こんにちは、かのあゆです。今回はドスパラ(会社名はサードウェーブ)の15.6インチゲーミングノート「GALLERIA GCF2070GF-E」の実機レビューです。最新のモバイル向けGeForce GPU「GeForce RTX2070 Max-Q」を搭載した高性能マシンです。実はかのあゆは以前GALLERIAブランドのエントリーゲーミングノートである「QF840HE」を所有していたことがあり、エントリーモデルながら高品質な筐体がとても気に入っていて、メインPCとして大いに活躍してくれていました。
今回レビューするGCF2070GF-Eはゲーミングノートとしてはハイスペックかつ高価格帯の製品ですが、その分最新ゲームタイトルも余裕で動かせる、トップクラスのゲーミングマシンに仕上がっています。
1.スペック
OSは標準構成ではWindows 10 Homeがインストールされた状態になっています。ゲーミングノートとしてはドメイン参加やHyper-Vが搭載されている「Pro」である必要は必ずしもなく、一般家庭ユーザー向けの「Home」でも十分ですが、オプションでProへの変更ももちろん可能です。
搭載CPUはコードネーム「Coffee Lake-S」世代のIntel Core i7-8750Hで、動作クロックは2.2GHzとなっており、負荷がかかった際はターボブーストテクノロジーにより最大4.1GHzまでクロックアップします。かのあゆが現在所有しているノートPCはHaswell Refresh世代のCore i7-4710HQを搭載したものなのですが、このころは4コア8スレッドという構成だったのに対し、GCF2070GF-Eでは6コア12スレッドにまでアップグレードされており、数年でPC向けのCPUも見違えるほどスペックアップしたんだなあ、と感心していまいました。
搭載GPUはレイトレーシングに対応したGeForce RTX 2070 Max-Qで、通常のモバイル向けRTX2070と比較するとGPUの発熱や消費電力が抑えられるとともにパフォーマンスが若干落とされているようですが、ゲーミングノートとしては十分パワフルなものになっています。
またMicrosoft OfficeなどGeForce RTX 2070を使う必要がない場面では消費電力を抑えたCore i7-8750H内蔵のIntel UHD Graphics 630に切り替える「Optimusテクノロジー」に対応しているため、ゲームをプレイしないときはより長いバッテリー稼働時間を実現しています。
RAMは標準構成では8GB搭載しており、オプションで最大32GBまで変更できます。今回お借りしているレビュー機は標準構成の8GBとなっていますが、この記事を作成している時点だとRAM16GBへの無料アップグレードサービスが実施中となっています。負荷のかかる3Dゲームをプレイする機会が多いゲーミングノートであることを考えると、RAMは多ければ多いほど良いのでこの無料アップグレードサービスはうれしいニュースです。
ディスプレイは15.6インチで解像度はFHD(1,980×1,080)、光沢のないノングレアタイプのIPS(IPS相当)パネルを採用しています。またディスプレイのリフレッシュレートは144Hzとなっており、ハンドル操作がシビアなレースゲームや反応速度が問われるPUBGなどのFPS系ゲームなどでその恩恵を受けることができるはずです。
光学ドライブは搭載されていません。近年ではSteamやOriginなどのダウンロード販売サイトも充実してきましたが、DVDなどのメディアで販売しているゲームもまだかなり存在するため、場合によっては外付けドライブを同時購入しておくといいかもしれません。
今回レビュー用にお借りしたGCF2070GF-Eのシステム構成です。OSはProに変更されているものの、基本的に追加オプションを設定していない基本構成でした。繰り返しになりますが、、RAMに関しては現在8GBから16GBへの無料アップグレードサービスを実施中です。
2.筐体
同梱物です。お借りしたレビュー機ということもあり、付属品はACアダプター、電源ケーブル、Windows 10のインストールメディアのみでした。実際の製品にはこのほかマニュアル類も同梱されています。
Windows 10のインストールメディアはUSBメモリではなくDVDとなっており、このメディア経由で再インストールを行うには別売の光学ドライブが必要となります。もっともWindows 10のインストールメディアはMicrosoftの公式サイトから最新バージョンのものを簡単に作成することができるため、特にこのDVDを使う必要はないかもしれません。
ただし再インストール時に必要となるプロダクトキーがケースに貼られているので大切に保管しておいたほうがよさそうです。
天板です。同じGF-Eシリーズということで、基本的なデザインはすでに実機レビュー済みのGCF2060GF-Eと共通のものになっているようです。
アルミ製筐体で高級感のあるヘアライン加工が施されているのも共通です。他社ゲーミングノートで見られるド派手なロゴは一切配置されておらず、一見すると普通のビジネスノートにも見えるデザインですね。これならばメインPCとしてゲーム用とだけでなく、ビジネスシーンで使っても違和感はなさそうです。
個人的にもあまりにもド派手すぎるデザインは抵抗があるので、GCF2070GF-Eのいい意味でゲーミングPCらしくない大人びたデザインはとても気に入りました。
底面も基本的にはGCF2060GF-Eと共通のデザインです。ゲーミングノートは通常のビジネスノートと比較すると強力なCPUとGPUを搭載しているぶん、熱がこもりがちですが、GF-Eシリーズでは通気口が大きめになっており、排熱対策もしっかり行われています。
上部にはサブウーファーが配置されています。GCF2070GF-EはSoundBlaster Cinema 5がインストールされており、ゲームのプレイ中のみならず動画の再生時にも迫力のあるサウンドを鳴らしてくれていました。
左側面にはセキュリティスロット、通気口、LANポート、USB 2.0ポート、マイクジャック、イヤホンジャックが配置されています。
右側面にはUSB 3.0ポートx 2、SDカードスロットが配置されています。前述の通りGF-Eシリーズには光学ドライブが内蔵されていませんが、その分ゲーミングノートとしてはかなり薄型軽量なデザインに仕上がっています。
個人的にゲーミングノートは高性能なぶん「かなり重い」というイメージが強かったのですが、GCF2070GF-Eに関しては光学ドライブが搭載されていないこともあってか、重量はかなり抑えられていると思います。
実際に自宅内でレビュー期間中何回か部屋を移動するために持ち運んだのですが、一般的なモバイルノートよりは重みはあるものの、それでも2.3Kgしかないため持ち運びは割とラクで、この製品ならリュックやPCバックに入れて持ち運ぶこともできそうです。
背面はMiniDP x 2、HDMIポート、USB-Cポートが配置されています。端子関連はかなり充実している印象です。特に映像出力系端子が豊富ですよね。今回検証はできませんでしたが、デスクトップで利用する際にマルチディスプレイ環境を構築するのも容易だと思います。
前面にポート類は配置されていませんが、イルミネーション用LEDが配置されています。稼働時はこのLEDが点灯しゲームプレイを盛り上げてくれますが、必要ないときは後述する専用のユーティリティでオフにすることもできるのでビジネスシーンで使用する際にも目立つことはありません。
キーボードはGCF2060GE-F同様光学式のものが搭載されています(メーカー説明では「光学式メカニカル」)。個人的にこのタイプのキーボードは初めて使ったのですが、独自の打鍵感が気持ちよく一発で気に入ってしまいました。
キーピッチ自体も広めにとられており、「_」キーの配置が特殊なことを除けば癖のない配置になっていると感じました。最近だと一般的なノートPCではアイソレーションタイプのキーボードを採用する機種が増えてきていることもあり、逆にこのタイプのキーボードを触るのは久しぶりで新鮮に感じました。
レビュー期間中Officeなどのビジネスソフトは導入しなかったのですが、独特の打鍵音も心地よくゲーム用途以外でも使ってみたいと感じました。ただ打鍵音はかなり大きめではあるので、静かな場所で使うには少し気を使う必要があるかもしれません。
ヒンジを開口して正面から見てみます。このようなナローベゼルのノートを使うのは初めてだったのですが、非常にスタイリッシュでかなり所有欲を満たしてくれるデザインになっています。各種LEDをオフにしてビジネスシーンで使用しても違和感のないデザインに仕上がっており、正直ここまで「かっこいい」と思えるノートは久々かもしれん、と感心してしまいました。
ヒンジの開口角度は完全にフラットにはならないものの、一般的なノートPCとしては十分な角度まで開口することができます。タブレットスタイルになる2 in 1ノートというわけでもないので、一般的な利用の範囲では十分すぎる開口角度だと思います。
3.使用感
ディスプレイ
メーカー公式サイトでは特にパネルの仕様に関する記載はありませんが、実機を確認したところ視野角は十分広いものになっており、ほぼ確実にIPS相当のパネルを採用しているとみてよさそうです。ディスプレイは光沢のないノングレアタイプのものとなっており、映り込みもかなり抑えられているのでゲームプレイに集中することができました。
またリフレッシュレートは144Hzとなっており、実際にレビュー期間中にEAのレースゲーム「Need For Speed PayBack」をインストールしてプレイしていたのですが、手持ちのノートPCと比較すると「異様に」動きが滑らかに感じられました。
キーボード
GCF2060GF-E同様、専用ユーティリティソフトとして「Gaming Center」がプリインストールされており、このユーティリティからキーボードライトのオン・オフやカラーリングの変更を行うことが可能です。またキーボード設定だけでなく、ファンの風量の調整やCPUやRAMの利用率をグラフィカルに表示することもできます。
このキーボード、「光学式スイッチ」なのですが、打鍵感はかなり青軸メカニカルに近いものになっており、事前情報なく実機を確認したので、当初は青軸キーボードが搭載されているのかと勘違いしてしまいました。
キーボードの配置は若干癖があるものの、キーピッチも十分広く、ゲームプレイだけでなくテキストエディタでの文章作成も快適にこなすことができました。青軸キーボードに近い打鍵感も非常に気持ちよく、使っていてここまで楽しいと思えるキーボードは久しぶりでした。ただ前述の通り打鍵音はかなり大きいのでカフェや図書館など静かな場所では厳しいかもしれません。
スピーカー
GCF2070GF-Eは本体底部にサブウーファーを内蔵しており、またクリエイティブメディア社の「SoundBlaster Cinema 5」がインストールされていて、ノートPCに内蔵されているスピーカーとしてはかなり音質はよく、サウンドのセッティングも変更することが可能なため、ゲームタイトルによって最適なサウンド設定を適用することが可能です。
ステレオスピーカーを搭載しているノートもかなり多くなってきていますが、その中でもGCF2070GF-Eに搭載されているスピーカーはとても品質の高いものになっていると思います。ゲームプレイだけでなく、動画コンテンツや音楽の再生でも十分高音質なサウンドで満足度はかなり高かったです。
ゲームプレイ
かのあゆ個人でEAのサブスクリプション「Origin Access」に加入していたので、実際に同サービスで配信されているEAのレースゲーム「Need For Speed PayBack」をインストールして実際に一通りプレイしてみました。
このタイトルはリリースされたのが2017年と若干古めになってきたこともあり、かのあゆ手持ちのゲーミングノート(Core i7-4710MQ/GTX860M)でもグラフィック自動判別設定にすれば快適にプレイできるのですが、今回はせっかくのRTX2070搭載機なのでグラフィック設定をすべて「ウルトラ」にしてプレイしました。
実際にプレイ動画もキャプチャーしましたが、最高画質設定でもさすがにCore i7-8750HとRTX2070だけあって、動画キャプチャーを行いながらプレイしても目立ったフレーム落ちは起きず、快適にプレイすることができました。またリフレッシュレート144Hzのディスプレイを搭載していることもあり、かのあゆのメインPCでプレイするときよりも「異様にぬるぬる」動作している印象で、非常に快適にゲームプレイを楽しむことができました。
4.性能テスト
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 13,600
ドスパラ GALLERIA GCF1070NF(Core i7-8750H、GTX1070): 11,440
MSI GF75 Thin(Core i7-8759H、GTX1050Ti): 11,375
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 10,875
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 10,828
MSI GS65 Stealth Thin(Core i7-8750H、GTX1070MaxQ): 10,551
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 10,491
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 10,215
ドスパラ GALLERIA GCF2070NF(Core i7-8750H、RTX2070): 10,155
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 9,951
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 9,462
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 9,364
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 9,284
ドスパラ GALLERIA GKF1050TGF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 9,124
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 9,100
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 8,979
ドスパラ raytrek RKF1060TGK(Core i7-7700HQ、GTX1060): 8,867
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 8,780
ドスパラ GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): 8,568
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 7,235
参考:
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(Core i7-7700K、GTX1080): 6,703、17,345、37,589
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 6,283、15,476、30,804
MSI GL63 8SE(Core i7-8750H、RTX2060): 6,205、14,838、33,985
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,583、15,146、36,268
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,453、13,800、33,609
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,280、14,030、30,686
DELL ALIENWARE 17(Core i7-7700HQ、GTX1070): 5,257、13,233、29,845
ドスパラ GALLERIA GCF1060NF(Core i7-8750H、GTX1060): 3,965、10,506、29,442
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,808、9,888、26,344
GALLERIA GKF1060NF(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,717、9,989、24,824
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 3,703、9,743、26,843
GALLERIA GKF1060GFE(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,625、9,784、24,233
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 3,583、9,276、22,203
ドスパラ raytrek RKF1060TGK(Core i7-7700HQ、GTX1060): 3,518、9,207、23,689
ドスパラ GALLERIA GCF1050TNF(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 2,528、6,776、17,005
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 2,523、6,802、20,045
GALLERIA GKF1050TNF(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,492、6,858、18,179
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1(Core i7-7700HQ、GTX1050Ti): 2,449、6,852、20,453
GALLERIA QSF965HE(Core i7-6700HQ、GTX965M): –、5,344、16,987
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 1,826、5,553、17,109
HP Pavilion Power 15(Core i5-7300HQ、GTX1050): 1,797、5,230、14,052
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア
すみません、ドラクエXのほうは設定を誤ってフルスクリーンでベンチをとってしまい、ウィンドウモードで計測している機種と誤差が発生してしまう可能性があることから「DDON」と「3DMark」の計測値のみ掲載しています。DDONのほうはRTX2060 Max-Qを搭載したGCF2060GF-Eと同じく、ベンチマークスコアがあまりふるっていない印象もありますが、このゲームを実際に最高設定でプレイする分には十分すぎる性能です。
3DMarkに関してはGCF2060GF-Eより高いスコアを計測しており、GeForceドライバのバージョンによってスコアは上下してくると思われますが、全体的にはGTX 1070に近い性能です。現在のノート向けモバイルGPUとしては最高クラスの性能を持っているため、今後リリースされるPC向け3Dゲームも快適にプレイすることができるでしょう。
参考
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
ドスパラ Critea DX-KS RH3(Core i3-8130U): 3,254
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 2,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
One Netbook One Mix 2S(Core m3-8100Y): 2,664
HP ENVY 12 x2(Core i5-7Y54): 2,606
HP 15-db0000(AMD Ryzen 3 2200U): 2,455
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198
ビデオチャットやアプリ起動、文章作成などゲーム用途以外の作業を想定したベンチマークソフト「PC Mark 10」でのスコアです。バージョンアップで計測結果画面のデザインが変更されていますが、ベンチマーク内容や計測スコア自体は以前のものから変更はありません。
Core i7-8750H搭載機のスコアとしては若干低めなスコアですが、個人的にCore i3あたりでも通常利用に関しては十分すぎる性能だと思っているので、GCF2070GF-Eのスペックはゲーム用途以外ではオーバースペックとすら言えますね。またこの計測値に関しても誤差の範囲といってもよく、動画エンコードや画像処理など負荷がかかる作業でも十分こなせるスペックで、デスクトップPC代わりに据え置き運用しても十分満足できるでしょう。
5.まとめ
GALLERIA GCF2070GF-Eはドスパラ公式サイトにて販売中で、6月9日時点の標準構成の販売価格は209,980円(税抜)です。また前述の通り、RAMの無償アップグレードサービスを行っており、通常8GBのところ16GBに増設された状態で価格は据え置きとなります。購入を検討するのであれば今の時期がお買い得かもしれません。
GALLERIAシリーズはQF840HE以来久々に実機を触りましたが、ビジネスにも使えそうな落ち着いた外観とゲーミングPCらしい「とにかくパワフルな性能」を併せ持つ製品で、短期間のレビューでしたが個人的にもとても欲しくなってしまいました。
ゲーミングPCはエントリークラスから高額なハイエンドモデルまで様々なモデルが存在しており、CGF2070GF-Eは決して低価格なものではありませんが、その分CPU、GPU性能が非常にパワフルなので今後リリースされるPC向け3Dゲームもしっかり動かしていけると思いますし、長い期間メインで使っていける一台に仕上がっています。
6.関連リンク
GALLERIA GCF2070GF-E:ドスパラ
なお、この製品のCPUを第9世代のCore iプロセッサーに変更したニューモデルがあります。
GALLERIA GCR2070RGF-E:ドスパラ
GALLERIA GCR2060RGF-E:ドスパラ