DOOGEEがスマートフォン「Blade GT Ultra」を発表しました。DOOGEEの得意なタフネススマホジャンルの製品で、先行して発売された「DOOGEE Blade GT」スペックアップ版です。この記事では既存モデルBlade GTからの変更点を中心にご説明します。
DOOGEE Blade GTの製品紹介記事はこちらです。
販売サイトはこちらです。
DOOGEE Blade GT Ultra:DOOGEE Official Store(AliExpress)
1.スペック表
DOOGEE Blade GT Ultra |
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OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Dimensity 7300 |
RAM | 16GB(拡張機能により最大36GB) |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 6.72型(2,400 × 1,080)120Hz |
バンド | 5G:n1/3/7/8/28/38/41/77/78/79 FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18 B19/20/25/26/28ab/66 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n/ax、 Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト100MP+5MP |
バッテリー | 5,500 mAh |
サイズ | 178.5 × 83.5 × 10.5 mm |
重量 | 260 g |
※赤字はDOOGEE Blade GTからの変更点
2.コメント
上にスペック表を掲載しましたが、メーカーでも比較表を用意しているので、それも掲載します。
まず、CPUがDimensity 7050(Antutu約58.7万点、出所:Nanoreview)から7300(Antutu約67.9万点、出所:Nanoreview)に変更されました。また、RAM容量は12GBから16GBに、ストレージ容量も256GBから512GBに変更されています。
また、カメラの画素数も上がりました。画素数が高ければキレイな写真が撮れるとは限りませんが、Blade GTシリーズはカメラにmorpho(日本のイメージングテクノロジー企業)のアルゴリズムを採用していますので、画質には期待できます。
バッテリー容量は5,500 mAhと、とてもタフネススマホとは思えない小さな容量です。しかし、Blade GT Ultraでは急速充電性能が上がり、18Wから33Wになりました。
タフネススマホとは思えない小さなバッテリーであるかわりに、タフネススマホとは思えない薄さと軽さを実現しています。街なかでの普段使いを想定する場合、この薄さと軽さは大きな魅力ですね。
筐体は従来モデルから変更がありません。サイズと重量も全く同じです。「既視感がすごい」デザインで、個人的には「こういうことをしなければ最高だったのにね」とは思います。「いつものDOOGEE」のデザインで良かったじゃん…と。なお、この筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
3.価格など
DOOGEE Blade GT UltraはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、2月17日から発売記念セールが開催される予定です。セール価格はまだわかっていません。
既存モデル、DOOGEE Blade GTの2月9日現在の価格は234.99ドル(36,278円)です。外観が気に食わない、という点を除けば薄型・軽量な5Gタフネススマホとして非常に魅力的ですし、既存モデルの価格なら十分に安いと感じます。私はUltraのほうは「50ドルくらい上がるのかな?」と勝手に思っていますが、この予想が正しい場合、スペックと筐体のサイズ感を考慮すればこれでもお買い得に感じられます。
4.関連リンク
DOOGEE Blade GT Ultra:DOOGEE Official Store(AliExpress)
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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