先日実機レビューをした「メカニカル電卓兼テンキーパッド」の「DAREU Z19」ですが、レビュー終了後も愛用しております。パソコンやスマホにも電卓アプリがありますけど、やはり電卓は手元に置いておきたいし、どうせ使うのなら打鍵感のいいものにしたい、と思っているので、Z19には満足しています。
そのDAREU Z19によく似た製品「DENTEN」がCampfireでクラウドファンディング中です。「メカニカルスイッチを使った、PCなどのテンキーとしても電卓としても使える製品」ですね。
スペックはこちら。
DENTEN(デンテン) | |
機能 | テンキーパッド/電卓 |
対応OS | Windows, MacOS、iPadOS、iOS、Android |
接続方式 | USB有線/Bluetooth |
スイッチ | メカニカル(赤軸/茶軸/青軸から選択可) |
バッテリー | 充電式(充電時間2時間/駆動時間2週間) |
サイズ | 150 x 90 x 40 mm |
重量 | 200 g |
こちらが製品画像です。
Campfireの製品ページだと液晶部分が平らになっていますが、実機はこの画像のように液晶部分が傾斜した形状になっています。
DAREU Z19と大きく異なるのはキー配列です。
こちらがDAREU Z19のキー配列。これと比べるとDENTENはデスクトップPC用キーボードのテンキー部分と同じ配列・形状になっているのがわかります。
「M+」とか電卓固有のキーを排除したことにより、「四則演算」しかできません(それはDAREU Z19も同じですけど)。DAREU Z19はまだ電卓っぽさが残った配列(「0」と「00」とか「×」「÷」の印字など)ですが、DENTENはほぼ完璧にテンキーと同じ配列・デザインになっています。
この配列やシンプル機能をどう見るかは人によるでしょうが、個人的には「どうせ四則演算しかやらないんで、むしろこれでいいです」と思います。
キースイッチは赤・茶・青軸を選べます(!)。スイッチのブランドは開示されていませんけど、この手の製品としてはかなりのこだわりが感じられますよね。
キーキャップも着せ替え可能です。交換用のキーキャップは付属しませんが、市販のメカニカルスイッチ用のキーキャップが使えます。画像を見る限りCherry MXスイッチ用のものと互換性があるようですね。つまり、簡単に手に入ります。
また、この画像に写っているキーキャップ引き抜き工具も付属します。
接続方式はUSB有線(ケーブル付属)とBluetooth。バッテリー容量は開示されていませんが充電式で充電時間は2時間、駆動時間は2週間とのこと。PCと有線接続していると充電もされます。電卓とテンキーの切り替えは側面のスイッチを使います。なので、ワンタッチで切り替え可能。
DENTENはCampfireでクラウドファンディング中で、10月10日11:00現在の価格は11,250円です。
この製品は3月にMakuakeでクラウドファンディングされていたのですが、その際は「スルー」していました(というか、気づきませんでした…。すみません)。価格のほう、ちょっと高いと感じるかもしれませんが「使いやすいテンキーが欲しい人兼気持ちよく電卓を使いたい人」にはピッタリの製品だと思います。そういう人がどのくらいいるかわかりませんけど。