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KEIAN(恵安) KEM-70B - 何度も言うが中華タブではない。そして期待の7インチである

KEIAN KEM-70B
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。KEIAN(恵安)が7インチと10.1インチのWindowsタブレットを発売しました。KEIANは8インチと8.9インチのWindowsタブレットも販売しているので、これで4つのディスプレイサイズがそろうことになります。私の知る限り、Windowsタブレットで4つの画面サイズを扱う会社は他にありません。
KEIAN(恵安) KJT-80W - プレーンな8インチタブレットが登場。中華タブじゃないよ
KEIAN(恵安) KEM-89B - 中華ではない恵安、今度は8.9インチタブレットを発表

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すでに販売されている2機種は、スペック的にはプレーンなもので、特にハイスペックというわけではないのですが、当初の期待通り実売価格がかなり安くなっています。2015年6月26日現在のAmazonでの価格は

KEIAN 8インチ Windowsタブレット KJT-80W<:20,540円
KEIAN 8.9インチ Windowsタブレット KEM-89B:22,400円
※ともに税込み、送料込み

となっています。今回発売された7インチと10インチについても実売価格が気になるところですが、まずは7インチのほうを紹介しますね。10インチの方は別記事にします。

1.スペック

KEIAN KEM-70B スペック表

補足します。CPUはAtom Z3735G、RAM1GB、ストレージ16GB、ディスプレイ解像度1,024×600、ということで、日本で発売されている7インチタブレットとしては標準的というか、全く同じです。ここで、ウインタブの記事「あきばお~ WinTab 7 - 1万円で買える!7インチWindowsタブレットが出たよ」にいただいたコメントを紹介しますね。

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今日購入しました。保証書は恵安で起動時も恵安のロゴでした。全て日本語で簡単に設定できました。予め液晶保護フィルムも貼ってあり、マイクロUSB変換ケーブルもついていましたよ。空き容量は初期設定後で7.45GBでした。

追伸
技適マークは裏にシールが貼られていましたよ。

おのけんさん、という方からいただいたものです。おのけんさん、貴重な情報をありがとうございました。もちろんコメントをしてくれた方はご好意で書いていただいているので、あくまでも参考とお考えください。私のほうであきばお~の「WinTab 7」とKEM-70Bのスペックとサイズ情報を比較してみましたが、全く同じでした。どうやら同じものという理解でよさそうです。

また、このコメントにはあらかじめ知っておくべきことがほぼ全部書かれています。というか、もうウインタブでごちゃごちゃ書く必要はないくらい、簡潔で要点を押さえたものですねw

※2015年6月29日追記:
上記で紹介したおのけんさんより、新しいレビューコメントをいただきましたので、参考までに引用します。おのけんさん、ありがとうございました。

解像度について
文字がボケ気味だったので、ディスプレイの設定を確認したところ1200×800が設定され動作してました。ハードの解像度に変更したところシャープな表示になりましたが、起動しないアプリがあったりするので、ボケ気味のデフォルトで利用する事にしました。Webなどスマホより大きな画面でサクサク確認できますし値段を考えれば十分満足できる良い商品です。

2.実売価格は?

KEM-70Bは「6月27日発売、価格はオープン」という発表になっていて、この記事を書いている時点では実売価格情報を探すことができませんでした。ですが、上に書いた通りあきばお~で扱っている「WinTab 7」の価格が税込みで10,800円ですし、これがKEM-70Bと同じものなのであれば、やはり1万円前後が予想実売価格、と考えていいでしょう。

7インチのWindowsタブレット、あきばお~で買うにせよ、KEIANブランドで買うにせよ、この価格で技適マークがついているのであれば、「とりあえず買っておこうか」くらいの気持ちにはなれますね。

3.関連リンク

恵安株式会社 7インチ Intel クアッドコアタブレット「KEM-70B」を発売します。:KEIAN プレスリリース
KEM-70B: KEIAN 公式サイト製品紹介ページ

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コメント

  1. あるえふ より:

    恵安のブランドなのに「中華タブじゃない」ってどう見ても中国製なのに?っておもってたけど、
    ココで言う「中華タブ」ってのは「中国国内向け。初期起動時中国語設定で技適マーク無し。」ってことですね。

    秋葉原系ショップの”初期不良以外は自己責任で”ってのと違って慶安なら地方にも取り扱いショップ有るし初期言語も法的にも日本向けローカライズって点でちょっとは安心できますね。

    でも、恵安製はいろいろ買ったけどどれも「まあ問題なく使えるけど質はお値段分で耐久性もそこそこお値段分」って印象が・・・。

    • wintab より:

      あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございます。「中華タブ」という表現は「並行輸入品で技適マークがない、安価なタブレット」という意味合いで使っていますが、中国製でなくともこういうパターンはありますし、「中華=安価で低品質」という侮蔑的な思い込みが私の中にあったことを反省し、今後は「中華タブ」という書き方を控えます。KEIANについてはおっしゃる通り、技適マークがあり、メーカーの保証もあり、ということで並行輸入品とは格段に安心感が違うと思っています。たしかに使いこんでみると不満はでてくるかもしれませんが…。

  2. 諸事情により本製品を NTT-X Store で勢い余って4台購入しました(笑)。

    この製品、意外と癖がなく、背面はマットな仕上がりで質感もよく安っぽさもありません。端子類も非常に丈夫な印象を受けます。
    HDMIによる画面の複製、拡張も問題なくクッキリしています。

    処理速度は、良い意味で期待を裏切られ、サクサク動きます。
    バッテリもかなり持ちます。
    デフォルトでは明るいため、50%くらいにしたところ、3時間強使って残量30%くらいです。

    なんと言っても本機のアドバンテージは、その携帯性にあります。
    子供や女性でも疲れない重さと、縦持ちにしてソフトキーボードでの入力も楽々です(手の大きな私では少し狭いですが親指での入力ミスは殆どありません)。
    iPad mini (ハードケース系を除く) などのカバーがぴったりです。

    マルチタッチは、制限有ありの5点までですがまったく困らないです。

    私は、こんな使い方をしています。
    ・デフォルトの拡大を解除(150%→100%)
    ・Google Chrome の起動バッチを作りスマフォサイトを見れるようにして、ブラウザ側で200%表示

    microSD については、チップを調べてから、また報告したいと思います。

    以上、KEM-07B からでした。

    • 禿げしいベイ より:

      70Bでした、すみません。
      あと、SDホストコントローラーが3つありますので、恐らく、SDXCをサポートしていると思われます。
      近いうちに人柱報告します。

      • wintab より:

        禿げしいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。一番興味あるのは4台を何に使うのか、ということだったりします。業務用ならわかるんですけど、一家で一人一台とかなら素敵すぎです。コメントを拝見していると、明らかに相当な知識のある方ですね。人柱報告を楽しみにしています。あと、こういう有意義なコメントをコメント欄に放置するのももったいないので、近日中に記事化させていただきますね。

        • 禿げしいベイ より:

          wintab 様、返信ありがとうございます。

          まず、人柱報告から。

          SANDISK SDSDQXP-064G-G46A (microSDXC, CLASS10, UHS-I Class3, 書込速度 90MB/s, 転送速度 95MB/s)
          こちらのメモリーカードが正常に認識、動作しました。
          microSDXC では最速の部類に入るカードです。
          メモリカードの規格をクリアすることが目的でしたので、これで、microSDXC規格上の 128GB, 256GB, 512GB が発売されれば動作する確証が得られました。

          このタブレットにおいて心配なのは容量不足ですが、大容量カードが動作すれば、このあたりも解消します。
          速度的には、SATA 程度しかありませんが、HDD のような待ち時間は発生しないため、体感速度は良好です。
          価格.com で最安値が、8,000円弱なので費用対効果は大きいです。
          128GB でも、9,000円弱ですから、8インチタブに負けない体裁だけは整います(笑)

          さて、4台購入した経緯ですが、wintab 様のご推察の通りです。
          デスクトップPC、Windowsタブレット(KEM-70B)、WindowsPhone(IS12T)、モバイルルータ(MR03LN)は、全て1人1台です。
          デスクトップPCと呼んでいますが、RAID構成のXeonミドルサーバーなんかを無理矢理PCとして使っていますので(※1)、KEM-70B には過度の期待をしていません。
          ※1.しかも娘が使っていて、どうして学校のPCはあんなに遅いのか、直して欲しいと言われ困惑中…。

          事の発端は、
          「家族で喫茶店へ出かけオンラインゲームをしよう!」
          でした、アホですね…。
          停電になっても、フルで使える環境も欲しかったのです。
          無停電装置の駆動時間は、たかが知れています。

          Atom Z3735F はメモリ帯域が細いので、ややアプリの起動に時間が掛かります。
          しかし起動してしまえば、クアッドコアですのできびきび動きます。

          kazu さんのご指摘にある通り、デスクトップに降りるときは 1,024×600 にしています。
          また、データ転送量が少なく、見やすく整理されているスマフォサイトを見ることで、タブレットへの負荷を減らしています。
          それだけではつまらないので、カジュアルなオンラインゲーム(非ブラウザ)をしたところ、なかなかどうして、頑張ってくれました。
          思っていた以上に無線LANの通信速度が速く、ちょっと驚きです。
          システムバスを通さない分、下手なグラフィックボードを追加しているゲーミングPCより滑らかです(車と同じでPCもバランスです)。

          バッテリーの持ちですが、輝度の調整で恐ろしく伸びます。
          持続時間の長いタブレットは、比例して画面が大きいのですが、基盤のサイズは KEM-70B とあまり変わりません。
          よって、見るからに小さなバッテリーの場合、一番消費電力の激しいものを抑えれば良いわけです。

          最低輝度にしても、判別不能に陥るほど暗くなるわけではないので、最低輝度にしています。
          この状態で、無線が混線している街中や移動しながら2時間ブラウジングしていても、バッテリーの減りは40%程度でした。

          あと気になるのは通信費とかでしょうか。
          IS12T は、3G のみなのですが、通話のみにしているのと、ヘビーユーザーでないので、MVNOも低料金になるようにしています。
          ・IS12T
           … au/プランSSシンプル 税込み934円/月, SMS 利用可 ※
          ・MVNO (docomo Xi 150Mbps/クアッドバンド)
           … BIGLOBE/10GB スタンダードプラン, 税込み4,093円/月, SIM3枚
             BIGLOBE/3GB エントリーbプラン, 税込み972円/月, SIM1枚
          ※通話のみのプランを組めるのは、au だけですが 2015年9月1日で新規受付終了です。

          これで、1人当たり 934円+(4,093円+972円)÷4 で、約2,200円です。
          毎月、通信量が 7GBほど余るので、BB.Excite に乗り換えようと思っています。
          ・4GB(SIM3枚)×2契約 1,980円×消費税×2÷4 約1,070円

          珈琲1杯分、浮きそうです。

          • wintab より:

            禿げしいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いただいたコメントをコピペしてそのまま記事にしようと思いましたが、さすがにそれはモラル的にアレなので、後日加筆した上で記事化させてもらいます。精緻なレビュー、ありがとうございました。

  3. kazu より:

    自分もKEM-70Bを購入したので、気になったところを少し。

    デフォルトの1280×800では、アスペクト比が実際のディスプレイの解像度と異なるため、横に伸びて表示されてるように感じます。
    ブラウザでネットを利用するだけなら問題ないかもしれませんが、メディアプレイヤーとして使うなら気になります。
    メトロアプリは諦めて1024×600での利用が賢明じゃないでしょうか。

    バッテリーの持ちに関しては、自分は不満を持ちました。
    もしかしたら個体差があるのかな。
    全体的な性能としてはバッテリー持ちが一番のネックだと思います。

    デスクトップアプリのchromeブラウザは、ブラウジング程度ならタッチ操作だけで使えます。
    chromeで3~4のタブを開いて済ませられる目的なら、費用対効果を考えると十分です。
    本体の質感も値段相応で十分ですし、メモリ1G、ストレージ32G、ディスプレイ1280×800、バッテリー持ち5~6時間で出してくれるなら2万円台でも買うと思います。

    • wintab より:

      kazuさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いただいたコメントも含めて、7インチタブレットに関して読者の役に立つコメントが増えてきましたので、読者コメントまとめ記事第2弾を書こうと思います。その際、コメントを引用させていただきます。よろしくお願いいたします。

  4. 禿げしいベイ より:

    人柱報告です。
    OTG ケーブルでの充電はできませんでした。

    ただ、この手のケーブルは通電されているので、ハードウェアエミュレーションROM(ソフトウェア)を作成し導入すれば、充電できるようになると思います。
    このような芸当ができるのは、Unix カーネルコア+Direct X で構成されている Windows タブレットや Windows Phone ならではです。

    Willcom から販売されていた W-ZERO3[es] の時にも、SDカードの認識ドライバにパッチを充てて、2GB→16GB で利用できるようにしていました。

    いずれ、素晴らしき Hacker がパッチを作成してくれるかも知れません。
    # マスコミの言う Hacker は、Cracker のことなので、マスコミって…。

  5. 禿げしいベイ より:

    さらに、人柱報告です。

    Bluetooth キーボードとマウスを接続してみました。
    # 例によって4台ずつです(笑)

    まず、キーボードです。
    ELECOM TK-FBM023BK です。
    認識とドライバの組み込みに、やや時間が掛かりますが待つだけですので簡単です。

    ただ、1点問題があり、英語キーボードとして認識されました。
    ハードウェアの更新で手動で日本語キーボードとして認識させようとしても上手く行かないため、レジストリを直接操作する必要があります。

    「Windows 8 でキーボードが英語配列キーボードとして認識される」
    https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/416037

    上記サイトの
    「方法 2 : キーボード レイアウトを日本語キーボードの設定に修正する」
    を、いきなり実施してください。

    再起動後、無事、日本語キーボードとして認識されます。

    マウスは、ELECOM BT12BR です。
    こちらも簡単で待つだけです。

    実際の運用ですが、それぞれの電源の ON/OFF にすぐに反応してくれます。

    持ち歩きを重視したため、ちょっとキーボードが小さいです。
    お安く押さえるなら、Logicool のキーボードマウスセットが良いかも知れません。

  6. 禿げしいベイ より:

    人柱と言うよりも、やってみた、でしょうか。

    miniHDMI を使って、外部モニター出力をしてみました。
    コントラストも明瞭で、問題ないです。

    複製時はキビキビしていて問題ないのですが、拡張時は悲惨です。
    特に、良く使うであろう、外部モニター(フルHD)をセカンダリとして使う場合は、メモリの少なさが露骨にでます。
    お世辞にもセカンダリ側で何かしようと思ってはいけません。
    外部モニターをメインディスプレイとして、タブレット側の出力を切ると、そこそこ動きます。
    プライマリとセカンダリで処理に差があるのが不思議です。
    あくまでも、いざという時のおまけ機能と思った方が良いです。
    良く出来ているのは、プライマリ、セカンダリで再生した音楽などは、それぞれのスピーカーから独立して再生されます。

    ところで、wintab 様、Core M 系のタブレットは記事になさらないのでしょうか?

    Atom 系は、消費電力 2W ですが、パワー不足ゆえに、かなり発熱します。
    そこに、同じファンレスの Core M です。
    4.5W ながら、Core i シリーズに負けないパワー性能であるため、ほんのり暖かい程度です。

    今のところ 10インチ以上しかありませんが(Dell Venue Pro, NEC Lavie, HP Elite, ASUS T300Chi, Lenovo Yoga3, Lenovo Yoga3 Pro)、フルサイズの USB3.0 や、無線LAN/ac にも対応しており、今後が楽しみな系統でもあります。
    Lenove Yoga3/Yoga3 Pro (2 in 1) は、もはやタブレットではありませんが、SSD 512GB という贅沢仕様で、デスクトップをリプレースできるくらい魅力ある機種ですが、ファンレスかどうかが分かりません。

    そんなところを突っ込んでもらえると嬉しいです。

    • 禿げしいベイ より:

      ああ、私、嘘をついておりました…。

      外部モニターに音声出力を引っ張られてしまいます。

      • wintab より:

        禿げしいベイさん、こんにちは、KEM70Bに関しての一連のコメント、独立した記事にさせてもらいます。21日にアップしますので、もし問題等ありましたらご一報をお願い致します。貴重な情報、ありがとうございます。

  7. kazu より:

    英語配列キーボードと誤認識される件について。

    本機の電源を切った状態でUSB接続のキーボードを接続する。
    その後に本機の電源を入れれば日本語配列キーボードと認識されます。

    使用キーボード
    エレコム TK-GMFCM006BK
    リュウド RBK-3000BT

    恐らくWindows8.1の誤認識全般でいけるんじゃないでしょうか。
    レジストリをいじるのに抵抗あってUSB接続キーボードを持っていれば試してみる価値ありますよ。

    リュウド製キーボード付属のスマホスタンドに本機の横置きがピッタリです。
    他の製品でもスマホ縦置きのスタンドはいい感じでしょう。

    • wintab より:

      kazuさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いただいた情報は記事に加筆しておきます。貴重な情報ありがとうございました。