先日超薄型バックパック「Under-The-Jack Pack」をクラウドファンディング「きびだんご」で入手していらい、きびだんごから新製品の案内メールが届くようになりました。今回紹介する「HUMU」はきびだんごからのメールで存在を知ったのですが、「意外とありそうでない」製品だと思います。HUMUは、簡単に言うと「枕の中にスピーカーを埋め込んでいる」ものですが、製品概要を確認してみると、なかなかよさげな枕…、いやスピーカーだと思います。「いや枕じゃなくてクッションというべきだろ」というご意見もありそうですが、この記事では「枕」という表現を使わせてください。
これがHUMUです。見た感じ「そのまんま枕」です。色は「グレー」と「グラファイト」の2色から選べます。
サイズ: 480 × 270 × 145 mm / 1.5 kg
カバー材質:ソフトマイクロファイバー(50%ポリウレタン/50%ナイロン)
バッテリー: 3時間の充電で8時間使用可能
接続: Bluetooth 4.2または3.5mm オーディオジャック
付属品: microUSB充電ケーブル、ユーザーガイド(英語)
この製品はPCやタブレット、スマホとBluetoothもしくはオーディオジャックを使用して有線接続して使います。充電式で連続使用時間は最大8時間です。サイズのほうは「大きめの枕」くらいだと思いますが、さすがに重量は1.5 kgと、そこらへんの枕よりは重いですね。
気になるのは音質ですが、HUMUが独占特許を保有する音響システム「Flexound Augmented Audio Technology」というのが採用されていまして、20〜20,000 Hzという非常に広範囲の周波数をカバーします。HUMUによれば「クリアな中高音域はもちろん、これまで専用のウーファーや大音量でなければ表現できなかった20〜50Hzエリアまでの音域を、音と振動板の双方を使って表現することで、超フルレンジを体感できる画期的なテクノロジーです」とのことです。
また、この製品は「振動」というのも重視しています。要するにスピーカーから音だけでなく、振動も伝わってきます。きびいだんごがYouTubeで公開している動画をご覧ください。
実際の利用イメージはこんな感じ。
実際の音質は聴いてみないとわかりませんが、HUMUの「独自特許システム」と「振動サウンドボード」を枕に仕込んで、寝転がりながら、あるいは上の画像のように首元とか腰回りにセットすれば、確かにすごい臨場感が出そうです。
HUMUはクラウドファンディング「きびだんご」で支援を受付中で、5月17日現在の割引価格は税込み31,800円となっています。ウインタブでいつも紹介したり、実機レビューをしているBluetoothキーボードはたいてい3,000円~5,000円くらいの安価なものなので、3万円を越える価格のスピーカーというのはやや高価に感じられますが、ご存知の通り、スピーカーというのは「上を見ればきりがない」くらいに価格差がある製品なので、HUMUのアピール通りの音響性能が備わっているのであれば、この価格は決して高いということもないのかもしれません。もちろん、枕と一体化した製品、という斬新さもありますし、通常のスピーカーとは異なる使用方法(むしろヘッドフォンに近いか?)になりますので、音楽好き、またゲーマーなどにはすごく面白い製品なのではないか、と思います。
コメント
・・・おお、睡眠学習用枕w