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Xiaomi 12 Pro(グローバルモデル)の実機レビュー(第2回)- しばらく使ってみて感じたメリットとデメリット

Xiaomi 12 Pro 実機レビュー(2回目)
こんにちは、かのあゆです。先日実機レビュー記事を掲載したXiaomi 12 Proですが、現在も継続利用しています。さすがXiaomiの最新フラッグシップモデル、使っていてここまで楽しいと思えたスマホは久しぶりです。

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今回は、実際にしばらく使ってみて気づいた点をいくつかご紹介したいと思います。なお、Xiaomi 12 Proのスペックやベンチマークスコアなど、製品の詳細についてはこちらの実機レビュー記事をご覧ください。
Xiaomi 12 Pro(グローバルモデル)の実機レビュー - 美しい筐体デザインと「モンスタークラスの」性能が魅力のXiaomi最新フラッグシップモデル!

1.OSアップデート保証期間が長い

AndroidスマートフォンはiOS端末よりもOSアップデート保証期間が短いのがネックで、普及し始めた当初は大手メーカーでもOSアップデートが一回も提供されないまま終わってしまっていました。

現在ではOSアップデートを2年間提供するメーカーが増えてきましたが、ミッドレンジ製品でもCPU性能が高性能化してきたこともあり、できる限り「長く」使ってあげたいところです。Xiaomi 12 ProではOSアップデート保証が3年、セキュリティアップデートが4年提供されることが公表されています。これはGoogleが販売しているPixelシリーズ並みの保証期間の長さとなります。

MIUIというカスタムUIが搭載されている関係で、GoogleによるOSアップデートからすぐに・・・という訳にはいきませんが、Xiaomi 12 Proの初期OSはAndroid 12なので、2025年にリリースされるであろうAndroid 15まではアップデートが受け取れることになり、セキュリティアップデートに関しては2026年まで提供されることになります。

2016年に発売した端末(iPhone 6s、6s Plus)がいまだにOSアップデートを受け取れているApple製品と比較してしまうと、これでも短いとは思うものの、今後OSアップデートの方針に関してはさらに延長される可能性もありますし、Snapdragon 8 Gen 1搭載機だと本当に4年間きっちり使用できる性能を備えているので、この点に関しては安心して使っていけると思います。

2.わずか20分でフル充電!120W急速充電

驚異的なバッテリー充電速度

クリックで拡大します

Xiaomi 12 Proは120W出力の急速充電をサポートしています。日本国内でも発売中のXiaomi 11T Proも120W急速充電に対応しているのですが、バッテリーを完全に使い切った状態でも設定から「ブーストモード」を有効化することによりわずか20分程度でフル充電が完了してしまいます。

かのあゆの場合、バッテリー残量30%程度で充電するようにしているので、基本0%まで使い切ることはないのですが、バッテリー管理アプリの「AccBattery Pro」で充電時間を計測してみたところ、19分でフル充電が完了していました。これは速い!

「ブーストモード」だと筐体に若干熱を持つのですが、通常モードでも25分程度で充電が完了します。この速さだとブーストモードにせよ通常モードにせよ朝食をとるタイミングで充電を開始すれば、食べ終わった頃にはフル充電になります。

3.ナイトモード不要、月もきれいに撮れるカメラ

発表イベントより
近年ミッドレンジモデルでもカメラに力を入れるようになってきており、Xiaomiに関してもミッドレンジモデルのRedmi Note 11シリーズで高画素センサーを搭載してきています。ましてやXiaomi 12 Proはフラッグシップモデルなのできれいに撮れるのは「当然」といえるのですが・・・

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夜景撮影
個人的に特に感動したのは、わざわざナイトモードに切り替えなくても明るい夜景写真を撮影できるという点です。Xiaomi 12シリーズでは「Ultra Night Photo」が搭載されており、オートモードのままでもノイズを抑えた美しい写真が撮影可能です。またXiaomi 12 Proではアウトカメラの画素数がすべて50MPに統一されているため、標準、超広角、望遠撮影とも、劣化を抑えた写真や動画が撮影可能です。

月もここまできれいにとれる
ちなみに「スーパームーン」モードも用意されているため、月もここまできれいに撮ることができます。他社メーカーでも「月がきれいに撮れる」ことを謳っている製品は存在するのですが、この点も個人的にはかなり感動しました。

4.所有欲を満たすデザイン

一言で言って「かっこいい」デザイン
Xiaomi製品はミッドレンジクラスでも筐体の仕上げに手抜きは感じられず、Redmi Note 11 Proなどは背面にガラス素材を使用したスタイリッシュなデザインを採用しているのですが、フラッグシップモデルとなるXiaomi 12シリーズも非常に魅力的なデザインに仕上がっています。

Mi 11シリーズではMi 11 Lite 5Gでも見られた「ハローリング」デザインを採用していたのですが、Xiaomi 12シリーズではよりスタイリッシュなものに一新されました。背面にはガラス素材が採用されているのですが、光沢を押さえたマット加工が施されており、指紋がつきにくくなっている点もポイントです。

ウインタブで実機レビューを行ったのはグレーでしたが、これがまた大人っぽい色で所有欲を満たしてくれます。このほか女性ユーザーが使用しても違和感がない「パープル」と「ブルー」も用意されています。中国向けモデルにはヴィーガンレザーを採用した「グリーン」も用意されているのですが、残念ながらいまのところグローバル版には設定がありません。

5.防水・防塵に対応しないのが残念

個人的に残念に思われるのは、高価なモデルながら「防水・防塵に対応していない」という点です。前モデルとなるMi 11 ProではIPX5/8準拠の防水・防塵性能を備えていたので、対応できないというわけではなさそうなのですが・・・・

水場でスマホを使わなければいい、というだけの話ではあるのですが、急に雨が降ってしまう場合もありますし、他社フラッグシップモデルは防水・防塵に対応しているものがほとんどなので、次期モデルでは改善をお願いしたいところです。 

6.まとめ

近年ミッドレンジモデルも搭載CPUやカメラの性能が向上しています。そのため「重量級ゲームを最高画質で快適にプレイしたい」という用途でなければミッドレンジモデルで十分、と言えそうなのですが、Xiaomi 12 Proは端末性能やカメラ性能だけでなく、筐体デザイン、バッテリーの充電速度などあらゆる点で満足度の高い一台に仕上がっていると感じます。

防水・防塵に対応していない点は残念ですが、その点を除けば隙のない、メインスマホとして長く愛用できる製品です。個人的にもここまで惚れ込んだ製品は本当に久しぶりです。

7.関連リンク

Xiaomi 12 Pro:Mi Global Store(AliExpress)
Xiaomi 12 Pro(グローバルモデル)の実機レビュー - 美しい筐体デザインと「モンスタークラスの」性能が魅力のXiaomi最新フラッグシップモデル!

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