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Xiaomi Wowstick 1F+ の実機レビュー - 一家に1台は持っておきたいコンパクトな電動ドライバー。大人が使うのはもちろん、お子様でも安心ですよ! 

wowstick top
こんにちは、オジルです。スマホなどでおなじみのXiaomi、まだ日本国内にはごく一部しか投入されていないものの中国国内では幅広いジャンルの製品を取り扱う総合家電メーカーとして知られています。以前からXiaomiの家電製品は気になっていたのですが、ここのところ会社で勤務中に業務の一環として京東商城(JD.com)やアリババ(1688.com)をウォッチする機会が格段に増えたこともあり、とうとう手を出してしまいました…。

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というわけで、今回は電動ドライバーのXiaomi Wowstick 1F+を購入しましたので、実機レビューをお届けします。多くの方がイメージする「インパクトドライバー」というよりは、ご家庭での軽作業からガジェットの分解にまで幅広く使える「電動精密ドライバー」として、持っておいて損のない製品だと思います。

1.スペック

この手の製品のスペックに疎く(申し訳ありません)、主要と思われるものを抜粋して記載いたします。

材質:S2アルミニウム合金
電源:充電式(リチウムイオン電池)
充電時間:40分
速度:200rpm
作業モード:デュアルトルク 0.15/3N.m

ビット:
 PH0000/PH000/PH00/PH0/PH1/PH2
 SL1.0/SL1.5/SL2.0/SL2.5/SL3.0/SL3.5/SL4.0
 H0.7/H0.9/H1.3/H1.5/H2.0/H2.5/H3.0/H4.0
 T2/T3/T4/T5/T6/T7/T8/T9/T10/T15/T20
 P2(★0.8)/P5(★1.2)/P6(★1.5)
 Y0.6/Y1/Y2.0/Y2.5/Y3.0
 S0/S1/S2
 ▲2.0/▲2.3/▲2.5/▲3.0
 U2.0/U2.6/U3.0
 0.8(SIMトレイ用ピンかな?)
 W1.5
 PH0(45mm)/PH2(45mm)
 SL2.0(45mm)
 H2.0(45mm)

使用感などは後述するとして、とにかくビットの数が多い!私には何が何やら…といったところですが、これだけ豊富に揃っていれば将来的に精密ドライバーが必要になっても恐らく困ることはないでしょう。PC、タブレット、スマホ、ドローンの分解や修理など、多様なシーンで活躍してくれそうです。私が日常的に使用するのは通常サイズのプラスマイナスドライバーなんですけどね。

2.筐体

wowstick 外箱

外箱です。一見すると電動マッサージ機のようにも見えますけど、気のせいでしょう。

wowstick 69

「69 IN ONE」と書いてありますね。パッケージといい、何やら意味深な…いやいや、考えすぎですね。失礼しました。

wowstick 開封

開封してみると、上部に薄い「スクリューパッド」なるもの(後述します)があり、その下に複数の箱がピッタリ収まるように入っています。

wowstick 一式

内容物を全て展開するとこのようになります。まず左側、上から順にスクリューパッド、ケース、本体です。右側は上段左が小物類(謎の物体、充電ケーブル、ネジの入った謎の小ビン、ピック?、吸盤)、右はスタンド、下段の3つは全56ビットを小分けにしたものです。また、MANUALと書かれた簡単な説明書が英語と中国語で1枚ずつ入っていました。

ちなみに、小物類の怪しい品々ですが、ひとつはマグネタイザー(磁気をオンオフさせる道具)だったようです。ピックのようなものと吸盤はおそらくスマホなどのディスプレイを剥がす際に使うツールだと思われます。小ビンに入っているネジは何に使うのかさっぱり分かりません!本体のどこを見てもネジ留めの形跡ないですし…。

wowstick スタンド

スタンドは常時作業をする方には便利だと思います。意外と安定します。

wowstick USB

本体の充電はこちらから。端子はmicroUSBですね。満充電まで40分ですし、一度充電してしまえばしばらくは放置でも問題ないでしょう。もし充電が切れてしまっても、空回りせず手動で使用することもできる製品ですから安心です。wowstick 本体

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…と、先にお尻の方から見てしまいましたが、こちらが本体の全体像です。まるでペンのようですけど、This is not a pen but Wowstick. サイズ的にはビットを装着していない状態で約18cm、重さは約50gです。実際に持ってみるとかなり軽く、ファーストインプレッションは「子供のころ初めて手にしたドクターグリップ(懐)」といったところ。なんとなく伝わりますかね…。いずれにせよ、電動ドライバーを持っているような感覚は一切なく、下手すればしっかりとしたグリップつきのドライバー単体の方が重いかもしれないとすら感じます。

画像中の黒くて細長い棒が操作ボタンとなっていて、左側を押すと順回転、右側を押すと逆回転です。特にプラスやマイナスのマークなどはありませんが、直感的に分かるので問題ありません。

wowstick LED

回転時には必ずLEDライトが光ります。暗所での作業はあまりないと思いますけど、影になるような部分を照らせるのは細かい作業で大いに役立ちそうです。

wowstick ビット取り出し

wowstick ビット装着

ビットの装着はケースから外してマグネットで装着するだけ。マグネットが強力すぎるということもないため取り外しも容易です。

wowstick ケース

持ち運びや保管の際には付属のケースがとても便利。本体とビットを1セット収納できるので、私の場合は画像の組み合わせと充電環境さえあれば他には何も要らないくらいです。

3.使用感

最大トルクの3N.mという数字は決してパワフルなものではありませんが、性質を理解した上で使用すれば長所と言えます。ネジ山を潰すことなく程良い締め付けができる上、前述の通り空回りせずに手動で回すこともできるため、軽作業にはうってつけです。また、動作音も静かですし、毎分200回転ですので小さいお子様が直接触れても安心です。私自身の少年時代を振り返ると、ミニ四駆やらなんやらでもし本製品があったら意味もなくネジの付け外しをしたりして手放さなかったでしょうね。

そして、使ってみて意外と便利だと感じたのが「スクリューパッド」です。言ってしまえばマグネットのマットなんですけど、こういうものって自前で用意しようとはなかなか思わないですし、外したネジの「どこいったかわからん事件」のストレスからも開放されます。

百聞は一見にしかず、Teclast F6 PlusのSSDスロット部分で試しに作業を行ってみましたので下記動画をご参照ください。

Wowstick 1F+

4.まとめ

電動かどうかは別にして、どの家庭でも当たり前のように存在するドライバー。当たり前に存在するがゆえになかなか購入の機会がないんですけど、Wowstickを一度手にしてしまうとこの感覚はヤミツキになること間違いなし。タイミングよく引っ越しや作業予定がある方にはぜひ買ってみていただきたいです。

今回私は現地在住の知人を経由して約170元(2,700円くらい)で購入しましたが、日本でも中国通販サイトでの取り扱いがあり、例えばBanggoodでは8月23日時点で3,979円で販売されています。

実は今回、これ以外にも無線子機と思って購入したら「有線接続PCを無線親機にできるよ」だったXiaomi製品(たしか日本円で500円くらい)もあったのですが、技適の絡みもあるので記事にするのは差し控えます。Xiaomi製品は総じて質が良く、全部となるとなかなか難しいとは思いますけど、もっと多くの製品を日本で気軽に買えるようになればいいのになぁ…と思った次第でした。また何か入手したら報告します!

5.関連リンク

Xiaomi Wowstick 1F+ – Banggood

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コメント

  1. 匿名 より:

    これ興味あったのでレビュー嬉しい。XIAOMIは日本にはいってこない謎製品満載なのでどんどんレビューして欲しい。意外と使えそうで物欲が刺激された。

  2. オジル より:

    コメントありがとうございます。気付いたらシャオミファンになってしまったようでして、また何かしら購入すると思います。Wowstickかなりおすすめですけど、スタンダードビットをパッケージにして価格を下げ、マニアックビットをオプションにしてくれたら嬉しかったですね。56のうち40近くは一生使わない予感…