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ASUS TUF Gaming A15 / A17 - 15.6インチと17.3インチの頑丈で購入しやすい価格のゲーミングノートにも最新世代のRyzenが搭載されました!

ASUS TUF Gaming A15 / A17
ASUSが新しいゲーミングノート「TUF Gaming A15 / A17」を発表しました。つい先ほど「ROG Zephyrus G14」という高性能な14インチゲーミングノートの実機レビュー記事を掲載しましたが、TUF Gaming A15 / A17は頑丈な筐体を備え、ROG Zephyrus G14よりも購入しやすい価格の製品です。

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1.スペック

ASUS TUF Gaming A15/A17
この製品(A15)の前身機は「TUF Gaming FX505DT」といい、ウインタブでも実機レビューをしています。FX505DTも価格の割に品質が素晴らしく、個人的には非常に気に入っていた製品なのですが、ニューモデルのA15 / A17は随所に大きな改善が見られます。

CPUは第3世代Ryzen Mobile、Ryzen 5 4600H / Ryzen 7 4800Hで、先に紹介したROG Zephyrus G14に搭載される「スペシャルなSつき」型番ではありません。とはいえ、Zen2コア、7nmプロセスを採用する8コア16スレッド(Ryzen 5 4600Hは6コア12スレッド)の最新鋭CPUですから、従来比で大きなパフォーマンス向上が期待できます。

GPUは3種類で、Ryzen 5にはGeForce GTX1650が、Ryzen 7にはGTX1650/GTX1650Ti/FTX1660Tiが組み合わされます。

RAMはRyzen 5モデルが8GB、Ryzen 7モデルが16GB、DDR4-3200という高速な規格です。ASUSではRAM増設のサポートはしていませんが、デュアルチャンネルなので、DIYによる換装・増設は可能です(ただし、メーカー保証対象外となります。あんしん保証の対象にはなりますが、念のためASUSサポートにご確認ください)。

ストレージは全モデル512GB SSDです。やたらめったらゲームをインストールする、というわけには行かないと思いますが、購入してすぐに容量不足に陥ることもないでしょう。また、非ゲーミング用途であれば十分なものと言えます。

ディスプレイは15.6インチ(A15。A17は17.3インチ)のFHD解像度、リフレッシュレートは144 Hz(A15。A17は120 Hz)と、これまたゲームプレイに不足のないものが搭載されています。また、このディスプレイは「IPS」という表記がありませんが、前身機FX505DTのディスプレイがほぼ確実にIPS相当のものであったことから、この製品でもIPS相当のディスプレイが使われていると思います(ただし、実機は確認しておりません)。

通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応します(6月4日追記:対応していません。下記ご参照ください)。ASUSはWi-Fi6対応が早い、というか新しくリリースされる製品はほとんどWi-Fi6対応しているのがいいですね。また、入出力ポートは前身機よりも数が増え、合計で4つのUSB、HDMIに有線LANポートと、必要十分な構成になっています。それと、前身機は「全ポートが左側面に配置」だったのですが、A15 / A17は右側面にUSB2.0 Type-Aポートがつきました。これでマウスの接続もしやすくなります(右利きの人の場合)。

6月1日追記:
当初、この製品はWi-Fi6対応であると記載しましたが、ASUSの製品ページではA15/A17ともWi-Fi6に対応する記載がなく、ASUS StoreではA15はWi-Fi6非対応、A17のみWi-Fi6対応という記載になっていました。そのため、スペック表を掲載し、Wi-Fi6には対応しないものと修正させていただきます。ご迷惑をおかけしました。ASUSに確認し、正しい表記となるように後日再修正します。

6月4日追記:
ASUSに確認し、A15/A17ともWi-Fi6に対応していないことが判明しました。履歴管理上、上記記載はそのままといたしますが、ここに訂正いたします。


サイズは前身機とあまり大きくは変わっていません。筐体デザインも「割とキープコンセプト」ですが、少し薄型になりました。

2.筐体

ASUS TUF Gaming A15 / A17
A15とA17はサイズに違いがあるものの、デザインはほぼ同一です。なので、この記事ではA15の画像をもとにご説明します。左右だけでなく上部のベゼルも細くなっていて、ゲームプレイ時の没入感が高まりそうです。

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キーボード面がかなり立体的な造形になっているのがわかります。また、W,A,S,Dのキーが他のキーと異なり、スケルトンになっていますので、FPSゲームをプレイしている際などの視認性が向上します。それと、このキーボードのバックライトはRGB(カラフルなもの)です。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列となります。

ASUS TUF Gaming A15 / A17

ASUS TUF Gaming A15 / A17
ちょっと面白いことに、この製品には2種類の天板があります。上の画像が金属素材の「フォートレス・グレイ」、下がプラスティック素材の「ボンファイヤ・ブラック」です。フォートレス・グレイは表面がサンドブラスト加工され、重厚感・高級感のあるもの、ボンファイヤ・ブラックは「溶岩のような赤いハイライトが縁にある神秘的な黒」という説明になっています。また、背面の処理にも特徴があり、天板後部が少しくぼんていて(Vカットといいます)、排熱効率を高める効果があります。

ASUS TUF Gaming A15 / A17
そして排気口はハニカムデザインが採用され、見た目にも非常にカッコいいものです。

ASUS TUF Gaming A15/A17
A15の側面画像です。前身機と同じく左側面にポートが集中していますが、右側面にひとつUSB Type-Aポートが追加されたことにより、格段に使い勝手が向上していると思われます。

なお、A15 / A17とも、「TUF」の名にふさわしくミルスペック(MIL-STD 810H)準拠の耐久テストをクリアしています。前身機の実機レビューをした経験から言わせてもらうと「見ればわかる」くらいのタフな外観でしたから、この点も非常に安心感があります。

3.価格など

ASUS TUF Gaming A15 / A17は6月中旬以降の発売予定で、ASUS Storeではすでに予約販売がスタートしています。また、5月28日現在、「特別セール」として割引価格で購入が可能です。価格(セール価格)はA15のRyzen 5モデルが98,909円(税込み108,800円)、Ryzen 7モデルが105,382円(税込み115,920円)から、となっています(一部の製品については、製品ページにあるクーポンコード入力が必要です)。

また、A17は現時点で1バリエーションしか設定がなく、「Ryzen 7/GTX1660Ti/RAM16GB/512GB SSD」という構成で127,091円(税込み139,800円)です(セール対象にはなっていません)。

Ryzen 5モデルとRyzen 7モデルはCPUの型番だけでなく、RAM容量も8GBと16GBという違いがありますが、その割に価格差が小さいと思いますので、Ryzen 7モデルのほうがお買い得感が大きいと思います。ゲーミングPCの場合は「上を見ればきりがない」のですが、個人的にはこのTUF Gaming A15/A17のスペックでほとんどのオンラインゲームは十分プレイできると思いますし、頑丈な筐体を備えていることから、ゲーム用途以外の、仕事用とか家庭用としてこの製品を選ぶというのもいいと思います。

4.関連リンク

ASUS TUF GAMING A15/A17icon

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コメント

  1. 後藤 より:

    wifiはacまでのようです。

  2. 匿名 より:

    公式サイトだとA17はwifi6対応ですが、A15はac止まりかもしれません。
    確認お願いします。

  3. wintab より:

    すみません、Wi-Fi6に関する記載に追記しました。ASUS公式とASUS Storeで記述が異なっていますので、ASUSに確認し、後日再修正します。

  4. 匿名 より:

    A17を購入予定なのですが、WiFi6がどうなっているのか非常に気になって困っています。
    ASUSに早く確認して頂けると非常に助かるのですでよろしくお願いします!

    • wintab より:

      ASUSから回答をもらいましたので、記事に追記しました。ちょっと残念です。