ASUS ROG Strix G15(G512)- 豊富な構成で幅広いニーズに対応できるROGブランドの新しいゲーミングノート。BMWのデザイングループ監修のスタイリッシュPC!

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こんにちは、ゆないとです。7月22日、ASUSが日本向けにゲーミングブランド「ROG」シリーズのPCを複数発表しました。今回はその中から「ROG Strix G15(G512)」という豊富なバリエーションが用意されている、ROGシリーズの中でもスタンダードな15インチのノートPCを紹介致します。 選択肢は5モデルですが、最小構成では設定次第でほとんどのタイトルはプレイできて、最大構成ではタイトルにもよりますが重量級のゲームにも対応するスペックですので、あらゆるニーズに対応できる製品だと思います。

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なお、この製品の上位モデルとなる、「ROG Strix SCAR 15 G532LWS」はウインタブで実機レビュー済みです。相違点もありますが、基本的な筐体構造はよく似ていますので、こちらも合わせてご覧ください。
ASUS ROG Strix SCAR 15 G532LWSの実機レビュー - ゲーミングノートとして文句なしのパフォーマンス!ASUSらしい独自機能も満載です!

1. スペック

ROG Strix G15(G512)は、カスタマイズではなく決まった構成の中から選択する必要があります。CPUとGPUの組み合わせにより5モデル用意されています。

  ASUS ROG Strix G15(G512)
OS Windows 10 Home
CPU Intel Core i5-10300H /Core i7-10750H
外部GPU NVIDIA GeForce GTX 1650Ti(4GB)/ GTX1660Ti(6GB)/ RTX 2060(6GB)
RAM 8GB / 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
M.2 空きスロット ×2 ※モデルにより異なる
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ(1,920×1,080)144Hz、ノングレア
キーボード 93キー日本語(4ゾーン RGBイルミネート)/(RGBイルミネート)
サウンド ハイ・デフィニション・オーディオ準拠、ステレオスピーカー内蔵 (2W×2)、アレイマイク内蔵
ネットワーク IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 HDMI、USB3.1 Gen2 Type-C ×1、USB3.0 Type-A ×3、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック ×1
カメラ なし
バッテリー 稼働時間 約6.7-8.2時間
サイズ 360mm × 275mm × 21~25.8mm
重量 2.32 kg

OSはWindows 10 Homeで、”G512LI-I5G1650TF”という型番のみMicrosoft Office Home & Business 2019がインストールされています。 CPUは2種類で、「Intel Core i7-10750H」という第10世代Comet-Lakeの6コア12スレッドのものと、同世代の「Intel Core i5-10300H」という4コア8スレッドのものが搭載されています。どちらもノートPC向けのCPUですが、低消費電力な末尾”U”よりもよりハイパフォーマンスなものです。内蔵グラフィックにIntel UHD Graphicsも搭載しています。

外部GPUはNVIDIAのレイトレーシング対応GPUである「GeForce RTX 2060」と、同じアーキテクチャを採用した「GTX 1660 Ti」と、「GTX 1650 Ti」の3種類が用意されています。特に記載はありませんでしたが、通常よりも軽量小型された”Max-Q”デザインではないようです。この中では最小構成になるであろう「GTX 1650 Ti」でも(設定を吟味する必要はありますが)だいたいのゲームをプレイ可能です。

RAMは、「Core i5+GTX 1650 Ti」の”G512LI-I5G1650T”のみ「8GB」でそれ以外は「16GB」となっています。ストレージは5モデル全てNVMe接続のSSDを512GB備えています。また、M.2サイズの空きスロットがあり増設も可能なようです。しかし、製品ページには「改造は推奨しておらず、保証の対象外となる可能性がある」と記載がありましたので、自己責任での増設となってしまうことに注意したいですね。さらに、製品ページには空きスロットが2つあると記載されていましたが、同じ製品ページに17インチのG17も一緒に紹介されており、「モデルにより異なる」という記載もあって、G15の方はサイズ的にも本当に2つあるのかは、購入前に確認をする必要があるかもしれません。

モデルごとのCPUとGPU、RAMの組み合わせは下記のとおりです

G512LV-I7R2060:Core i7/RTX2060/16GB
G512LU-I7G1660T:Core i7/GTX1660Ti/16GB
G512LI-I7G1650T:Core i7/GTX1650Ti/16GB
G512LI-I5G1650T:Core i5/GTX1650Ti/8GB
G512LI-I5G1650TF:Core i5/GTX1650Ti/16GB/Office付

ディスプレイは15.6型のFHD解像度です。非光沢のTFTカラー液晶を搭載しています。リフレッシュレートは”144Hz”までに対応しているので、FPSや格ゲーなどのスピードが大切なタイトルでも快適にプレイが可能です。

キーボードは、RGBのLEDが搭載された日本語キーボードが搭載されています。キー数は93キーなのでテンキーの無いものとなります。後述しますが、テンキーは「別の形で搭載されている」ので、テンキー必須という方も場合によっては外付けテンキーを検討する必要は無いかもしれません。

ネットワークとしては”Wi-Fi 6(IEEE802.11 ax)”に対応しているので、対応するルーターがあれば無線でも非常に高速な通信が可能です。ノートPCなので、室内でも場所を自由に移動できますが、常に有線接続ができるとは限りませんので、スピードが勝負の分かれ目なタイトルでも十分快適にプレイが出来ると思います。

入出力ポートは十分な数があると思います。まずビデオ出力としてはHDMIが1つあります。DPやVGAを使用したい方は別途アダプタが必要だと思いますが、HDMIであれば大半のディスプレイには対応可能と思われます。USB3.1のType-Cが1つ、USB3.0 Type-Aが3つあります。その他、マイクとヘッドホンのコンボジャックが搭載されています。Webカメラは搭載されていません。もし必要ならば別途外付けのものを購入する必要があります。

バッテリーの駆動時間はモデルにより異なり、公称値なので実際の使用時間はもう少し短いと思います。なお、製品ページからアクセスできるカタログには3モデルの駆動時間は記載されていましたが、RTX 2060搭載モデルとオフィスソフトありのGTX 1650 Ti搭載モデルは不明です。RTX 2060搭載モデルはよりパワーが必要なGPUなので、4~6時間くらいになるでしょうか。他のモデルに比べるとやはり短くなると思われます。

サイズとしては横360mm×縦275mmで厚さは場所によって21~25.8mmとなっています。重量は約2.32kgで、ゲーミングノートPCとしては標準的な重さだと思います。持ち運びは大変ですが、場所の移動はサイズや重量的にも気軽にできますね。

2. 外観

天板の画像
天板は非常に格好良いデザインです。この製品のデザインは”BMW Designworks Group”というBMWのデザインを担当するグループとのコラボレーションにより、スタイルと最先端の冷却機能を融合したデザインになっています。日本で発売されるカラーはオリジナルブラック1つで、海外ではこの他にエレクトロパンクというホワイトに近いカラーと、グレーシャーブルーというカラーも存在しています。ブラックは落ち着いていてどんな風景にも合うカラーだと思います。

天板は斜めに切れ込みが入り、異なる方向にヘアライン加工が入っています。これはわざと非対称なデザインとすることで設計要素を表現しようとしているようです。右側にはROGブランドロゴが大きくプリントされています。

ディスプレイ画像
ディスプレイ部分です。Webカメラを搭載しないかわりに上部と左右のベゼルはとても狭く、大きな画面サイズも合わさって没入感の高い映像体験ができそうです。下部のベゼルは太いですが、その分ディスプレイに向く目線が高くなるので首などへの負担の減少に貢献してくれそうです。デザインにも力を入れていることがわかりますが、右側ヒンジから中央にかけてスリッドが確認できます。こちらも天板のように非対称を表現しているのでしょうか。

キーボードの画像
キーボードです。ノートPCというと、キーボード部分が少し窪んだものがほとんどだと思いますが、この製品では筐体から直接キーが飛び出ているようなものになっています。ここがまたスタイリッシュさを強調しているように感じます。15インチながらテンキーは搭載しておらず、その分トラックパッドに表示をするタイプ(NumberPad)です。しかし、ASUSのZenBookシリーズにあるような「ディスプレイ(ScreenPad)」ではありません。

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入出力ポートの画像
入出力ポートは背面と左側面に搭載されています。比較的太めで場所を取るケーブルは背面に、よく使うものは左側面に集まっているような印象です。個人的にとても好みなレイアウトです。電源もACアダプタが場所を取りますし、LANケーブルやHDMIも太くて嵩張りますので後ろでまとめることで視覚的にもスッキリとさせることができます。

ただ、右側には入出力ポートがなく、マウスなどは左から背面にケーブルを回してやる必要がありますが、マウスのケーブルも右側で溜まらずに済むのでマウス操作も快適にできそうです。

3. その他の要素

キーボード

キーボード詳細の画像
画像の①の部分ですが、わざと隙間を空けることでファンクションキーの識別がしやすいように配慮されています。②の矢印キーも同様で、まわりに余計なキーを配置せず少しずらすことで正確に押すことが可能になっています。また、スペースキーは左側の領域を大きくすることにより、(ゲームプレイの際にありがちな)左手親指の操作がしやすく、とっさに押してもキーをキャッチできます。

キートップの画像
画像に”Firing Point”とある通り、キーを押したときの反応点が他のPCに比べて浅いためより速い入力時の応答が可能になっており、ストロークの距離も長くなっているためしっかりとしたクリック感を得られるのだと思います。PCゲームはどれだけ速くキー入力ができるかも勝敗を求める上では重要になってくるので、近頃はキーボードも非常に拘った製品が増えているように思います。この製品もその要素をしっかり押さえています。

冷却機構

冷却機構の画像
冷却機構もしっかりと設計されています。ディスプレイやヒンジを少し前面に出すことで背面が突き出し、エアフローがより効率化します。排熱は背面と左右側面奥側からですが吸気が少し面白いです。多いのは底面からの吸気ですが、この製品は突き出した背面の天面から吸気を行います。例えリフトアップしたとしても底面には熱が籠もりますが、こちらの場合は比較的冷えた状態の空気を吸い込むことができるので、冷却性能は高いと思います。

ファンの画像
内部には2基のファンが搭載されていて、1基83枚のフィンにより効率的にヒートシンクへエアーを吹き付けることが可能になっています。また自動のダストクリーニング機構もあり、埃による排熱不良も起きにくいようになっています。

ヒートシンクの画像
ヒートシンクは0.1mmの極薄の銅製フィンにすることで、2倍の厚さの一般的なフィンよりも多くの表面積にすることが可能で、放熱しやすい作りです。

CPUグリスの画像
また、デスクトップPCでは自分で触れることが出来る部分のためよく知られていて、ノートPCだとあまり触れられていない部分な気がするのですが、CPUに塗るグリスもこだわっています。よく冷えることで有名なThermal Grizzlyの液体金属製グリスを塗布することでCPUの発する熱も効率的にヒートシンクへ逃がすことができます。ASUSは第10世代Intel Coreシリーズを搭載するノートPCにはこれから適用していくようで、これを正確に塗布するために自動化するカスタム機器を導入し、液体金属が漏れないように特許取得のフェンスをCPUに取り付けているとのこと。熱対策はバッチリな印象です。ノートPCもCPUグリスを選択できるオプションがあれば良いのに…と思います。それだけすごいことだと自分的には思います。

サウンド

サウンドの画像
左右側面にスピーカーを搭載し、ステレオスピーカーになっています。特にDolby AtmosやDTSなどのサウンドシステムは積んでいないようですが、スマートアンプ技術によりリアルタイムに音量を調整してくれます。

AURA SYNC

AURA SYNCの画像
ASUS独自の「AURA SYNC機能」に対応し、AURA SYNCに対応する周辺機器のライティングを同期させることが可能です。

ライティングの画像
PCの本体のライティング箇所はキーボードと底面側外周に沿った部分です。

Armoury Crate

アーモリークレートの画像
アーモリークレートは様々な設定が可能な専用のソフトです。ライティングのコントロールや各ゲームタイトル用のプロファイル設定など基本的な設定から詳細な設定までこれで可能です。

4. 価格など

ASUS ROG Strix G15(G512)は7月24日現在、公式オンラインストア「ASUS Store」にて下記の価格で販売または予約受付中です。

G512LV-I7R2060(Core i7+RTX2060):税別168,000円(税込184,800円)
G512LU-I7G1660T(Core i7+GTX1660Ti):税別163,455円(税込179,800円)
G512LI-I7G1650T(Core i7+GTX1650Ti):税別149,818円(税込164,799円)
G512LI-I5G1650T(Core i5+GTX1650Ti):税別129,818円(税込142,799円)
G512LI-I5G1650TF(Core i5+GTX1650Ti+Office付):税別136,182円(税込149,800円)
※G512LI-I5G1650TFは2020年8月下旬発売予定、事前注文受付中

さらに期間限定キャンペーン(2020年7月22日(水)~2020年7月31日(金)23:59ご注文まで)で、ASUSのあんしん保証プレミアム 3年パックが付いてきて、送料も無料になります。あんしん保証プレミアムとは、故障原因問わずサポートしてくれるサービスで、ASUS製品を購入するのであれば是非加入したいですね。

15インチと丁度よいサイズで、大体のゲームは遊べる性能を備えた5モデルはゲーイングノートを検討する上で基準にしても良いかもしれません。個人的にはこだわったデザインと冷却機構が非常に興味をそそられ、最大構成でも安定したパフォーマンスに期待をしています。

今回の発表でたくさんのラインナップを更新したASUSのROG製品ですが、スタンダードなこのStrix G15は幅広いニーズに対応できるシリーズだと感じました。

5. 関連リンク

ROG Strix G15/17icon:ASUS Store
※ストアページにはG17も含まれているため購入時はご注意ください。

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