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dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)- ワコムペンが付属し、重さ1キロを切る2-in-1 PC、CPUが新しくなりました

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dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)Dynabookが2-in-1 PC「dynabook Vシリーズ」を発表しました。既存モデルのマイナーチェンジ版と言え、CPUが新しくなっています。「13.3インチのコンバーチブル2-in-1で重さ1キロ切り」というパッケージングで、ビジネスモバイルノートとして、また高品質なペン入力機能を活かしたクリエイターPCとして、とても魅力的な製品です。

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1.概要

スペック表

  dynabook V6/Y、V8/Y
OS Windows 11 Home
CPU V6/Y:Intel Core Ultra 5 125U
V8/Y:Intel Core Ultra 7 155U
外部GPU なし
RAM 16GB(LPDDR5X-6400)
ストレージ V6/Y:256GB SSD(PCIe 4.0)
V8/Y:512GB SSD(PCIe 4.0)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチIGZO(1,920 x 1,080)タッチ
ネットワーク Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2
USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI
オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ イン2MP(顔認証対応)/アウト8MP
バッテリー 約10.0時間(動画再生時)
サイズ 303.9 × 197.4 × 17.9 mm
重量 979 g

※アクティブ静電ペン付属
※Microsoft Office Home & Business 2021、Microsoft 365 Basic付属

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バリエーションモデル

・V6/Y:Core Ultra 5/16GB/256GB
・V8/Y:Core Ultra 7/16GB/512GB

コメント

VシリーズにはWeb直販モデル(VZシリーズ)もありますが、、この記事執筆時点でVZシリーズのほうは新しくなっていません(すぐにニューモデルが出ると思います)。そのため、ここでは店頭モデルのV6/YとV8/Yについてご説明します。

OSはHome版のみ、CPUはCore Ultraシリーズ1(Meteor Lake)のCore Ultra 5 125U/Core Ultra 7 155Uです。AI処理チップNPUを内蔵する型番ですが、Copilot+ PCの要件は満たしません。RAMは全モデル16GB、SSDはCore Ultra 7モデル(V8/Y)が512GB、Core Ultra 5モデル(V6/Y)が256GBです。

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)ディスプレイは13.3インチで解像度は1,920 × 1,080(アスペクト比16:9)です。いわゆる「FHD」で最近の主流とも言える1,920 × 1,200(WUXGA、アスペクト比16:10)ではありません。IGZOパネルが使われており、発色品質は非常に高いです。

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)また、Vシリーズは「Wacom製アクティブ静電ペン」が付属します。4,096段階の筆圧に対応し…、というかワコム方式なので、描き味は間違いないでしょう。もともとDynabook製品のペン入力品質は評価が高いですし、クリエイターの利用にも向くと思います。

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)筐体色は「ダークブルー」です。筐体素材はマグネシウム合金で、MIL規格(MIL-STG-810G)の耐久性能と1キロを切る軽さを実現しています。

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)コンバーチブル2-in-1筐体なので、タブレットモードやスタンドモード、テントモードにして使うこともできます。このタイプの筐体はクラムシェルノート(普通のノートPCの形状)よりも重くなりがちですが、1キロを切っているのなら「ペンも使わないし、テントモードが便利なのかどうかわからないけれど、とりあえず2-in-1にしておく」という考え方でもいいかもしれません。

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)側面と入出力ポートの構成です。2-in-1筐体なので電源ボタンは側面にあります。USB Type-CポートはどちらもThunderbolt 4と高規格です。

2.価格など

dynabook Vシリーズ(V6/Y、V8/Y)は5月16日から順次発売予定で、店頭予想価格はCore Ultra 5モデル(V6/Y)が24万円台後半、Core Ultra 7モデル(V8/Y)が27万円前後、と発表されています。なお、この価格にはワコム製のペンとOfficeソフトを含みます。

家電量販店の店頭で実機に触れてから買うのもいいと思いますが、近日中にWebオリジナルモデル(VZシリーズ)も新しくなると思いますので、「Officeはいらない」「OSをPro版にしたい」などの場合はVZシリーズの発売を待ってもいいかもしれません。

3.関連リンク

dynabook V:Dynabook公式サイト 製品ページ

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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