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ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E / GCR2060RGF-E - CPUが第9世代になったGeForce RTXシリーズ搭載の15.6インチゲーミングノート(ゆないと)

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
ドスパラのGALLERIA(ガレリア)ブランドの薄型ゲーミングノート、「GF-E」シリーズの最新モデルが発売されました。ウインタブでは何度も紹介しているGF-Eシリーズですが、第9世代のCPUを搭載してのリニューアルとなります。現在の構成にパワーアップを果たし、とても魅力的に仕上がっていますのでご紹介します。なお、直近の実機レビューについてはこちらをご覧ください。
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E レビュー - 落ち着いた質感の高い筐体とRTX2070搭載の高性能をあわせ持つゲーミングノート、これは欲しい!と思いました(実機レビュー:かのあゆ)

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1.スペック

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
OSの標準はHomeですが、構成のカスタマイズによりPro版が選択できます。CPUは2019年4月に発売された第9世代(開発コード:Coffe Lake Refresh)の「Core i7-9750H」です。末尾HのCPUは、主にゲーミング・クリエイティブ用途のモバイル端末に搭載されるシリーズです。第8世代のものとの違いはクロック数やキャッシュメモリなどが増えていることで、Refreshというだけあって、パフォーマンスの大幅な向上はなさそうですが今後のゲーミングノートでも採用が増えることでしょう。

GPUには最新のNVIDIA GeForceシリーズ「RTX2070Max-Q/RTX2060」が搭載されています。というかGPUの型番がモデルの型番に反映されていますので、厳密には搭載GPUごとに独立したモデル、ということになります。「RTX20**」シリーズのラインナップには、2080Ti、2080、2070、2060とあるのですが、2070はGeForceシリーズの中では上位クラスの位置づけとなります。また2070には複数のモデルが存在します。デスクトップPC向け、ノートPC向け、そしてこの製品にも搭載されているノートPC向け「2070 Max-Q」です。Max-Qデザインを採用する2070は性能は抑え気味になりますが、薄型ノート向けに発熱や消費電力が少ない設計になっています。なお、RTX2060についてはMax-Qデザインではありません。

それにしても、レイトレーシングには膨大な計算が必要ですが、それをリアルタイムで実現できるようになったというのはとてもすごいことで、それがノートPCにまで搭載できるようになったというのは1ゲーマーとしてとても良い時代になったなと感じます。

なお、GPUのVRAMについて製品ページには記載がありませんでしたが、RTX2060が6GB、RTX2070 Max-Qが8GBと思われます。

RAMは標準で16GBで、カスタマイズにより8GB/32GBに変更できます。ストレージは512GB SSDですが、512GBまたは1TBのHDDを追加可能です。光学ドライブはついていませんので、必要であれば別途用意することになります。

ディスプレイは15.6インチ、1920×1080のFullHD解像度のディスプレイを搭載しています。また、この製品のディスプレイはリフレッシュレートが「144Hz」です。(ゲーム側がリフレッシュレートの制限をしていない限り)非常に滑らかな描写が可能になる144Hzのリフレッシュレートは大変魅力的ですし、FPS、格ゲーなど瞬時の判断が必要なプレイヤーには非常に重要な要素です。PC側の性能も求められますが、GPUも高性能なものが搭載されているので、有利な環境でプレイが捗りそうです。

入出力ポートは、モニター用に使えるmini Display PortやHDMI、コントローラー用に使えるUSB3.1など必要十分な構成です。その他SDカードリーダー、マイクとヘッドフォンの端子が用意されています。

また、バッテリー駆動時間は3.8時間と短いですが、ゲームをするのにバッテリー稼働で、ということは非常に少ないと、特に気にする必要はなさそうです。ただし、この製品はサイズ、デザインとも非ゲーミングマシンとして使うこともできます。

筐体サイズと重量ですが、スペック表を確認する限り、前モデル「GALLERIA GCF2070GF-E / GCF2060GF-E」とかわりませんので、同一筐体であると思います。製品ページの画像も同一に見えます。キーボードや入出力ポート、ボタン配置にも変更は無いようです。

2.筐体

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
前面です。ディスプレイは3辺のベゼル幅が非常に細くなっています。下部ベゼルには特にロゴなどは無いようで、スッキリしています。ディスプレイは非光沢となっているので、光の反射やものの映り込みを気にしないで画面に没頭できます。

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ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
キーボードには「GF-Eシリーズではおなじみの」光学式スイッチが採用され、RGBのLEDをバックライトとして搭載しています。光学式の利点としてメカニカルに似た打鍵感や高耐久性が挙げられますが、ウインタブの過去の実機レビューに基づくと、この製品の場合、青軸のメカニカルのような打鍵感になっています。

LEDはプリインストールされている設定アプリでお好きなカラーに変更出来ますが、気になる場合はOFFにすることも出来ます。それらに加え個人的に嬉しいのが、W,A,S,Dと↑↓→←の移動操作に使うキーに印が入っていることです。視覚的にわかりやすくて好みです。

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
天板はロゴ等はなくシンプルです。また、ブラッシュ仕上げのような模様が入っておりとてもスタイリッシュです。ゲーミングノートには頑強さが前に出るデザインが多いですが、この製品は他社のフラッグシップモデルのようなお洒落な高級感がありますね。

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
入出力ポートです。通常のノートPCと違い、後部に着脱頻度の小さい(常に接続しているか、あるいはほとんど使わないか)ポート類が集まっているのは良いですね。ケーブルが広がらずプレイに集中できます。また排気口は後部と左右側面にあります。外部GPUを搭載しているので熱対策は重要です。

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E/GCR2060RGF-E
この製品ではヒートシンクと2機の冷却ファンが搭載されています。

なお、筐体に関しては、ウインタブの過去の「GF-Eシリーズ」の実機レビューをご参照いただければ、よりわかりやすいと思います。
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E レビュー - 落ち着いた質感の高い筐体とRTX2070搭載の高性能をあわせ持つゲーミングノート、これは欲しい!と思いました(実機レビュー:かのあゆ)

3.価格など

ドスパラ GALLERIA GCR2070RGF-E / GCR2060RGF-Eはドスパラ公式サイトで販売中で、6月16日現在の価格は下記のとおりです。

GCR2070RGF-E:209,980円(税込み226,778円)
GCR2060RGF-E:184,980円(税込み199,778円)

ひとつ前のモデルからCPU、RAM、ストレージがアップグレードされましたが、お値段はほとんど変わらないので、GF-Eシリーズの購入検討をしていた方にはこのモデルこそ「その時」かもしれません。

尚、せっかくなので、私なりのカスタマイズ「RAM32GB、HDD1TB追加、OSをWindows 10 Proに」をして試算してみました。

GCR2070RGF-E:243,480円(税込み262,958円)

この構成でもこの価格というのは思ったよりもお安いと思います。

ここまでまとめてみましたが、とても高いクオリティの良い製品ですよね。ライトな人もハードな人も満足できる性能に仕上がっていると感じます。この製品私も欲しくなってしまいました(ウインタブ注:GF-Eシリーズをチェックした人は全員そうです)。

4.関連リンク(ドスパラ)

GALLERIA GCR2070RGF-E
GALLERIA GCR2060RGF-E

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