Blackviewがタブレット「MEGA 8」を発売します。ディスプレイサイズが13インチと大きく、アウトカメラも50MPと高い画素数になっています。また、最新OS(UI)のDokeOS_P4.1を搭載しており、大画面で事務仕事などを快適にこなせそうな製品です。
1.概要
スペック表
Blackview MEGA 8 | |
OS | DokeOS_P4.1(Android 15) |
SoC | UNISOC T620 |
RAM | 12GB(拡張機能により最大36GB) |
ストレージ | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 13インチ(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | B1/3/7/8/19/20/28A/28B/ B38/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー オーディオジャック |
カメラ | イン13MP/アウト50MP+2MP |
バッテリー | 11,000 mAh |
サイズ | 302 × 197.5 × 7.85 mm |
重量 | 736 g |
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OSはAndroid 15ベースの独自UI「DokeOS_P4.1」です。多彩な独自機能を搭載しており、冒頭に書いた通りPCモードも使えます。なお、AliExpressの製品ページでは「AI」機能について多くの説明がなされていますが、正直なところ「どこまでがGoogle標準の技術でどこからがBlackview独自の技術なのか」という点が判然としません。
SoCはUNISOC T620です。Blackview公称のAntutuスコアは355,156点とのことなので、中国メーカーのエントリータブレットに搭載例の多いUNISOC T606(スコア25万点程度)よりはワンランク上の性能です。
RAMは12GBで拡張機能により最大36GBとして使え、ストレージは256GBと512GBを選択可能です。
ディスプレイは13インチと大型です。この点がMEGA 8の最大のセールスポイントかな、と思います。解像度は1,920 × 1,200、WidevineもL1です。
また、MEGA 8にはスタイラスペンが付属します。この画像を見ていただくと、ペン先に円盤のようなものがついているのがわかると思いますが、「実物にも円盤がついていて、このまま使います」。ウインタブではBlackviewのこの仕様のペンを何度もテストしていますが、はっきり言ってイラストやマンガの制作には使えません。メモ用と割り切るべき品質です。…まあ、無料なんであまり文句を言わないほうがいいかもしれないですけどね。直近だとOSCAL Pad 100のレビューで同種のペンをテストしました。
MEGA 8にはもう一つ大きなセールスポイントがあります。「カメラ画素数」ですね。イン13MP/アウト50MP+2MPと、比較的低価格なタブレット製品としては非常に高い画素数になっています。またアウト側がデュアルカメラというのも面白いですね。
MEGA 8は4スピーカー搭載です。Blackviewの上位タブレットは比較的スピーカー品質もいいので、この製品の音質にも「ある程度は」期待できそうです。もちろん動画視聴時には臨場感が出ると思います。
バッテリーは11,000mAhと大容量です。また、18Wの急速充電にも対応します。
ただ、そのぶん筐体は大きくて重いです。ディスプレイサイズが13インチなので大きいのは仕方ないとして、重量も736 gと、タブレット製品としてはかなり重い方なんですよね。でもタブレットケース(スタンドとしても使えます)が付属するので、動画視聴では(手で持たなくていいので)便利かと思います。
筐体色はグレー、ブルー、グリーンの3色から選べます。
2.価格など
Blackview MEGA 8はAliExpress内のBlackview Global Storeに製品ページがあり、5月12日から発売記念セールが開催される予定です。この記事執筆時点ではセール価格はわかっていませんが「 5月1日に最も衝撃的な価格でご提供します(価格を発表する、という意味だと思います)」とのこと。
大型で動画視聴に向くと思いますし、キーボードやマウスを接続してPCモードを活用する、というのも面白いんじゃないでしょうか。
3.関連リンク
Blackview MEGA 8:Blackview Global Store(AliExpress)

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