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ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E - 人気の薄型ゲーミングノート、ディスプレイのリフレッシュレートが144 Hzになりました!

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(2018/8)
ドスパラが15.6インチゲーミングノート「GALLERIA GCF1060GF-E」をリニューアル(一部改良)しました。GALLERIAというのはドスパラのゲーミングPCに使われる製品ブランドで、ノートPCだけでもかなりのモデルが存在します。その中で型番末尾に「-E」がつくモデルは「薄型タイプ」となります。今回リニューアルされた「GCF1060GF-E」のほか「GCF1050TGF-E」というのもありまして、ウインタブではどちらも実機レビューさせてもらっています。
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E レビュー - 15.6インチでコンパクトサイズのゲーミングノート、もちろんCoffee Lake搭載(実機レビュー)
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E レビュー - Coffee Lake搭載の薄型・軽量ゲーミングノート、これは絶対欲しい!(実機レビュー)

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GCF1050TGF-EはCore i5-8300H/GeForce GTX1050Tiという組み合わせ、GCF1060GF-EはCore i7-8750H/GeForce GTX1060という組み合わせなので、あえて言うと前者はエントリークラス、後者は中上位クラスのゲーミングノートということになります。今回リニューアルされたのはGCF1060GF-Eの方だけです。

1.スペック

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(2018/8)
製品名(型番)が変わっていないことからわかる通り、変更点はごくわずかです。というか1箇所だけ。ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzとなりました。リフレッシュレートというのは「1秒間に何回画面が切り替わるか」という指標で、単位は「Hz」ですが、「切り替わる回数」と考えて大丈夫です。この数値が大きいほど画面遷移がなめらかになります。通常のノートPCのリフレッシュレートは60Hzというのが多く、ゲーミングノートの一部に120Hzとか144Hzというのが出始めていて、最近ではゲーミングPC選びの重要なチェックポイントになっています。

この製品のリフレッシュレート144Hzというのは現時点で販売されているゲーミングノートの中で最高レベルとなります。

それ以外のスペックに変更はありません。CPUはCoffee Lake世代のCore i7-8750Hで、2018年8月現在だと最も多くゲーミングノートに搭載されているものです。GPUはGTX1060で、これはゲーミングノートとしては中上位クラスの実力となります。ドスパラはBTOメーカーで、注文時に構成のカスタマイズが可能ですが、CPUとGPUは変更できません。

RAMは標準で8GB、カスタマイズにより4GB~最大32GBまでの範囲で変更することができます。ストレージは標準で250GB SSD + 1TB HDDですが、カスタマイズにより、より大容量のSSDやHDDに変更できますし、SSD + SSDという構成にすることも可能です。

で、ディスプレイです。15.6インチのFHD解像度というのは変更ありませんが、上に書いたとおりリフレッシュレートが144Hzに引き上げられています。この製品はどちらかと言うと中上級ゲーマー向きだと思いますが、腕のいいゲーマーにしてみれば今回のリニューアルは大歓迎でしょう。これだけでゲームのスコアが上がるかもしれないですね。

入出力ポートも変更がありませんが、もともとGALLERIAはポート類が充実していて、特に映像出力系のポートも多く装備されていますので、現状でも不満はないと思います。

サイズに関しては、いい意味でGALLERIAのイメージではありません。GALLERIAといえばどっしりとした頑丈な製品って思いますよね?しかし、この製品は横幅が360 mm、厚さが27 mm(最薄部19 mm)、重量は2 kgです。横幅360 mmというのはゲーミングノートだけでなく、15.6インチのノートPC全体で見ても最小クラスですし、重量 2kgというのもゲーミングノート、スタンダードノートの中ではごく軽いほうです。また、厚さも27 mmといえば「並」クラスなんですけど、かなり絞り込まれている印象があり、私が実機に触れた際の体感だと、とても薄く感じられました。

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ウインタブは「1.5 kgを越えてしまうとモバイル利用は厳しい」という論調で記事を書いていますが、もちろんこれには明確な根拠はなく、2 kgのノートPCでモバイルしてはいけないなどという馬鹿な話もありません。まあ、重いとは思いますけどね…。また、バッテリー稼働時間は4.6時間というのが公称値ですが、GTX1060が動き出すような場面(要するにオンラインゲームをやり始めたとき)だと1時間とか1時間半くらいしか持たないと思いますので、ACアダプターも一緒に持ち歩いたほうがいいです。

2.筐体

この製品はリニューアル前後で筐体は変わっていないものと思われます。筐体については実機レビュー記事でも説明していますので、詳しくはそちらをご覧ください。ここでは簡単に…。

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E 正面
ゲーミングノートとしてはコンパクトなサイズになっていることもあり、ベゼル幅は非常に細くなっています。実測値で約7 mmです。最新の高級モバイルノートだとベゼル幅が4 mm台というのもありますので、一番細い、というわけではありませんが、15.6インチサイズとしてはとても立派ですし、スタイリッシュにも見えます。

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(2018/8)
天板にはロゴすらなく、薄くストライプ状の模様がある程度です。天板の素材はおそらくアルミだと思います。

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E キーボード
筐体がコンパクトというだけでなく、キーボードも非常に凝っています。「光学式スイッチ」が採用されています。私が既存モデルをレビューした際の印象だと、感触は青軸メカニカルに非常に近く、キーストロークはメカニカルキーボードとしてはやや浅めでした。個人的にこのキーボードの出来は素晴らしいと思っています。ゲーマーだけでなく、クリエイターやビジネスマンにもぜひ使ってもらいたいと感じました(ただし、打鍵音はやや大きいので、静かな場所だと使いにくいかもしれません)。

3.価格など

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-Eはドスパラ公式サイトで販売中で、8月13日現在の価格は169,980円(税込み183,578円)です。また、発売を記念してか、「180mmの大きなファンを採用したノートPCの冷却台」がプレゼントされます(数量限定)。

この製品シリーズ(GCF1060GF-EとGCF1050TGF-E)は個人的に「もっともおすすめしたいGALLERIA」だと思っています。ゲーミングノートの場合、あえてどっしりした大型の筐体を好む人もいると思いますので、コンパクトで軽ければいい、というわけでもないでしょう。しかし、ゲーム専用ということではなく、普段はビジネスPCとして、あるいは家庭用のスタンダードノートとして使い、週末などにゲームをする、という使い方の場合はコンパクトサイズの製品のほうが好まれるのではないか、と思います。

GALLERIAというのは、よく見るとタダモノじゃないのがわかるんですけど、筐体色はシンプルなブラックで、特に目立つ造形ではありません。レインボーカラーのキーボードバックライト(RGBキーボード)は目立ちますが、これも設定で単色にしたり、OFFにしたりできますので、「地味に見せよう」と思えば簡単です。個人的にこの製品のサイズ感とキーボードの出来は本当に素晴らしいと思っていますので、非ゲーマーの人にもぜひ試してもらいたいです。

私はリニューアルされたGCF1060GF-Eもぜひレビューしてみたいと思っていますが、ウインタブのレビュー方式だと「リフレッシュレート144HZ」の実力をチェックできませんので、レビューが実現した暁には、先日「はじめてのゲーミングノート」という連載記事を投稿してもらったtakumiさんに、「がっつりPUBG」なんかをやってもらって、感想を書いてもらいたいと思います。

4.関連リンク(ドスパラ)

GALLERIA GCF1060GF-E

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