最初に言っときます。前回、前々回の記事にしましたけど、このアプリ、ユーザーフォルダが日本語表記の人がそのまま使うとセーブできない現象が起きる可能性が高いです。このアプリのために前回、前々回の記事のようにしなさい的なことは言えませんが、Microsoftのおひざ元(発行者がMicrosoft Studiosになってる)で、しかもXboxからの移植アプリでこういうことが起きるのはシャレになりません。Microsoftにはちゃんと対応してもらいたいところです。
ただし、私が確認した限り、半角英字のユーザー名であってもお試し版の状態ではセーブができず、製品版を購入するとセーブできるようになりましたので、現在は不具合が解消されている可能性があります。でも、セーブできるかどうかわからないのに500円を支払うというのはちょっとねえ…。なので、ユーザーフォルダが日本語の人は要注意で、この先のレビューとかWebの情報とかをチェックしてからにしてくださいね。
さて、ilomiloです。一言でいうと「3D迷路」あるいは「3Dパズル」なのですが、癒し効果満点な上、マリオを思い出すようなスクリーンショットとは裏腹に微妙な指先の動きとか反射神経は一切不要、時間制限もないゲームなので、年齢や性別を問わず強くおすすめできます。
ゲームの内容は二人のキャラ
赤い子がilo、そして
青い子がmilo
この二人が3D迷路上で離ればなれになっているのを再会させる、というのがゴールです。
3D迷路はこんな感じです。画面左に方向キーが出ていますが、タッチ操作でももちろんOK。方向キーは設定画面で非表示にもできます。方向キーもしくはタッチ操作でキャラを動かします。通路を外れることはありませんので、落下してゲームオーバー、というのはなく、繊細な操作をしないとダメ、というのもありません。
通路は凹凸があって、そのままでは通れないところもありますが、上の画像のように動かせるブロックがあって、このブロックにタッチするとキャラがブロックを持ち運べます。
で、こういうところに来るとそのままじゃ進めないので
こうやって持っているブロックを使って凹面を埋めます。
すみません、ちょっと画像が乱れています。画面右の虫眼鏡ボタンを押すと画面が引きます。もう一回押すと拡大します。ちなみに画面に小さく見える赤地に黄色の矢印を通ると画面が豪快に回転し、垂直面を通ることができます。
それと、虫眼鏡の上にあるボタンは操作するキャラを交代するためのものです。二人を出会わせるためにはilo, miloのどちらかを操作するだけじゃ無理で、交代させながら、時にはお互いの動きを利用しながら進めていく必要があります。
あんまり書くとネタバレになりますので、スクリーンショットはこの辺で。美しい画面、グリグリ動く3D迷路、それとほんわかするBGM、どこをとっても気持ちよく遊べる要素満載です。激しい画面操作も必要ないし、一つの迷路をクリアするのは(最初のうち)数分しかかからないので、電車の中などで時間つぶしに最適かなと思います。
有料で500円ですが、お試し版だけでも十分遊べますので、興味のある人はインストールしてみてください。