Amazonプライムデーにあわせ、Teclastのタブレットがセール中です(7月14日まで)。ウインタブはTeclastとは長いお付き合いでして、製品レビューをするようになってから、もう10年ほどになります。当時は中国通販でしか購入できないメーカーでしたが、現在はもう「Amazonで買うメーカー」となりました。
今回紹介するセール品は3つ。14インチの超大型タブレット、先進機能搭載のAIタブレット、手軽に使える8インチのエントリータブレットです。
1. T70
セール価格:34,884円(税込)
※参考価格46,900円から26%OFF
スペック
OS:Android 14 / SoC:Helio G99
RAM:8GB (拡張機能により最大20GB)
ストレージ:256GB
ディスプレイ:14インチ (1920×1200)
カメラ:前面8MP / 背面13MP
サイズ:325×214×8.6mm / 960g
この製品は「とにかくディスプレイサイズがすごい!」です。14インチというのはタブレットとして最大サイズとまでは言えないものの、「最大クラス」ではありますね。そこらへんのモバイルノートよりも大きいディスプレイです。
このディスプレイはWUXGA(1,920×1,200)解像度でWidevineもL1なので迫力ある動画視聴が楽しめます。 SoCもHelio G99とそこそこの性能(Antutu約40万点)なので、タイトルを選べば迫力あるゲームプレイが楽しめます。また、キーボードを接続してPCっぽく使うのにも良さそうです。
ただし「デカい」です。両手で持って長時間のゲームをするのはちょっと辛そうですし、持ち運びにもあまり向きません。タブレットケース(スタンドとしても使えるもの。2,000円弱)も一緒に購入しておくのが良いと思います。
2. T60AI
セール価格:18,620円(税込)
※参考価格27,900円から33%OFF
スペック
OS:Android 15 / SoC:Allwinner A733
RAM:6GB (拡張機能により最大16GB)
ストレージ:128GB
ディスプレイ:11.97インチ (2000×1200) 90Hz
カメラ:前面5MP / 背面13MP
サイズ:283×178.2×8.4mm / 620g
「赤いAIタブレット」です。SoCのAllwinner A733はパフォーマンスはそれほど高くないもののAI処理チップNPUを内蔵しており、AIビデオアップスケーリングやAIジェスチャーコントロールなど先進的なAI機能も使えます。実機に触れてみた印象としては「未完成な部分もあるが、試して楽しいAI機能」という感じですね。
また、USB Type-Cポートを2つ搭載し、外部映像出力にも対応していますし、PCモードも使えますので、大画面でPCっぽく使えるという「面白さ」もあります。
完成度がイマイチな新機能を笑顔で楽しめるウインタブ読者にはぜひ手に取っていただきたいタブレットです(新機能に高い完成度を要求する人には向きません)。なお、この製品はWidevine L1ですが、NetflixではL3判定となりますので、NetflixではHD以上の画質で視聴することができません。
3. P50 MINI
セール価格:10,355円(税込)
※参考価格15,900円から35%OFF
スペック
OS:Android 15 / SoC:UNISOC T7200 (T606)
RAM:4GB (拡張機能により最大12GB)
ストレージ:128GB
ディスプレイ:8.68インチ (1,340 × 800) 90Hz
カメラ:前面2MP / 背面5MP
サイズ:214.6×126.5×8.2mm / 345g
8インチ(8.68インチ)のエントリータブレットです。ウインタブではおなじみのUNISOC T606のリネーム版、T7200です。Antutuスコアは25万点程度でWeb閲覧や動画視聴、ニュースアプリ、パズルアプリなどに使うぶんには問題なく動作します。
ディスプレイ解像度はHD+(1,340 × 800)と低めですが、サイズが小さいのでそれほど粗さは感じないでしょう。SoCの性能も高くないので、このくらいの解像度のほうがむしろいいかもしれません。リフレッシュレートは90Hzありますのでスクロールも割と滑らかです。また、WidevineはL1でNetflixでもL1判定になりますので、ほとんどの動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能です。
8インチというのはサイズ感が素晴らしく、片手で掴めますし、軽量なので持ち運びもしやすいです。セール価格も10,355円と非常に安いので、手軽な動画端末、情報端末としておすすめです。
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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