Teclastのエントリータブレット「P30」がマイナーチェンジです。もともとP30は1万円強で買える低価格な製品ながら搭載CPUはUNISOC T606と上位機種並み、WidevineもL1と良スペックで、ウインタブとしてもおすすめの機種でした。このP30が早くもAndroid 15搭載となりました。
新しいP30の販売ページはこちらです
TECLAST P30 アンドロイド15 タブレット 10インチ:Amazon
※クーポンコード「OG7RC4TG」で1,000円OFF
Teclast P30 | |
OS | Android 15 |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチ(1,280 × 800) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 242.4 × 161.3 × 8.7 mm |
重量 | 544 g |
スペックの変更点はOSのみです。
Android 15に関してはなぜか中国メーカーが先行していて、ウインタブでもAndroid 15搭載機Teclast P50AIを実機レビューしています。Android 15とAndroid 14の相違点はそれほど多くはありませんが、プライベートなアプリを非表示にできるプライベートスペースや画面全体ではなく単一アプリのみの画面録画機能といったものが追加されています(詳しくはこちら)。
Teclast製品のUIは基本的に「素のAndroid」ですが、「素」だけに「標準の大画面デバイス向けUI」がしっかり使えるようになっています。また、数はそんなに多くありませんが、独自の機能も搭載されています。
例えばこれ。就寝前にタブレットでWebサイトや動画などを見る際には役立ちそうですよね。
SoCはUNISOC T606です。少し前だとボトムレンジのタブレットにはT606よりも低性能なSoCが搭載されていましたが、T606であればゲームは別としても普段使いで大きな不満を感じない程度には動作しますので、1万円強の製品としては十分な性能だと思います。
Teclastの中下位モデルで「惜しい」のはディスプレイ解像度です。P30も10.1インチで解像度は1,280 × 800なので、若い方や視力の良い方の場合、画面の粗さが気になるかもしれません。ただまあ、P30の価格帯であれば「こんなもんかな」とは思います。また、WidevineはL1でNetflixでもL1判定になりますので、動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能です。
カメラの画素数はイン側が2MPでアウト側が5MPと低いです。ただ、10型のタブレットではアウトカメラを使う機会が非常に少なく(メモ代わりにドキュメントを撮影する程度でしょうか)、個人的には画素数を高くする意味はないと思っています。
また、この製品はLTE対応しないWi-Fi専用機です。この点はご注意ください。
各部名称です。スピーカーは横持ち時の下側面に2つ。音質についてはなんとも言えない(あまり期待できないと思います)ものの、動画視聴などでは臨場感が出るんじゃないでしょうか。
また、Teclast製品はイヤホンジャックがついていますので、音質にこだわりたい方にもいいと思いますね。
Teclast P30(Android 15)はAmazonで販売中です。12月21日現在の価格は12,900円(製品ページにある4,000円OFFクーポンを使用したもの)ですが、クーポンコード「OG7RC4TG」を使うとさらに1,000円OFFとなり、11,900円で購入できます(12月27日まで)。
UNISOC T606を搭載し、WidevineがL1のタブレットとしては非常に安価です。それに加え、Androidのバージョンも競合製品に先駆けて15になったというのは魅力的ですよね。
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2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。