こんにちは、かのあゆです。Appleが発表した新型iPad mini(第6世代)をご紹介します。iPad miniは2019年3月に発表された第5世代モデルから長い間モデルチェンジを行っていませんでしたが、ついに新型モデルが投入され、筐体デザインも一新されました。 8インチサイズのコンパクトさはそのままに、iPhone 13シリーズと同じApple A15 BionicをCPUに採用したパワフルなタブレットとなっています。
1.iPad mini(第6世代)スペック
スペック表
iPad mini(第6世代) | |
OS | iOS 15 |
CPU | Apple A15 Bionic |
RAM | 非公開 |
ストレージ | 64GB/256GB |
ディスプレイ | 8.3インチLiquid Retina(2,266 x 1,488) |
LTEバンド | 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/29/30 38/40/41/48/66/71/77/78/79 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14/17 18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/66/71 TDD-LTE:B34/38/39/40/41/42/46/48 |
SIM | nanoSIM/eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB 3.1 Gen1 Type-C |
カメラ | イン12MP/アウト12MP |
バッテリー | 19.3 Wh |
サイズ | 195.4 x 134.8 x 6.3 mm |
重量 |
Wi-Fiモデル:293 g セルラーモデル:297 g |
バリエーションモデル
・ストレージ64GB ・ストレージ256GB
コメント
OSは同時発表されたiPad(第9世代)と同様、iPad OS 15です。CPUは第5世代モデルに搭載されていたApple A12 BionicからApple A15 Bionicに変更されています。iPhone 13シリーズにも搭載されているApple製最新CPUで、iPad Proシリーズに搭載されているApple M1よりも性能は控えめとはいえ、Antutu Benchmarkでのスコアは83万点をマークするとのことです。プラットフォームが違うため、Antutu Benchmarkのスコアに関してはAndroidタブレットと単純比較はできないのですが、それでもかなり高い性能を備えていることがわかります。 RAM容量は非公開で、ストレージ容量は64GBと256GBという構成です。ディスプレイは8.3インチサイズで、解像度は2,266 x 1,488です。パネルはIPS液晶(Liquid Retina)を採用しています。今回からiPad AirやiPad Proと同じくベゼルレスデザイン(ベゼルが非常に細い、という意味です)に変更されました。 カメラはイン12MP、アウト12MPという構成です。iPad(第9世代)と同じくアウトカメラはシングルレンズ構成ですが、画素数が高くなっているほか、True Toneフラッシュも備えているため写真撮影や動画撮影にも活躍できる性能です。 ワイヤレスネットワークは802.11 a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.0に対応しています。またセルラーモデルに関してはiPad miniシリーズとしては初となる5Gネットワークをサポートしており、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの回線をフルサポートします。 バッテリー容量は19.3 Whです。接続ポートはLightinigからUSB-C(USB PD対応)に変更されています。また第2世代Apple Pencilや専用ケース「Smart Folio」にも対応します。
2.iPad mini(第6世代)筐体
初代iPad miniから第5世代iPad miniまではスタンダードなiPadと同じ「昔ながらの」デザインを採用していましたが、第6世代ではiPad AirやiPad Proと同じくベゼルレスディスプレイに変更され、より近代的なデザインに生まれ変わりました。 第5世代iPad miniが丸みを帯びた形状だったのに対し、第6世代ではエッジ部分が角張った、現行のiPhoneシリーズに近い形状になりました。 筐体色は「スペースグレイ」「「ピンク」「パープル」「スターライト」の4色展開です。
3.iPad mini(第6世代)価格など
iPad mini(第6世代)は2021年9月24日より発売開始となる予定で、価格は59,800円からです。現在では数が減ってしまった8インチサイズのコンパクトタブレットですが、2年間モデルチェンジを行っていなかったこともあり、一時期モデル廃止が噂されていたこともありましたが、ベゼルレスデザインとなった新筐体とiPhone 13シリーズにも搭載されているパワフルなApple A15 Bionicをひっさげて待望のモデルチェンジとなりました。 個人的に今回Appleが発表したラインナップで一番気になっているのはこのiPad miniだったりします。
4.関連リンク
iPad mini:Apple
コメント
発表会を観てていいなって思たけど、値段見て高くてやめました。
FaceIDではなくトップボタン(電源ボタン)内蔵TouchIDでは?
あれ?って思いましたけど、そうですよね。
こういう所はキチンと文章を書いて欲しい…
大変申し訳ございません。こちらの仕様確認ミスで確かにTouch IDは電源ボタンの方に移動していて健在でした。ただいま記事修正させていただきました・・・
ベゼルレスと言うけどまだまだベゼル厚いと思うのだけど。