ASUSが13.3インチモバイルノートのZenBook 13に有機ELディスプレイ搭載のモデル「ZenBook 13 OLED UX325JA」を追加しました。ASUSいわく「艶めく鮮やかな発色から漆黒の美しさまで表現可能」ということなので、一般的なビジネス用、ご家庭用としてはもちろん、クリエイター向けモバイルノートとして非常に魅力的です。あと、価格も「すごく魅力的!(税込み99,800円)」
なお、現行モデルのZenBook 13についてはウインタブで実機レビューをしています。ニューモデルのZenBook 13 OLED UX325JAも同一の筐体が使われていると思いますので、この記事では概要のみのご説明とし、製品詳細については下記のレビュー記事をご覧ください(担当ライターはASUSの大ファンですが、レビュー内容は妥当なものです)。
ASUS ZenBook 13 UX325EAの実機レビュー - コンパクトで軽い!ディスプレイがキレイ!高性能!頑丈!バッテリーも長持ち!ほとんど完璧なモバイルノート
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ASUS ZenBook 13 OLED UX325JA (UX325JA-KG22ET)
1.ZenBook 13 OLED UX325JA 概要
ZenBook 13 OLED UX325JA | |
OS | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i5-1035G1 |
外部GPU | なし |
RAM | 8GB(LPDDR4X-3200) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD(PCI Express 3.0 ×2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチOLED(1,920 × 1,080) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 3)× 2、USB3.2 Gen1、HDMI、microSDカードリーダ ※USB Type-AとRJ45の変換アダプター、USB Type-Cとオーディオ端子の変換アダプターが付属 |
カメラ | Webカメラ約92万画素(Windows Hello対応) |
バッテリー | 約16.2時間 |
サイズ | 304 × 203 × 13.9-14.9 mm |
重量 | 約1.14 kg |
コメント
現行のZenBook 13にはCore i5モデルとCore i7モデルがありますが、ZenBook 13 OLED UX325JAは現行のCore i5モデルとディスプレイの仕様を除けばほぼ同スペックです。厳密にはRAMの規格がLPDDR4X-4266からLPDDR4X-3200になり、USB Type-CがThunderbolt 4からThunderbolt 3になった、という少しネガティブな変更点もありますが、この製品の用途を考えると、ほとんど気にしなくていいいと思います。
で、そのディスプレイですが、有機ELで解像度はFHD(1,920 × 1,080)です。また「DCI-P3 100%対応、PANTONEの認証も取得、さらに最大輝度400nits」という性能なので、有機ELが得意な「引き締まった黒」の表現力もあわせ、素晴らしい発色になっていると思われます。クリエイターも納得の水準でしょう。
ASUSお得意の「エルゴリフトヒンジ」も健在。ヒンジを開口すると天板の後部が底面に潜り込み、キーボード面に適度な角度がついてタイピングがしやすくなるほか、底面に空洞ができますので冷却効率も高まるとされています。
2.ZenBook 13 OLED UX325JA 価格など
ASUS ZenBook 13 OLED UX325JAはASUS Storeで販売中で、5月28日現在の価格は税込み99,800円です。また、この価格にはOffice互換ソフトのWPS Officeも含まれます。
この価格は現行モデルとの比較では「めちゃめちゃ安い」と言えます。現行の「Core i5/RAM8GB/512GB SSD/WPS Office付属」の「ZenBook 13 UX325EA (UX325EA-EG109T)」の価格は124,800円ですから。記事中にも触れたとおり、RAMとThunderboltの仕様変更はあるものの、それを考慮しても有機ELモデルの安さは際立ちます。もともと「ZenBook」というのは安さをアピールするような製品じゃないんですけどね…。
筐体サイズも小さく、軽く、そして上位ブランドたる「ZenBook」にふさわしい質感を備えていますので、この有機ELモデルは多くのモバイルノートユーザーにとって、非常に有力な購入の選択肢と言えるのではないでしょうか。