DOOGEEがスマートフォン「S cyber Pro」を発表しました。この製品は既存モデル「S cyber」の上位版で、SoCが「俺たちのUNISOC T606」からHelio G100に変更されるなど、全体的にスペックが上がっています。4Gスマホ(5G非対応)ながら、価格次第ではアウトドアレジャー用に欲しくなる製品ですね。
なお、この記事では主にS cyberからの変更点についてご説明します。S cyberについてはこちらの記事をご覧ください。
![](https://i0.wp.com/win-tab.net/wp-content/uploads/2024/07/doogee_s_cyber-1.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
1.スペック表
DOOGEE S cyber Pro |
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OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Helio G100 |
RAM | 12GB(拡張機能により最大32GB) |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 6.6インチ(2,408 × 1,080)120Hz |
バンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18 B19/20/25/26/28A/28B/66/71 TDD:34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト50MP+20MP+8MP |
バッテリー | 10,800 mAh |
サイズ | 178.5 × 83.5 × 17.9 mm ※従来モデルの数値です |
重量 | 365 g(従来モデルの数値です) |
2.コメント
上にスペック表を掲載しましたが、AliExpressの製品ページに従来モデルとの比較表がありました。
まず、SoCですが、UNISOC T606からHelio G100(Antutuスコア約42.9万点、出所:Nanoreview)に変更されました。中国製品で「T606搭載機より上位のタブレットやスマホ」に使われることの多いHelio G99(Antutuスコア約42万点、出所:Nanoreview)と基本スペックはほぼ同じですが、主にカメラ性能が強化されています。使用感はG99とG100で大きくは違わないでしょう。
RAMは8GBから12GBに、ストレージも256GBから512GBに増量されました。また、ディスプレイは…
サイズが微妙に上がり、リフレッシュレートも90Hzから120Hzとなりました。
カメラは従来モデルと同様に日本のイメージングテクノロジー企業、morphoのアルゴリズムを採用しており、インカメラの画素数が上がったのと、アウト側にナイトビジョンカメラがつきました。モノクロになりますが暗闇でも鮮明な写真や動画が撮れるナイトビジョンカメラは(個人的には)アウトドアレジャーには必須だと思っています。
バッテリー容量は10,800 mAhとタフネススマホらしい容量です(従来モデルから変更ありません)。急速充電の性能があがり、従来モデルの18Wから33Wとなりました。
3.価格など
DOOGEE S cyber ProはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、2月17日から発売記念セールが開催されます。セール価格はまだわかっていません。従来モデルのS cyberの価格が146.81ドル(22,665円、2月10日現在)なので、「199.99ドル(約30,900円)とかかなあ…」などと適当な予想をしていますが、いかな「俺たちのT606」であっても(使用頻度の高い)スマホ用としては少々心もとないと思いますので、SoC性能が上がり、ナイトビジョンカメラもついたS cyber Proのほうがよさそうですよね。
4.関連リンク
S cyber Pro:DOOGEE Official Store(AliExpress)
![](https://win-tab.net/wp-content/uploads/2024/08/kao_anime0803-2.png)
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