Xiaomiのサブブランド「Redmi」からミッドレンジの6.67インチスマホ「Redmi Note 9S」がリリースされました。中国の通販サイト「Banggood」にいち早く製品ページが登場し、近日発売となる予定です。また、この製品はグローバルROMなので、日本語化などに問題はありません。
1.スペック
OSはXiaomi独自UIのMIUI 10です。XiaomiはしっかりOTAアップデートをしてくれるので、バージョンアップやセキュリティアップデートも心配はいらないと思います。CPUのSnapfragon 720GはAntutu(Ver.8)のスコアが27万点~28万点程度をマークする高性能なもので、ハイエンドCPUには見劣りするものの、重量級ゲームを含め、ほぼすべての利用シーンで快適に操作が可能と思われます。
RAMとストレージは2バージョンあり、4GB/64GBと6GB/128GBの組み合わせです。この製品はCPU性能もカメラ品質も高いので、たくさんゲームをインストールしたり写真や動画を頻繁に撮影する可能性を考慮して、より大容量のRAM/ストレージを搭載するモデルを選ぶほうがいいかもしれません。
ディスプレイは6.67インチと大型でFHD+解像度です。ご覧のように前面にはパンチホール型カメラを採用し、ほぼベゼルレスのデザインになっています。
また、アウトカメラも特徴的ですね。48MPに8MP(広角)、5MP(マクロ)、2MP(深度)と、クアッド(4)カメラとなっています。もう48MPとかって当たり前になっちゃいましたね…。ウインタブの数少ないXiaomi製品のレビュー経験上、Xiaomiのカメラはカタログスペックから受ける期待を裏切らない出来になっていると評価していますので、この製品のカメラにも大いに期待したいところです。
SIMに関しては「Nano SIM + Nano SIM + microSD」というスロットの構成になっていて、よくある「SIM2はmicroSDと排他利用」ではありません。SIM2枚挿しの人にもありがたい構造です。また、入出力ポートでもイヤホンジャックが温存されています。これも有線の高品質なイヤホンを使っている人にはうれしいところだと思います。
バッテリーは5,020 mAhと大容量です。中華スマホの場合、「10,000mAh」なんて製品もありますが、実際5,000 mAhあれば終日バッテリー切れを気にしなくても大丈夫なレベルですね。一応メーカーの方では「13時間のゲームプレイ」もしくは「16時間ナビゲーションを使いっぱなし」が可能と言っています。
2.筐体
上に説明したとおり、前面はパンチホール型カメラの採用により、ほぼベゼルレスなデザインです。また背面はガラスコーティングが施され、エッジ部分も緩やかにラウンドした高級感あるものになっています。
縮率が不均一で申し訳ありません。側面と上下面です。
これは右側面ですが、中央の少しくぼんだところに「電源ボタン兼指紋センサー」があります。有機ELディスプレイではないので指紋センサーは側面となりますが、電源ボタンと一体化しているので、サクッと生体認証ができますね。
筐体色はこれまで掲載してきた「Aurora Blue」のほか「Interstellar Grey」と「Glacier White」の、合計3色展開です。
3.価格など
Xiaomi Redmi Note 9Sは中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、3月27日現在だと「在庫アラート」という状態で、まだ販売がスタートしていません。参考価格は4GB/64GB版が249.99ドル(28,180円)、6GB/128GB版が279.99ドル(31,562円)です。「だいたい3万円前後」で購入ができそうですね。
この製品はCPU性能も高く、ゲームプレイも十分楽しめるほか、カメラも凝ったものになっていますので、高価なハイエンドスマホを購入しなくとも十分にメインスマホとして使えるのではないか、と思います。
4.関連リンク
Xiaomi Redmi Note 9S Global Version(4GB/64GB):Banggood
Xiaomi Redmi Note 9S Global Version(6GB/128GB):Banggood
コメント
実際にNote9s買ってみた
ETRENで購入
驚いたのがBluetoothオーディオコーデック
aptX-HDのみならずLDACにも対応していて嬉しい誤算
NFCは非搭載でAndroidビームが使えないが、そもそもNFCタッチ決済が普及していない日本で使う分にはあまり必要性は感じていないのでOK
Antutuは26万〜28万台まで変動するが概ね安定
ガルパはプレイできました
カメラは明日試し撮りしたらコメントするかもです