Xiaomi Miスマートバンド4 レビュー【後編】- 活動量計としての使い勝手をランニングで評価。ほか、バッテリー稼働時間など(実機レビュー)

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こんにちは、オジルです。Miスマートバンド4を2ヶ月間使用してみてのレビュー、後編をお届けします。本記事ではここ最近サボり気味なホリデーランナー(一応累計1,000キロくらいは走ってます)の私が活動量計として使ってみた際の使用感と、バッテリー稼働時間や設定などについてお伝えします。

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なお、後編の本記事から読んでいるという方は各機能の所感などについて書いた前編の記事も読んでいただけると幸いです。
Xiaomi Miスマートバンド4 レビュー【前編】 – 誰にでもおすすめしたい超高コスパ製品の機能を細かくチェック(実機レビュー)

1.計測できる運動

実際に走ってみる前に、ワークアウト機能として対応している運動の種類について見ておきましょう。

mismartband4 ワークアウト

本体メニュー「ワークアウト」から選択できるメニューは下記の通りです。

・屋外ランニング
・トレッドミル(ランニングマシン)
・サイクリング
・ウォーキング
・フリー(バーベルを持ち上げるアイコン)
・プールスイミング

Xiaomi Miスマートバンド4 ワークアウトメニュー

Mi Fitアプリ上から選択できるメニューは下記の通りです。

・ウォーキング
・ランニング
・サイクリング

それぞれの名称の箇所をタップすると各メニューに移行します。

こうして見てみると、トレッドミルはランニングのところに同期されそうな気はしますけど、スイミングやフリーはアプリ上で管理されないのでしょうか?私、ほとんど泳げないので確認しようもありませんが、ちょっと気になりますね。

ちなみに、フリーで適当に体を動かしてみてからMi Fitアプリと同期しても、特にスマホ画面上からは結果として表示されることはありませんでした。

2.走ってみる

mismartband4 カウントダウン

ワークアウトを開始する際には、Mi Fitアプリ上からランニングの項目を選択し、「Go」をタップするとカウントダウン終了とともに計測が開始されます。同時に、本体の画面もワークアウト仕様に変化します。これ、ちょっとクセがありまして…後述します。

本体側でスタートする際には「メニュー>ワークアウト>屋外ランニング」と順に選択していくとカウントダウンが開始されてスタートします。この際にペアリングが行われていれば、Mi Fitアプリで同期した際にGPS情報含め後からデータの確認を行うことができます。

そして、走った後はMi Fitアプリから詳細なデータを確認できます。このデータ、私がこれまで利用してきたNIKE RUN CLUBというアプリでもそうでしたけど、走っている途中で詳細な情報を確認することはできません。走っている際に本体で確認できる情報は、時間・距離・ペース・心拍数・区間です。区間については後述します。

mismartband4 ラン中表示

デフォルトで表示されるのが時間~ペースまでの3つ(画像左)で、以下、スワイプさせていくと心拍数などが順次表示されていきます。ということはつまり、走りながら何も操作しなければ心拍数は確認できない、と。のんびりジョギングしながらであれば逐一見れるでしょうけど、普通に走っている時に何回もチェックしないと思うんですよね。ですから私、最後の「区間」というものを本記事を書くまで知りませんでした。画像のように、運動していない状態で「リラックス」と表示されている内容から推察するに、運動の負荷を5段階に分けて表示してくれているものだと思われます。別に何も文句はありませんけど、これ意味ありますかね?w

走り終えてMi Fitアプリで結果を確認すると、以下のようになります。

mismartband4 結果

まず概要として走行ルートのマップと、各種情報が表示されます。
そして、下にスクロールしていくと各項目の詳細情報がグラフとともに表示されていきます。

一番右の中央付近に「高度」という項目がありますが、こちらは計測できていないようです。バンドから情報を取得できないにしても、ペアリングしたスマホのGPSから拾うことはできそうな気もしますが…。

NIKEのアプリ

画像はNIKEのランアプリのものです。こちらにはケイデンス(回転数)やストライド(歩幅)については無かったので、素直に「へぇー!」と思いました。機能的にはなかなか充実していると思います。ただし、あくまでも私のようにガチで走っていない人間の意見ですし、他のアプリの状況などは全く知らないのでご了承ください。

気になる点

・時間がわからない

mismartband4 ラン停止

走行中、たとえばトイレに立ち寄ったりする際に計測をいったん停止するようなことがあると思います。すると、画像のようになります。こうなってしまうともう、この状態からでは時刻の確認は一切できません。停止解除すれば最上部にごく小さく表示されるものを確認できますが、老眼の方はたとえ走っていなくてもまず見えないでしょうし、そうじゃなくても走りながらではよっぽど目を凝らさないと無理だと思います。せめて一時停止中の画面に「11:45」とかだけでもあれば随分違うんですけどね。アップデートに期待したいところです。

・他の操作が何もできない

停止中は上述の通りですし、走っているときはランデータ画面表示のみです。私、走るときはいつも音楽を聞くんですけど、曲送りなどしたい時には結局スマホを取り出すしかなくなってしまうんですよね…。運動中は音楽コントロール機能が活躍するシーンだと思うだけに残念です。もちろん、音楽だけではなく天気予報なども同様に操作できません。

・テキスト読み上げに難あり

設定画面で「テキスト読み上げ」なる機能があり、NIKEのアプリにも同じ機能が搭載されていて重宝していました。累計走行時間・走行距離・平均ペース・心拍数といった情報を1km経過ごとに音声で教えてくれるというものなんですけど、大変残念ながら日本語に対応しておらず、英語で読み上げられます。その英語にネイティブな雰囲気でもあればまだ聞き取れたかもしれませんが、完全に棒読み。抑揚もなく「(中略)シックスミニッツサーティーツーセコンド ハートレートワンハンドレッドシックスティセブン」という感じで読み上げてくるので、はっきり言って情報がほぼ全く頭に入ってきません。グローバル版であるMi band 4でも日本語対応を求める声が常に挙がっていますが、こちらも同様に対処していただきたいものですね。

・心拍測定に少し不安要素

mismartband4 心拍が変

走っている時には心拍数はいつでも確認できるのですが、少し挙動が怪しいというか…実は先ほどのラン結果の画像、よく見ると心拍数が平均147、最高194と表示されています。そこまでハードな走り方してないのにどうなのかなと。最高194って全速力レベルですよね?

かと思えば、別で走った時のデータ(右)を見ると、数値は表示されていてもグラフがなかったりします。タイムは先程のものと同じくらいなんですけど、心拍数は全然違いますしね。心拍数の検出にこだわっていないので私には影響ないんですけど、気にする方にとってはちょっとどうなのかなと思ってしまいそうです。

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視認性

私は晴れている日中帯に走る場合は必ず偏光サングラスをかけるのですが、その状態でも走りながら腕をあまり動かさない状態にキープすればはっきりと内容を確認できています。感じ方は個人差あると思いますけど、サングラス越しに見ると下の画像のようになります。もう少し暗く見えるかもしれません。

mismartband4 見え方

なお、輝度は最大の状態です。直射日光下での仕様時には最大でなければ視認はかなり厳しいと思います。最上部の時刻表示、小ささも相まって全然わかりませんよね。

3.本体のみ vs GPS

Miスマートバンド4はGPSを搭載していないため、ペアリングした端末のGPS情報を頼りに計測することになります。では本体のみだと精度はどの程度なのか?ということで、おつかいを頼まれたついでに最寄りのドンキまで調査へ行ってみました。

まずはスマホのGPSをオフにしてランニング開始、そしてGPSオンで来た道を戻る。
次にGPSオフで歩いてからGPSオンで戻る、という順で測定してみました。

まずはランニングから。左が本体のみ、右がGPSです。

mismartband4 ランテスト

結構ずれてる…と思いましたが、実は往路でスタートしてすぐにGPSがオンだったことに気付いて慌ててオフにした経緯があり、スタート地点を勘違いしていたためこのようになってしまいました。実際の往路の距離は100mプラスしたくらいが正しいと思われます。

・ランニング往路(GPSなし)→2.19km (補正後2.29km)

・ランニング復路(GPSあり)→2.34km

続いてウォーキングです。

mismartband4 ウォークテスト

ごめんなさい、こちらはドンキで買い物をした関係で反対車線側から戻ったため、若干距離が増えてしまいました。

・ウォーキング往路(GPSなし):2.31km

・ウォーキング復路(GPSあり):2.38km

ということで、若干計測方法に問題はあったものの、自宅からドンキまでの距離は概ね2.3kmに近い数字となりました。GPSなしでもある程度の精度で測定してくれているようなのでひと安心です。GPSの精度がどうなのか、という話もありますけどね。ちなみにGPS取得している端末はiPhone SEです。

4.バッテリー稼働時間など

バッテリー

メーカー公称では「20日間」という触れ込みになっているものの、当然ですが稼働時間は設定次第で変動します。Mi Fitアプリ上では設定項目によっては稼働時間が短くなる可能性がある旨のアナウンスをしてくれているものがあり、これは地味にうれしいところ。そういえばパソコンやスマホって、「明るくするとバッテリーの減りが早いよ」的なことは全然教えてくれないですよね…。Miスマートバンド4の場合、主に「輝度」「心拍測定の頻度」が影響を及ぼしている模様です。

ここで実際に私の設定を見ていくと、

・輝度→常時最大。ナイトモード(夜間に輝度を落とす)はオフ
・心拍測定→30分に一度
・睡眠時の心拍測定→オン

この状態から変更しないまま、

・入浴時含め肌身離さず装着
・画面表示時間→6秒
・通知はLINEとTwitterで数十件/日
・毎朝のアラーム(スヌーズ3回目くらいで起床)
・週に1回、ランニングとウォーキングで計15km

この状態で入手時から過ごした結果、コンスタントに13~14日で充電のタイミングが訪れています。バッテリーが減少してくると20%から5%刻みでアラート通知が来ますが、残量が10%あれば1日は絶対持つのでそれまでは充電しません。購入してから2ヶ月が経過した現在までに充電した回数は4回。振り返ってみれば、睡眠アシスタントは最初の頃は面白がって見ていましたけどほとんど一切見なくなってしまったので心拍測定はオフでもいいかなと思いますし、通常時の心拍測定は最悪オフでもいいかな、元気だし。この辺りは使っていくうち用途に合わせて微調整すればいいと思いますけど、体感的には長持ちさせるようにこだわれば20日どころか1ヶ月くらいはいけそうな気がします。反対に、ガンガンにバッテリー消費させる設定にしたとしても1週間くらい持ちそうですね。

ディスプレイ画面のカスタマイズ

Xiaomi Miスマートバンド4 ディスプレイのカスタマイズ

Miスマートバンド4ではディスプレイ画面のカスタマイズが可能です。あらかじめ用意されているパターンの中から選択する方法と、自分でカスタマイズする方法があります。前者は約60種類の中から選ぶのですが、スタンダードなものから中国テイストのものまで幅広く揃っているため、特にこだわりのない方であればこの中から決められると思います。購入してすぐは色々と試してみましたけど、個人的にはデフォルトのものが一番クオリティがいいのかなと。後者のカスタマイズに関しては3パターンの表示形式に背景を合わせるというもの。また、本記事では触れませんが、Androidユーザーはサードパーティー製のアプリを使用すれば更に柔軟なカスタマイズにも対応するようですね。なお、iPhoneでは現状サードパーティー製のアプリはありません。

mismartband4 カスタマイズ2

Mi Fitアプリ上でカスタマイズを行いたい場合は【プロフィール>Miスマートバンド4>ディスプレイ画面>カスタム】から変更できます。ただし、3つの表示パターンから選択して文字色を選び背景に合わせるという内容に留まっていますので、自由に変更できるというわけではないため注意が必要です。

※もし「カスタム」の項目がない場合は、ファームウェアのアップデートが必要になります。最新のアップデートがないという表示が出る場合は、一度端末の言語設定を英語に切り替えてからMi Fitアプリ上で再度確認すると改善されるようです。なお、私が購入したものは届いた時点でカスタム項目は表示されていました(…が、iPhone SEでは下の画像のような非常に見つけ辛い状況に。もしかしたら画面の小さいスマホは全てそうなっているかもしれません)。

Xiaomi Miスマートバンド4 ディスプレイのカスタマイズ

最新アップデートで使いやすくなった

mismartband4 アップデート

2月20日くらいだったでしょうか、Mi Fitアプリを起動すると自動的にファームウェアのアップデートが開始されました(前編でも触れていたv1.0.9.30です)。自動的に開始されたので、もしかしたら上で書いている手動での作業はもう必要なくなっているかもしれません。

メニュー全般での文字やアイコンが大きく表示されるようになり、かなり見やすくなっています。他、ワークアウト時のカウントダウンがアニメーション風で滑らかなものになっていて、表現が難しいんですけど…中華っぽさがだいぶ薄れました。ただしアプリなどの通知に関してはフォントや大きさは変わっていません。全般的に文字サイズやフォントなどを選択できるようになってくればどんどん便利になりますね。前編でも触れた音楽コントロールのアクセスなどが今回のアップデートによるものなのかはよくわかりません(気のせいかもしれないですし)が、このような「かゆいところに手が届く」アップデートをしてくれるのがうれしい限りで、今後にも期待したいです。

5.まとめ

Xiaomi Miスマートバンド4はAmazonで3,839円(税込)にて販売中です。

色々細かく見てきましたが、ひとつ言えるのは「細かいことを気にしなければ十分すぎる」くらいに完成度が高いということ。慢性的に金欠でヒーヒー言っている私のような者が買ってもここまで満足できる商品って、本当になかなかないと思います。世の中やっぱり、お金をたくさん出した方がより良い物が手に入るというのがほとんどじゃないですか。近年の100円均一商品しかり、誰でも購入できる価格帯で良い物を使えるのは幸せだなとしみじみ感じながら使っています。

グローバル版のMi Band 4でシステム言語が日本語対応すれば万事解決するのでしょうが、現状では日本で使う分にはやはり、各種メニューが日本語で表示される方が使い勝手は断然良いと思います。英語のメニュー表示が気にならなければグローバル版でもいいと思いますけど、そもそも購入しやすい価格設定ですからね。

最後にひとつ、これまでに腕時計をしていた方は要注意です。私、20年くらいずっと腕時計をしていましたけど、Miスマートバンド4を肌身離さず身に着けるようになってからというもの、腕時計は一切しなくなってしまいました…。だって軽いんだもん。妻にプレゼントされたものですが仕方ありません。そういったことで怒られそうな方は、腕時計と並べるか、両手にするか、ですね!

6.関連リンク

Xiaomi Miスマートバンド4 レビュー【前編】 – 誰にでもおすすめしたい超高コスパ製品の機能を細かくチェック(実機レビュー)
Xiaomi Mi Smart Band 4 【日本正規代理店品】:Amazon

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