株式会社天空がAndroidポータブルゲーミングデバイス「AYANEO Pocket S」を国内で発売します。この製品は4月にINDIEGOGOでクラウドファンディングされており、その際にウインタブでも紹介記事を掲載しています。
製品詳細についてはこちらの紹介記事をご参照いただくとして、この記事では主に国内版のスペック、バリエーション展開、および価格についてご説明します。
AYANEO Pocket S ー Snapdragon G3x Gen 2を搭載するAndroid OS搭載ゲーミングハンドヘルド、クラウドファンディングがスタート!
1.概要
スペック表
AYANEO Pocket S | |
OS | Android 13 |
SoC | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 |
RAM | 12GB/16GB(LPDDR5X 8533Mbps) |
ストレージ | 128GB/512GB(UFS4.0, 128GB版はUFS3.1) |
ディスプレイ | 6インチIPS(1,920 × 1,080) 6インチIPS(2,560 × 1,440) |
ネットワーク | Wi-Fi7、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C(フル機能)、microSDカードリーダー |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 213.9 x 85 × 14 mm |
重量 | 350 g |
バリエーションモデル
・12GB/128GB/1,920 × 1,080
・16GB/512GB/1,920 × 1,080
・16GB/512GB/2,560 × 1,440
※左からRAM/ストレージ/ディスプレイ
コメント
OSはINDIEGOGOでのクラウドファンディング時点と変わらず、1世代前のAndroid 13です。また、「WindowsのAYANEO」に搭載されていた設定アプリ「AYA Space」はAndroid OSになってもしっかり搭載されています。
思えばゲーミングスマホ(ASUS ROG Phone 8など)にもメーカー独自の設定アプリが搭載されていることがほとんどなので、AYA Spaceが特殊、ということではありませんが、「TDPの設定」などWindowsっぽい設定項目があるのが面白いですね。もちろんWindows機で培ったノウハウも活かされているものと思います。
AYANEOのWindows UMPCは他社製品よりも筐体の質感が高いものが多いです。AYANEO Pocket Sでも筐体前面がガラスで覆われており、また、筐体もCNC加工(の金属製)でサンドブラスト加工も施されています。Windows UMPCよりも一回りコンパクトで軽量な筐体サイズも魅力ですね。
Snapdragon 8系のSoCというと、やはり「発熱」が気になるところですが、ゲーミングスマホとは異なり冷却ファンを搭載していますし、画像の通り冷却システムも万全です。
2.価格など
AYANEO Pocket Sは7月上旬の発売予定で、ハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム秋葉原本店、Amazon.co.jpで予約販売がスタートしています。また、CAMPFIREでもクラウドファンディングがスタートしました。
5月30日現在の価格は下記のとおりです。
・12GB/128GB/1,920 × 1,080:79,800円(89,800円)
・16GB/512GB/1,920 × 1,080:99,800円(109,800円)
・16GB/512GB/2,560 × 1,440:104,800円(114,800円)
※ハイビーム公式オンランストアでの予約限定価格(カッコ内が通常価格)
※予約限定価格は6月13日9:59まで
なお、ハイビーム公式オンラインストアで予約購入する場合に限り、専用液晶保護フィルムがもらえます。また、2,560 × 1,440モデルは、ハイビーム公式オンラインストア、Amazon.co.jpでの限定販売です。
3.関連リンク
AYANEO Pocket S:ハイビーム公式オンラインストア
AYANEO Pocket S:Amazon
AYANEO Pocket S:CAMPFIRE