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Dell Latitude 11 5000 シリーズ - Venue 11 Proの後継?10.8インチ2 in 1

DELL Latitude 11 5000
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ラスベガスで開催されたCES2016では多くの新製品が発表されているのですが、全部ズバッと紹介記事を書くことができません。なので情報提供が若干遅れ気味となり申し訳ないのですが、1馬力なんでどうかお許し下さい。さて、DellはモバイルWindows PCでいくつかの新製品を発表していますが、今回はその中から10.8インチキーボード分離型2 in 1「Latitude 11 5000」を紹介します。この製品、しいて言えばDellの新作中で最もウインタブ的なものになります。

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1.スペック

OS: Windows 10 Pro / Windows 8.1 Pro
CPU: Intel Core m3-6Y30 / Core m5-6Y57
RAM: 4GB / 8GB
ストレージ:  128GB – 512GB
ディスプレイ: 10.8インチIPS(1,920 x 1,080)アスペクト比16:9
ネットワーク:  802.11ac、Bluetooth4.1
カメラ: イン5MP / アウト8MP
入出力: USB3.0 Typc-C、USB3.0、microHDMI、オーディオ、microSD、microSIM(LTEモデルのみ)
サイズ: 
(タブレット): 279.8 × 176.8 x 10.78 mm / 重量 710 g
(キーボード込み): 279.8 × 176.8 x 21.0 mm / 重量 1.2-1.43 kg

補足します。Latitude「11」という名前なんですが、ディスプレイサイズは10.8インチとやや小ぶりです。同じDELLのXPSシリーズのように高解像度のものはありません。OSはPro版が用意され、Windows 8.1も選べます。CPUはSkylake世代のCore m、RAMは最低でも4GBとなっていますから、タブレットしては高性能、ノートPCとしてもミドルスペック以上と言えますね。

一般向けの型番(枝番)は「5175」ですが、ほかにセキュリティを強化した「5179」というモデルも用意されており、5179には指紋センサーやスマートカードリーダーが装備されるということです。

スペック表を見ていて思い出すのはVenue 11 Proです。この製品はウインタブで試用させてもらったことがあります。ディスプレイサイズ、アスペクト比、Core m搭載など、共通点がかなり多いと感じます。サイズもVenue 11 Proは279.8 × 176.4 × 10.75 mm / 750 gですから、かなり近いですね。

2.筐体

Dell Latitude 11 5000

画像出所:CNET

最新型のXPSシリーズのようにベゼルが細いとかはなく、ごく普通のタブレットです。アスペクト比が16:9なので、わずかに横長に見えますね。新しさがない、と言っては失礼で、筐体はマグネシウム合金製のしっかりしたものです。どうやらXPSとは違って、Dellらしい無骨さが残っているようですね。

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Dell Latitude 11 5000 コネクター

画像出所:CNET

キーボード接続は物理方式です。しかしコネクターもゴツいですし、接続用のガイド(孔)も目立ちますね!

Dell Latitude 11 5000 キーボード

画像出所:CNET

この製品にはキーボードが2種類あるようです。トップ画像がいわゆるキーボードカバー的な薄型のもの。この場合、カバー部分がキーボード本体を支える台座になります。もう一つはキーボードだけで本体を支えられる、ヒンジつき(だと思われます)のものです。情報がとれなかったのでですが、おそらくどちらも別売りと思われます。

3.価格と発売時期

Dell Latitude 11 5000シリーズは2月に米国で発売され、価格は749ドル(約87,800円)からとのことです。記事中に触れたとおり、この製品は新型Latitudeでもあり、Venue 11 Proの後継機でもあると思われますので、日本で発売される可能性は非常に高いと思われます。日本での価格を予想する上では現行のVenue 11 Proの価格「税抜き96,980円~111,980円」が参考になりますが、個人的にはキーボードなしでこの価格は少し高いかな、と思われます。逆にキーボードつきであればいい感じですね。あ、キーボードの通貨価値を1万円くらい、と想定して書いています。でも、OSがPro版だから高い、っていうのもありますね、きっと。

DellはCES2016でこの製品のほかに12.5インチサイズのLatitude 12、13インチサイズのLatitude 13を発表していますが、海外メディアではLatitude 11 5000は相対的に取り上げられる頻度が少ないように思われました。でも、日本では10.8インチサイズでスペックが高い2 in 1の需要はあると思うので、頑張ってほしいなあ、と思います。

4.関連リンク

CIOs, Meet Your New Best Friend: Dell’s New Latitude Family Gives Employees Everything They Want in a Laptop and 2-In-1 with the Security, Manageability and Reliability IT Demands:DELL プレスリリース(英語)
A professional hybrid, without the pro-level price:CNET(英語)
Dell’s New Latitude Skylake 2-in-1s Get Down To Business

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コメント

  1. じぃ より:

    わたしはデジタイザ付き2in1をいつも興味深く探索しているのですけれど
    市場が熟成されてきていてやっとお金を出してもいいと思える魅力的ある性能になってきましたね
    しかし値段もグッと上がって手が届きにくい
    最近絵描きさんたちが注目しているInspiron 15 7000 2in1シリーズなんかも結構良くてしかも安い
    いくらお金があっても足りませんなw

    • wintab より:

      じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。イラストを描く人にはまだ物足りないかもしれませんけど、中国タブのCube iWork 11 Stylusなんかは結構いい感じですよ。

      • じぃ より:

        Cube iWork 11 Stylusはいいですよね
        でも素人にはお勧めしにくいのが現状で残念です
        海外通販ですし技適も取ってないでしょうしサポートも期待できませんしね

        • wintab より:

          じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私もCube製はちょっと気になります。低価格なものなのにOSがPro版なんですよね。ただしKMSPICOとかは入っておらず、挙動が完全に正規版のそれだったんで「?」です。