Mpow T3 レビュー - 使いやすさのポイント押さえた、バランスのよい廉価な完全ワイヤレスイヤホン(実機レビュー:natsuki)

Mpow T3 レビュー
こんにちは、nastukiです。今回は、比較的廉価な完全ワイヤレスイヤホンをレビューさせていただきます。私は今まで、有線タイプと、無線ながら左右のイヤホンは有線でつながっているタイプは使用してきたのですが、完全ワイヤレスタイプは初めてで、楽しんでレビューさせていただきました。今回レビューする製品は、メーカのMpowより提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。Mpowというのは、このイヤホンをはじめ、廉価な各種イヤホン、ヘッドホンを多くラインナップしているメーカーのようで、Amazonや楽天でも多くの製品の取り扱いがありますね。

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1.筐体とスペック

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そんなに細かいこともないので、開封しながら筐体とスペックをまとめて見ていきます。。

通信関係

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●Bluetooth:5.0
●コーデック対応:SBCのみ
●技適取得済み

通信関係のスペックです。Bluetoothは最新の5.0対応。とはいえ、親機が古いバージョンのBluetoothだからといって、基本的には音質が劣化するわけではないのでご安心ください。このへんの詳しい話は省きます。とりあえず、親機のBluetoothのバージョンによる違いは、ざっくり、通信距離とそれに伴う安定性だけだと思っておいていいでしょう。それも、身に着けているレベルで近ければ、まず気にすることはありません。

気になるのは、音声コーデックが基本のSBCのみ対応であること。これは、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンであれば仕方のないところ。で、実際、音質や遅延はどうなのかということは、あとで見ていきます。

電池保ち

イヤホンだけで、公称約4時間再生可能。ケースでの充電を含めると、合計24時間再生可能とのこと。なお、イヤホンのみの再生時間は、3時間との記述もあり、または上の画像にあるように箱には3.5時間と書いてあったりと、いまいちあいまいです。この辺は、実際に使って確認してみます。

同梱品

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同梱品一式です。定番ですが、換えのサイズ違いイヤーピースも付いています。

残念ながら、説明書は英語のみ。これは、日本のAmazonに出品する以上は減点です。ましてや、完全ワイヤレス型のイヤホンは視界内にボタンがないので、どうしても直感的操作はできず、説明書を読んで操作を覚える必要があるので。まあ、内容は、ほとんどAmazonの商品ページに書いてある通りですが。なお、大きな声では言えませんが、そこそこ出回っている機種のようで、検索かければ日本語の説明書はネット上に転がってます。

ちなみに、接続時やバッテリー切れ警告など、イヤホン使用時に流れるアナウンスも英語です。

イヤホンの筐体

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イヤホンの重量は、公称6g。実測はご覧の通り、もうちょい軽いです。同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中では、やや重い部類に入りますが、許容範囲内でしょう。防水レベルはIPX5。水を「かける」くらいなら大丈夫だけど、水没させるのはダメというレベルです。雨は大丈夫だけど、風呂場で使うのはやめましょう。

充電ボックス

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充電ボックスです。3つのインジケーターランプが電池残量の目安ですが、3つしかないのであんまり細かいことは分かりません。1つになったら充電しよう、くらいの感覚でよいと思います。充電用ポートはmicroUSBです。

サイズはそこそこ。コートのポケットやビジネスバッグには問題なく突っ込んでおけますが、ズボンのポケットには厳しい、というくらいのサイズ。

18ヶ月の保証

18ヶ月の保証が付いています。18ヶ月とは、なかなか大きく出ましたね。

2.使用感

先にお断りしておきます。本機はBlutooth5.0対応ですが、私がBluetooth5.0で発信できるパソコンなりスマホなりドングルなりを持っていません。以下の使用感は、私の持っているBluetooth4.0~4.2の機器でのものになります。なお、Bluetoothのバージョン違いによる差は、データ通信量に関していえば、音声通信ならBluetooth4.0でも十分すぎる速度があるはずなので、音質に差はなく、関係するのは、通信の安定性と距離くらいのはずです。

電源ON/OFFは箱からの出し入れだけ

充電ボックスから出せば、自動的に電源が入ります。充電ボックスに入れれば、自動的に電源が切れます。自覚的に操作する必要はありません。長押しによって、意図的にON/OFFすることも、できるにはできます。

簡単なペアリング

初期状態では、電源を入れる(充電ボックスから出す)と自動的にペアリング待ち状態になるようです。

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スマホ(画像はandroid)の設定画面でBluetoothを開くと、このように本機を検出するので、選択すればペアリング完了です。一度ペアリングすれば、あとは箱から出せば自動的に接続します。

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バランスのいい音質

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先述のように本機はAACやaptXには対応していません。基本的なコーデックとなるSBCのみです。これは、この価格帯の完全ワイヤレス型のイヤホンとしては仕方のないところでしょう。コーデックについては、色々言いだすとキリがないのですが、ナニソレという人は、とりあえずエレコムのこちらのページをご覧ください。周辺機器大手だけあって、めんどくさいことを省きつつ、シンプルに分かりやすくまとめてくれています。

さて、肝心の音質です。クラシック、フォーク、動画視聴と使ってみましたが、低音、中音域、高音とバランスよく鳴ってくれるて、自然に聴き疲れなく聴けます。低音はややモヤッと感はありますが、十分聞こえてはきます。音量が大きいところや高音でもキンキンした硬質な感じはありません。正直、「この音質イイね!」という感動のようなものはないですが、その代わりに目立ったアラもない、音楽そのものを楽しめる素直な音響です。価格帯を考えると、この製品は「そこそこの音質でオールマイティに楽しみたい」という用途向けでしょうから、このくらいのクセのない鳴りは、ジャンルを問わず聴けてちょうどよいと思います。

遅延はものによってあり

AACやaptXに非対応ということは、音質もさることながら、遅延が気になりますね。結論から言うと、ものによります。スマホでYOUTUBEをいろいろと再生しつつ聴いてみました。すると、多くの動画は特に違和感なく聴けました。しかし、動画によっては激しい遅延が生じるものもあります。

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代表例はこれ。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のYOUTUBE公式チャンネルです。このチャンネルの動画の場合は、かなり気になるレベルで遅延が発生しました。

私は音ゲーの類いはまったくやらないので評価できませんが、ものによって遅延が生じるということは、厳密さが求められるものについては期待しない方がいいと思います。ただし、ほとんどの動画では気になるレベルの遅延はなかったことも申し添えておきます。

人混みでも安定した通信

部屋の中で聞いている分には、まわりでBluetoothマウスとか使ってみましたが、特にノイズなどの干渉は起こりませんでした。部屋の中であれば、はじからはじまで(といってもせいぜい5m程度ですが)でも安定しています。廊下に出ると不安定に。壁を通してはきついようです。Bluetooth5.0の方が、通信能力は強化されるはずですが、常識的な使い方をする分にはべつにBluetooth4.0でも全く問題ありません。

また、外出時も使用してみました。ギュウギュウと言うほどではないにしても、とても座ることはできないくらいの混み具合の電車の中で、鞄の中に突っ込んだスマホから音楽を聴きましたが、特に音切れやノイズはありませんでした。十分、安定した通信品質だと思います。

このタイプとしては納得の電池保ち

電池保ちは、宣伝文句は4時間。箱の表記だと、音楽再生で3.5時間以上とのこと。で、実際はどうだったかというと、満充電から音楽流したり動画見たりで使っていて、3時間40分で警告アナウンスが流れ、3時間50分で完全に電池切れで停止。だいたい、公称通りと言ってよいでしょう。

この価格帯のものだと、イヤホンだけでは2時間程度のものもあるのですが、なんかの作業をしながら聞いたりするときは、あんまり短いと使いにくいです。4時間弱というのは、完全ワイヤレスイヤホンとしては悪くない水準です。使い方にもよりますが、1日数時間の使用で、使わないときにはケースに放り込んでおいて、1週間に1回ケースを充電するという程度が、使用の目安になると思います。

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なお、電池残量は、ケースはインジケーターで分かりますが、本体には表示する機能がありません。接続しているスマホに表示されます。

装着感

装着感ですが、普通に歩いている分にはとれることはないと思います。実は私は、耳の突起が他人より小さく、平べったい形のイヤホンが耳にとまらないのですが、本機は問題なく安定して装着できました。ただ、走るのは、ちょっと怖いかなとは思いますね。

便利な操作性

イヤホンからの操作は、ボタン式です。このボタンは、けっこうしっかり押す必要があるので、かえって誤操作をすることがなく、使いやすいです。機能をみると、シングルクリックで「一時停止」「再生」、左右それぞれをダブルクリックで音量調整、左右それぞれを長押しでトラック移動と、必要な機能がシンプルにまとめられていて操作性は非常によいです。

なお、本体である左のイヤホンをさらに長押しすることで「片耳モード」、つまりモノラルイヤホンモードになります。外の物音が聞こえる状態で聴きたいとき用ですね。このときは、左右両方での操作が必要な、音量調整とトラック移動はできなくなります。

3.まとめ

今回、初めて完全ワイヤレスタイプを使いましたが、期待通りの快適さでした。先述のように、私はいままで、左右のイヤホンがつながっているワイヤレスタイプは使ったことはあるんですが、線がある以上タプタプするうっとおしさはおんなじで、それなら充電いらずでコスパがよくて遅延もない有線でイイじゃん、ってことで、結局、通常の有線タイプに戻っていました。しかし、完全ワイヤレスタイプならば、十分に「ワイヤレス」であることが活かされますね。最も威力を発揮するのは、もちろん歩きながら聴くとき。これまでの有線イヤホンやコード付き無線イヤホンとは、まったく違った使用感です。コードを引っかけないように気を使ったり、コードタッチによるノイズを気にしなくてよいこの安心感。いまさらながら、時代が変わったことを感じます。

性能については、とがったところはありませんが、基本的なところを必要十分の性能で抑えています。電池保ち、接続の安定、操作性といった、「使いやすさ」は非常に高く評価できます。また音質も、実用性とのバランスがよい。歩いてや電車の中など、ある程度の騒音があるところで使用するのがメインであることを考えれば、十分に満足できる音質だと思います。クセのない素直な音響であることもグッド。遅延は、動画視聴程度なら、たいていのものは問題なく視聴できますが、ものによっては生じます。なので、音に関わるゲームには向かないですね。

価格は、3月31日現在Amazonで4,599円です。廉価な完全ワイヤレスイヤホンとしては、激戦の価格帯です。これといった特徴がない代わりに、機能・音響ともにバランスがよくまとまっていて、「完全ワイヤレスイヤホン」としての快適さを十分に引き出している堅実な製品だと思います。とりあえず完全ワイヤレスイヤホンデビューしてみたい、と考えている人にお勧めです。その意味では、説明書が英語なのが重ね重ね残念ですが、これも内容的には、Amazonの製品ページを印刷しておけばそれでOKですよ。

4.関連リンク

Mpow T3 Bluetooth イヤホン:Amazon
※3月31日現在、Amazonの製品ページにて600円OFFとなるクーポンが用意されていますので、3,999円で購入できます

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Comment

  1. 匿名 より:

    いまmpow取り上げるなら(提供品なのはわかってるんですが)T5のレビューが欲しいです。 QCC3026で50-60ドルという破格のやつなので。

    • natsuki より:

      コメントありがとうございます。T5気になりますよね。価格が絶対おかしい(笑)
      管見の限りでは、日本から比較的容易に手に入るルートだと、まだAliexpressに並んだくらいでしょうか。
      Mpowはメーカーとして技適取得と日本展開に積極的なようなので、そのうち楽天やAmazonに並ぶ可能性は高いと思います。それまで待ちですね。

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