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Galaxy Tab A11+ / A11+ 5G - 3万円台で買えるGalaxyシリーズのエントリーモデルが大幅に進化!

Android

Galaxy Tab A11+
Samsungが11インチタブレット「Galaxy Tab A11+」「Galaxy Tab A11+ 5G」を発表しました。Galaxy Tabシリーズのエントリーモデルという位置づけで、従来モデル「A9+」の後継機となります。3万円台 (Wi-Fiモデル)、4万円台 (5Gモデル)という手頃な価格ながら、A9+から大きくスペックアップしています。

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1. スペック

項目 仕様
OS Android 16
SoC MediaTek MT8775
RAM 6GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 11インチ (1,920×1,200) 90Hz
バンド 5G:n1/3/28/41/77/78
LTE:B1/3/5/8/12/18/26/28/38/41/42
※5Gモデルのみ
無線通信 Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3
ポート類 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ 前面 5MP/背面 8MP
バッテリー 7,040 mAh (動画再生最大15時間)
サイズ 257.1✕168.7✕6.9 mm
重量 Wi-Fiモデル:477g
5Gモデル:482 g

2. OS/SoC/RAM/ストレージ

OSはAndroid 16とだけ開示されていますが、「DeXモード (アプリをウィンドウ形式で使用可能にし、PCライクな作業環境を実現するモード)」に対応している説明がありましたので、独自UIのOne UIを搭載しているはずです。

SoCはMediaTek MT8775です。この型番は「超最新」でして、MediaTekの公式サイトでも情報が取れません (11月28日現在)。ただ、メーカーのプレスリリースによると「Galaxy Tab A9+よりも約18%向上した高性能なプロセッサ」という説明がありました。A9+のSoCはSnapdragon 695でAntutu Ver.10のスコアが約44万点(出所:Nanoreview)なので、「めちゃめちゃ単純な計算」だと44万✕118%=約52万点、ということになります。「Samsung製で3万円台」ということを思えば悪くない性能だと思います。

RAMは6GB、ストレージは128GBと、A9+ (RAM4GB/ストレージ64GB)から増量されました。…いまどきストレージ64GBというのは厳しいですもんね…。またmicroSDカードリーダーも搭載しています。

3. ディスプレイ

Galaxy Tab A11+

ディスプレイは11インチで解像度は1,920 × 1,200、リフレッシュレート90Hzと、数値上はA9+と同じです。また、パネルもTFTと開示されており、有機ELではありません。

4. 筐体/各種機能

Galaxy Tab A11+

筐体色は「グレー」です。見た感じ、A9+と全く同じなのですが、A9+は筐体色が「グラファイト」なので、A11+のほうがちょっと白っぽいのかもしれません。また、メーカーによると「スピーカーホール、カメラデコデザイン、サイドボタンなど」が変更されているとのことでした。ちなみに、筐体サイズはA9+と全く同じ、重量が「数グラム」異なります。

カメラはイン5MP、アウト8MPと特に高い画素数ではありません。ただ、個人的にはタブレット製品のカメラ用途や使用頻度から考えてこの画素数で妥当だと思います。

Galaxy Tab A11+

横持ち時の左右側面に2つずつ、合計で4つのスピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。タブレットの主要な用途である動画視聴時には臨場感のある音が楽しめると思います。

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5. 価格など

Galaxy Tab A11+はSamsungオンラインショップ、Galaxy Harajuku、Galaxy Studio Osaka、Amazon、主要 EC サイト、家電量販店で販売中で、11月28日現在の価格は37,620円です。Galaxy Tab A11+ 5Gは12月12日の発売予定で、A11+と同じ販路及びIIJmioにて順次予約販売が開始され、価格は42,570円です。なお、これらの価格は通常価格よりも安い「キャンペーン価格」です (キャンペーン期間は2026年1月5日まで)。

この価格は上位モデルのGalaxy Tab S10 FEのほぼ半値、ウインタブがよく記事にしている中国メーカーのタブレット上位モデルとの価格差もかなり小さいです。Galaxyブランドのタブレットとしては非常にコスパの良い製品と言えますね。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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