Turn Off The Lights ー動画視聴時に手軽に没入感が得られるEdgeの拡張機能

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。今回はWindows 10の標準ブラウザー「Edge」の拡張機能「Turn Off The Lights」を紹介します。ブラウザの拡張機能ということではChromeやFirefoxとは全然勝負にならないくらい貧弱なEdgeですが、Windows 10 バージョン1607（Anniversary Update）からようやく拡張機能への対応がスタートしたばかりですから、仕方ないと言えば仕方ないですね。今後はどんどん拡張機能が増えていくでしょう。

なお、拡張機能のインストール方法がわからない、という人は別記事「ゼロから始めるWindows ー Edgeに拡張機能を追加して、使いやすくする」で説明していますので、そちらを先にご覧ください。また、Edgeの拡張機能はお使いのWindows 10がバージョン1607以降でないと使えませんのでご注意下さい。

この拡張機能の効果はこんな感じです。YouTubeなどの動画サイトで動画を視聴する際、動画以外の部分を暗くして、必要に応じて各種のエフェクトをかけてくれます。「全画面」で視聴する際にはなんの効果もありませんが、上の画像のようにして視聴する場合は没入感が得られ、動画の魅力が高まります。また、設定が非常に細かくでき、かなり多機能なものでもあります。

では、導入方法を簡単に説明します。拡張機能を有効化したら、YouTubeでなんでもいいから動画を表示させます。そして、画面右上の「・・・」アイコンをクリックします。そうすると一番上にTurn Off The Lightsの電球みたいなアイコンが表示されていますので、それをクリックしたらデフォルト状態で拡張機能が作動します。

デフォルトではこんな感じ、というかこれが普通ですよね。

拡張機能がオンになるとこんな感じに変化します。ちなみに動画視聴時以外はこの拡張機能は動作しません。動画が終了するとデフォルトのブラックアウトしていない状態に戻ります。また、視聴中でもブラックアウトしている部分をクリックすると直ちにもとに戻ります。この辺の挙動は好ましいですね。

次に、この拡張機能を自分の好みに合わせて設定変更します。「・・・」アイコンをクリックして電球のアイコンを表示させたら、それを右クリックします。ここで「管理」を押します。

そうするとメニュー画面が表示されます。ただし、ここではTurn Off The Lightsのオン/オフと、アイコンの配置場所（上の画像で「アドレスバーの横にボタンを表示する」をオンにすると、アイコンがアドレスバーの右に常時表示されるようになります）を指定できるだけです。細かく設定するためには「オプション」を押します。

そうするとEdgeで新しいタブが開き、膨大な設定項目が現れます。で、基本的に日本語化されていて、「見ればわかる」ようになっているので、詳細の説明は省略させてもらいます。だって、ものすごい数の項目があって、とても説明しきれないんです。

上のほうにエウレカの画像がありますよね。この画像は周囲がイエローにハイライトされています。この機能は「視覚効果」のところにある「照明効果」で設定します。このほか、私も全部試せてないんですけど、「音声認識」とか「カメラ操作モード」なんてのもあります。ただし、全ての機能が円滑に動作するわけではなく、私が試してみて「バグ？」と思われる箇所もいくつかありました。しかし、単なる拡張機能なので、PCに危害を及ぼすようなことにはならないと思います（責任は持てませんけどね）。

この「Turn Off The Lights」はEdgeだけでなく、私が確認した限りだとChrome（Vivaldiでも大丈夫だと思います）とFirefox、そしてOpera（Opera Neonじゃないです）にもありました。なので、普段使っているブラウザーでも導入することができます。小ネタ系の拡張機能ですが、そのぶん気軽に試せると思いますので、興味のある人はどうぞ！

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