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カップ向け金属製ドリップ用コーヒーフィルター 実機レビュー - 1杯のコーヒードリップを金属フィルターで


こんにちは、コーヒー大好きnatsukiです。私は、コーヒーのドリップに金属製のフィルターを愛用しています。もっとも、それなりのクセはあるので、そのあたりは以前にも記事にさせていただきました。以前の記事では、コーヒーポットにドリップする前提でフィルターの素材を比較しましたが、実際には、コップに直接ドリップすることもよくあります。そんなコップ1杯用のドリップフィルターにも、金属製のものを見つけたので、早速試してみました。

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1.製品概要と筐体

box
購入はAliexpressで。ノーブランド品なんで、無地の紙箱に入って届きました。

bundled items
私は、フタと掃除用のブラシをセットで購入しましたが、バラ売りもあります。実際に手に取ってみると、フタは固定できず、ブラシは小さすぎで、正直なところ、あまり使えません。これなら本体だけの購入で十分かと思います。あと、捨ててしまったので映っていないのですが、英語のマニュアルも付いていました。

size
本体です。ん、思ったよりデカいぞ……。

out
メッシュの拡大です。外側だけ見るとかなり粗く見えますが、内側にさらに細かいメッシュが張られています。

in
内側はこんな感じです。

open
このように、ストッパーを広げてカップに固定します。

cup
ストッパーで、固定……を…………(笑)。

え?ストッパーの意味が無い?はい、ストッパー部分をのぞいた直径は、実測73mm。うちにあるコップだと、半分以上がご覧のようにはまり切りませんでした。まあ、使えはするんでいいや。

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2.実際に淹れてみる

beans
では、早速淹れてみましょう。豆の量は、ちょうどメッシュが隠れるくらいが適量かと思います。

making
お湯を注いでいきます。メッシュは案外に精細で、あんまりダバダバとはしたたりません。

coffee
さて、肝心の味は……むむ。結論を言えば、豆の風味や特性はよりダイレクトに感じるものの、多少イガっぽさも出てしまいます。実は、この結果はある程度予測できたものでした。以前の記事でも取りあげたように、金属製フィルターは紙のフィルターに比べて目が粗めで、そのため、風味豊かな油分を通す一方、雑味の元となる微粉末も通してしまいます。

bottom
コップの底の様子はこんな感じ。微粉末がずいぶん出てますね。一端コーヒーポットに入れるなら、ポット内である程度微粉末が沈殿するため(それでも粒子が細かいので多少はポットから注ぐときに入ります)ある程度は緩和されるんですが、コップにダイレクトに淹れると、微粉末ももろに入ってしまうというわけです。とはいえ、ポット用のフィルターよりも目が細かいようで、それほど強烈にというほどでもなく、正直なところ、思っていたよりはスッキリした味わいでした。この辺の許容範囲は、個人差のあるところでしょう。

なお、ちょうどコップ1杯を淹れたくらいで網が目詰まりを起こしてきて、ドリップ速度が急速に落ちます。そのため、このコーヒーフィルターを使って、コーヒーポットなどに2杯以上の量をドリップすることはお勧めできません。

使用後の掃除についてですが、付属のブラシははっきり言って役に立ちません。私の場合は、流しにしばらく置いておいて水を切った後、中身を生ゴミにポイ。必要に応じて、キッチンペーパーやペーパータオルなどに包むこともあります。後は水洗い。基本はこれで、目詰まりを起こしたりしたら念入りに洗って漂白でいいでしょう。

3.まとめと価格など

ということで、予想通りというか、味の面では金属製フィルターのクセの部分が強調されるため、万人にお勧めできるとは言いがたい製品です。一方、消耗品の部分がないのは、使用環境次第では大きなメリットとなるでしょう。特製を分かった上で、あとは使いどころ次第ですね。風味は強く出るので、ガツンとした気付け的な飲み方をしたかったり、ミルクを入れてしまうならアリ。濃いめが好きな人は、試してみる価値があると思います。

販路について、やはりこういうアイデア製品はAliexpressが安く豊富です。日本のAmazonでも同等品の販売は見られるものの、管見の限りマーケットプレイスで、配送が遅かったりセット構成がイマイチだったりと、これならAliexpressでいいやとそっちで購入しました。Aliexpressでの相場は、本体のみで300円台。フタと掃除用ブラシ付きでおおむね400円台から500円程度です。例によって同等品の出品が膨大にあるので、お好きなところで。本体のみなら、3点まとめ買いで1点あたり1.99ドルキャンペーンの対象になっていることも見かけるので、他にまとめ買いするものがあれば利用するとよいでしょう。まあ、このくらいの価格なんで、ものは試しで買ってみてもいいかと思います。下記には、私が実際に購入した出品者をリンクしておきます。

4.関連リンク

コーヒーや紅茶用のポータブル折りたたみ式フィルター,ステンレス製:Aliexpress(私が実際に購入した出品者です)

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コメント

  1. take より:

    100円ショップのキャンドゥで500円で販売されているものと同じようですね。
    私も使っていますが、こちらはカバーとブラシの付属は無かったように思います。

    • natsuki より:

      おお、それだと入手性が良いですね。300円〜500円くらいまで扱っている100円ショップって、結構、こういう中華通販で流行ってるものを持ってくるんですよね。