こんにちは、かのあゆです。AQUOS Sense 3の登場に伴い、Senseシリーズ最上位モデルとなるAQUOS Sense Plusシリーズに関しても新モデル「AQUOS Sense 3 Plus」が投入されています。AQUOS Sense 3よりも少し大き目な筐体にハイエンド端末並みのRAMとストレージを搭載し、スピーカーもDolby Atmos対応ステレオスピーカーを採用するなど、こちらも前モデルより大幅に進化しています。
1.スペック
同時発表されたAQUOS Sense 3と同じく、初期搭載OSはほぼ素のAndroid 9 Pieです。2年間のOSアップデートが保証されるため、Android 10はもちろんのこと、来年リリースされるであろうAndroid 11のアップグレードも期待できます。
CPUはQualcomm Snapdragn 636を搭載しています。AQUOS Sense 3に採用されているSnapdragon 630と比べるとCPU性能、GPU性能ともに向上しています。PUBGなどの重量級ゲームに関しても標準画質であれば快適にプレイ可能です。もちろん普段使いで特にパフォーマンス不足に困ることはないでしょう。RAMは6GB、ストレージは64GB/128GBとなっており、ミッドレンジモデルながらRAM容量、ストレージともにハイエンド端末並みのスペックです。
ディスプレイはAQUOS Sense 3より大型となる6.0インチサイズで解像度はFHD+(2,220 x 1,080)です。消費電力に優れたIGZOディスプレイは本端末にも採用されており、表示の美しさと消費電力の低減を両立させています。
カメラはイン8MP、アウト12.2MP(標準) + 13.1MP(広角)という構成で、こちらもAQUOS Sense 3同様アウトカメラが前モデルのAQUOS Sense Plusのシングルカメラ構成からデュアルカメラ構成に変更されています。AQUOS Sense 3と比べると広角レンズの解像度が若干高めです。
バッテリーはAQUOS Sense 3同様4,000mAhで、AQUOS Sense 3 Plusに関してはCPUが変更されていることもあり公式サイトの紹介では特に稼働時間に関する表記はありませんが、消費電力に優れたIGZOと大容量バッテリーの組み合わせにより、バッテリー持ちに関しては期待できそうです。
Senseシリーズ上位モデルらしく内蔵スピーカーはステレオ出力に対応しており、近年搭載機が増えてきている「Dolby Atmos」にも対応しているため、映画やゲームなどのコンテンツを迫力のあるサウンドで楽しむことも可能です。またハイレゾ音源の再生にも対応しています。
2.デザイン
前面のデザインはAQUOS Sense 3/AQUOS Sense 3 Liteと共通のデザインです。指紋認証センサーは前面に配置されています。基本的に前モデルのAQUOS Sense Plusのデザインを踏襲していますが、左右のベゼルはかなり狭くなっています。ノッチ非搭載もAQUOS Sense 3/AQUOS Sense 3 Liteと共通で、上下ベゼルは広めです。
背面です。こちらも基本的にはAQUOS Sense 3/AQUOS Sense 3 Liteと共通のデザインですが、カメラ上部にあったラインがなくなっており、こちらのほうがよりすっきりしたデザインに見えます。またAQUOS Sense 3/AQUOS Sense 3 Liteでは背面素材にアルミ素材を採用していましたが、AQUOS Sense 3 Plusではガラス素材を採用しており、高級感はこちらのほうがワンランク上といった印象です。筐体色は「ムーンブルー」「ブラック」「ホワイト」の3色展開です。
3.まとめ
AQUOS Sense 3 Plusは2019年冬予定とされていますが、Rakuten Mobileでは「SH-RM11」という型番でSIMフリーモデルが12月より販売開始予定となっており、他のキャリアに関しても同時期に発売されるものと思われます。現時点での販売価格は未定です。
同時投入されているAQUOS Sense 3でも十分すぎる性能ですが、上位モデルとなるAQUOS Sense 3 Plusではより高速なCPU、ハイエンド端末と同等クラスのRAM/ストレージ容量、Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーなど、より高性能に仕上がっています。価格に関してもおそらく3~4万円台に抑えられるものと思われ、より高性能なモデルが欲しいという方にお勧めできる一台になりそうです。
4.関連リンク
AQUOS 2019 Winter 最新モデル : SHARP