日本市場での販売に力を入れている中国メーカー、TeclastがAndroidタブレットのニューモデル「T50Plus」を発売しました。SoCにウインタブでは未知の型番「UNISOC T620」を搭載しており、それ以外のスペックも高め、しかしセール価格は2万円切りという、ぜひ手に取ってみたくなる製品です。
Amazon製品ページはこちらです
TECLAST T50Plus
※7月30日まで、製品ページのクーポン利用で19,900円
1.概要
スペック表
Teclast T50 Plus | |
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T620 |
RAM | 6GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 11インチIPS(1,920 × 1,200)90Hz |
LTEバンド | FDD-LTE:B1/3/5/7/8/20 TD-LTE: B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.2 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+補助カメラ |
バッテリー | 8,000 mAh |
サイズ | 257.1 × 169.2 × 7.9 mm |
重量 | 520 g |
コメント
OSはAndroid 14でSoCは冒頭記載の通り…
UNISOC T620です。この型番、まだ情報が少なく、Antutuスコアがどのくらいになるのか不明ですが、UNISOCの公式サイトを見る限り、T616とほぼ同じ構成でCPU/GPUのクロックスピードが若干上がっている(CPU:T616の最大2.0GHzに対し、T620では最大2.2GHz、GPU:T616の750MHzに対し、T620では850MHz)ので、多少はパフォーマンスアップしているものと思われます。
RAMは6GBで拡張機能により最大16GB、ストレージは256GBでmicroSDカードによる拡張も可能です。
ディスプレイは11インチで解像度は1,920 × 1,200とこのクラスのタブレットとしては普通くらいですが、リフレッシュレートが90Hzとなりました。90Hzというのはそこまで高速とは言えませんが、それでも60Hzと比べると画面遷移の滑らかさで顕著な差があると思います。
また、WidevineはL1、NetflixでもL1判定になりますので、ほとんどの動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質視聴が可能です。
各部名称です。背面は「Teclastの新デザイン」ですね。「オーラリング」と称するカメラ付近のデザインが特徴的です。また、画像に説明がありませんが、T50 Plusはイヤホンジャックも備えています。
2.価格など
Teclast T50PlusはAmazonで販売中で、通常価格28,900円のところ、7月30日までは19,900円で購入できます(製品ページにある9,000円OFFクーポンを使用した価格です)。
UNISOC T620の性能は未知数ですが、少なくともT616よりも高性能であると考えて間違いないでしょう。TeclastのTシリーズは筐体の仕上げが美しく、Widevine L1に対応してディスプレイのリフレッシュレートも90Hzと高いので、2万円以下で購入できるのであればお買い得だと思います。
3.関連リンク
TECLAST T50Plus:Amazon
※7月30日まで、製品ページのクーポン利用で19,900円