ロジクール POP Keys / POP Mouse － ポップなデザインのマウスとキーボード。ポップですけどおじさん向けの機能もあります

ロジクールがポップなデザインのキーボード「POP Keys」とマウス「POP Mouse」を発売します。外観はポップですが、ロジクール製品らしく機能は「便利かつ本格的」です。また、一見するとセット商品かと思われますが、別々に販売されます。まあ、セットで使いたくなる製品ですけどね…。

まずはキーボードのスペックから見ていきます。これ、メカニカルキーボードです。軸のブランド（Cherry MXとかGateronとか）は開示されていませんが、軸色は「茶」です。メカニカルキーボードとしては割ととっつきやすい軸色と言えますね。青軸ほど打鍵音は騒々しくありません。

接続方式はBluetoothとUSB無線（Logi Bolt）に対応します。また、Logi Bolt子機（USBドングル）も同梱されます。なお、この製品はUnifying非対応となります。で、Logi BoltとUnifyingの関係です…。基本的に「ドングル1つで最大6台までの周辺機器を接続できる」というのは同じなのですが、両者は異なる規格で互換性がありません。これまでロジクール製品を使っていなかったという人にはあまり問題はないと思いますが、Unifying対応機器を使っている人は注意が必要です。参考までにこちらの記事をご覧ください。

ロジクール、よりセキュアで安定した新無線技術「Logi Bolt」。まずは法人向け製品から：PC Watch

筐体色はこの3色。数年前からあちこちで見受けられる、キートップが丸い、ちょっとレトロな形状になっています。ただし、色使いはとってもポップ。

側面と底面です。このキーボードは電池式で、単三形電池2本で最大36カ月の駆動時間になっています。

次にマウスです。こちらもBluetoothとLogi Boltに対応します。ただし、Logi Bolt子機は付属しません。キーボード（POP Keys）とセットで使う場合はPOP Keyに同梱されている子機をシェアできますが、単体で使う場合はBluetooth接続にするか、それとも別売りの子機を購入するか、ということになります。

筐体色は3色。POP Keysとセットで使うのが「ほぼ前提」という感じのラインナップです。

この製品も電池式で、単三形電池1本で最大24カ月の駆動時間となります。

続いて、POP KeysとPOP Mouseの面白い機能をご紹介します。POP Keysにはキーボード面右端に「絵文字用のキー」があり、ワンタッチで絵文字の入力ができ、さらに交換用の絵文字キーも付属します。これらのキーは無料アプリ「Logicool Options」を使って機能割当をすることもできます。

また、POP Mouseではホイール下のボタンを押して絵文字を入力することができます。このボタンもアプリで機能割当ができます。

しかしこれ、若い人向けというよりは、いま話題の「おじさん構文」用の機能のような気も…。ただ、救いなのは、絵文字を使わない場合、ショートカットキーとして機能割当ができる、という点です。

POP Keys、POP Mouseとも3台の対応接続デバイスをボタン1つで切り替えられる「Easy-switch」に対応しています。ちなみにPOP Mouseは底面に切り替えスイッチがついています。

ロジクール POP KeysとPOP Mouseは11月18日の発売予定で、Amazonではすでに予約販売がスタートしています。Amazonでの価格はPOP Keysが税込み10,000円、POP Mouseが税込み3,600円です。POP Keysについてはメカニカルキーボードということもあり、ポップなデザインということでなくともリーズナブルな価格かな、と思います。

どうせならセットで使いたいですよね。また、おじさん構文にも向く製品ではありますが、おじさんが使うと少し気恥ずかしい、というのもあります。

関連リンク

POP Keys：ロジクール公式サイト
POP Mouse：ロジクール公式サイト
ロジクール POP KEYS：Amazon
ロジクール POP MOUSE：Amazon