64Whのみ」となります。これは筐体重量にも大きく影響し、64Whバッテリーを搭載するモデルの筐体重量は600 g台ではなく、800 g台後半です(5Gモデルは928 g、FMV Zeroは888 g)。

なお、バッテリー駆動時間は25Whバッテリーの場合は約11時間、64Whバッテリーの場合は約28~29.5時間と開示されています。

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2.LIFEBOOK UH 筐体

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
ニューモデルになってディスプレイの仕様が変更されました。従来モデルが13.3インチ(1,920 × 1,080)であったのに対し、ニューモデルでは14インチ(1,920 × 1,200)となっています。つまり、アスペクト比(画面の縦横比)が16:9から16:10に変更され、表示領域が大きくなりました。

また、このディスプレイはノングレア(非光沢)タイプで「高輝度・高色純度・広視野角」と開示されており、発色品質にもかなり期待できそうです。

ディスプレイの変更に伴い、筐体サイズも変わりました。

ニューモデル:308.8 × 209 × 15.8-17.3 mm
従来モデル:307 × 197 × 15.5mm

タテ・ヨコ・厚さとも若干大きくなってしまいましたが、なにせ超軽量な製品なので、ほとんど気にならないんじゃないか、と思います。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
天板です。隅にロゴマークがあるだけのシンプルなデザイン。天板にはカーボン素材を、キーボード面・底面にはマグネシウムリチウムを採用し、600 g台の軽さを実現しています。そして、軽いだけでなく、MIL規格(MIL-STD-810H)レベルの堅牢性試験をクリアしています。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
筐体色は「ピクトブラック」のほか「フロストグレー(新色)」と「シルバーホワイト」が設定されますが、最軽量モデル、5Gモデル、FMV Zeroはピクトブラックのみとなります。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
キーボードです。「キーピッチ約19mm/キーストローク約1.5mm/86キー、JIS配列準拠」と開示されており、「かなあり」と「かななし」を選択できます。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
私も含め、ウインタブ読者が「めっちゃ欲しい」と感じるであろうFMV Zeroのみキーボードのデザインが異なります。キー印字がキートップとほぼ同色で目立たず、かな表記もない専用デザインのキーボード。「見にくい」とか言うのはヤボでしょう。

富士通 LIFEBOOK UHシリーズ(2023)
側面と入出力ポートの配置です。1グラム軽くするのにも多大な労力を払いつつ、有線LANポートをはじめ、ポートを一切端折らないのが富士通のすごいところだと思います。ポート構成については同クラスの他社製品よりも充実していますよね。なお、この画像は5Gモデルのもので、他のモデルにはSIMスロットは装備されません。

3.LIFEBOOK UH 筐体

富士通LIFEBOOK UHシリーズ(カスタムメイドモデル)は富士通WEB MARTで順次受注がスタートしており、注目のFMV Zeroの価格は税込み192,460円から、となっています。なお、この記事執筆時点で従来モデルとニューモデルが併売されており、ちょっと間違いやすくなっていますので、注文される際は「2023年1月モデル」と記載されていることを確認するか、「CPUの型番」に注意してください(第13世代CPUであればニューモデルです)。

4.関連リンク

LIFEBOOK UHシリーズ:富士通
LIFEBOOK UHシリーズicon:富士通WEB MART

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コメント

  1. 前川 俊行 より:

    この最軽量の14インチの重さの表現『最小約 689 g(カスタマイズにより変動)』ですが、
    最大の重さも、記載してください。 このままの表現だと、カスタマイズしたものが、2Kg以上でも我々ユーザーは文句を言えません。
    できれば、カスタマイズを選択した時に、その個々の重さも表示されるようにしてほしいです。

    • wintab より:

      最大の重さについてはメーカーから開示がない以上は記載が難しいです。でも2キロには絶対にならないと思いますよ。