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ASUS VivoStick PC TS10 - CherryTrail搭載のスティックPCが出たよ!

ASUS VivoStick PC TS10
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSが新しいスティックPCを発表しました。ASUSとしては初のスティックPC参入となる製品で、「VivoStick PC TS10」という名称です。現時点で具体的な発売時期は明らかになっておらず、日本市場への投入も未定ですが、米国での売価は129ドル(約15,450円)となっていて、かなり低価格に見えます。

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1.スペック

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom Xシリーズ(CherryTrail)
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
入出力: HDMI、microUSB(給電専用)、USB2.0 × 2、オーディオジャック
サイズ: 137.9 × 34 × 15.0 mm / 約70g
※CPUの型番は不明
※冷却ファンの有無も不明

補足します。一番気になるのがCPUがCherryTrailである、ということです。CherryTrailが従来のAtom(BayTrail)から大きく改善されたのが「グラフィック機能」と言われていて、リビングルームのテレビで動画視聴やゲームをする、というスティックPCの「王道パターン」の使い方では快適性が向上すると思われます。

ASUS VivoStick PC TS10 側面
それと、USBポートに2つ空きがあるというのも大きいですね。既存のスティックPCでこれができているのはドスパラ製品だけですし、そのドスパラ製品でもUSB × 1とmicroUSB × 1という構成なので、フルサイズのUSBが2つ使えるというのはよりありがたいと思います。あと、地味にヘッドホン/マイクのジャックがある、というのもスティックPCとしては異色の存在だと思います。

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2.デザイン

vivostick-2
実際のところ、スティックPCにどこまでデザイン性が必要なのか、ということについて少し疑問があります。私ははっきり言って形状がすっきりしていてくれればデザインはどうでもいいです。しかし、電器店でUSBメモリーの売り場を見ていると、凝ったデザインだったりカラフルだったりと、いろんなタイプを目にするので、そういう意味ではスティックPCにもデザイン性が必要なんでしょうね。

ということでニュートラルな視点で見てみると、なかなか凝ったデザインですし、カラバリもあって、いざ買うというときには悩みそうです。ASUSによれば「Slim and stylish fountain-pen-inspired design(万年筆にインスパイアされたデザイン)」ということです。その通りになっているのか、という評価は読者の方々におまかせします。

3.日本市場は甘くないぜ

VivoStickの発売時期や日本投入予定は明らかではありません。価格について129ドル(約15,450円)が激安であるなどと一部で言われていますが、仮に日本で発売されるとしたら、売価は17,800円から19,800円くらいになると思われます。別記事でも書きましたけど、日本市場に適合させるためには、技適マークの取得とかいろいろ面倒なことがあります。

それともうひとつ、日本は「世界一のスティックPC激戦区」です(正確には「だと思います」です)。おそらく製品数、売上数ともナンバーワンなんじゃないでしょうか。また、日本でスティックPCを製造、販売している会社はマウスコンピューター、ドスパラ、FRONTIERなど(決して悪い意味でなく)クセ者ぞろいです。もしCherryTrailを搭載した製品が出てきたらすかさず追随できそうなメンツなうえ、売価ではすでにドスパラがファンつきのスティックPCを税抜き14,800円で販売してます。

ASUSがVivoStickで日本市場に殴り込みをかけてくれるのは大歓迎です。他のクセ者たち(重ね重ね失礼します)が迎撃を試みると思うので、ユーザーである私たちはより高性能で、より安いスティックPCを手に入れるチャンスになりますから。そう考えるとなんか楽しくなってきますね!

4.関連リンク

VivoStick PC TS10:ASUS公式サイト(英語)
Asus announces VivoStick, a USB-sized PC Stick running Windows 10 for only $129

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