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2~3万円台で購入できるおすすめSIMフリースマホをご紹介します。カメラ機能が充実した端末やおサイフケータイ対応機も!2020年春のスマートフォン購入ガイド

2020年おすすめスマートフォン
こんにちは、かのあゆです。近年ミッドレンジ向けCPUの性能向上に伴い、2~3万円クラスで購入できるスマートフォンでも十分な性能を持った製品が増えてきています。メーカーも低価格モデルの定番ともいえるASUSやHuaweiのみならず、oppoやTCLなども参入しており、選択肢が増えてきている現状です。この記事では2~3万円台で販売されている、いわゆる「ミッドレンジクラス」のSIMフリースマートフォンでお勧めできる端末を紹介したいと思います。

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1.oppo Reno A

oppo Reno A
価格: 38,400円(税込み)から
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: Color OS 6(Android 9 Pieベース)
CPU:: Qualcomm Snapdragon 710
RAM: 6GB
ストレージ: 64GB/128GB(Rakuten Mobile向けモデル)
ディスプレイ: 6.4インチ有機EL(2,340 x 1,080)
カメラ: イン25MP/アウト16MP+2MP
サイズ: 158.4 x 75.4 x 7.8 mm/169.5 g
バッテリー: 3,600 mAh

oppoから2019年10月に投入された「Reno A」はグローバルモデルにベースとなっている端末が存在せず、初めて日本のためだけに開発された端末です。公式サイトなどで「ちょうどいいスマホ」というキャッチフレーズがついている通り、CPUにQualcomm Snapdragon 710、RAMは6GB、内蔵ストレージは家電量販店で販売されているモデルが64GB、楽天モバイル専用モデルは128GBと数年前のフラッグシップスマートフォンと同等のスペックを実現しています。

さらに海外メーカーのSIMフリースマートフォンとしては珍しくおサイフケータイにも対応しており、今年の春にサービスが開始される予定となっている「モバイルPASMO」を含め各種決済サービスを利用できるのも魅力的です。発売直後は楽天モバイル向けモデル、SIMフリーモデルともに売り切れるほど人気となった端末で、価格も38,400円(税込み、Amazon)と安価なので初心者にもお勧めできる一台に仕上がっています。

Amazonへのリンク
 OPPO Reno A
ウインタブ紹介記事:
 oppo Reno A ― oppoの国内専用モデルは大容量RAMにおサイフケータイ搭載!新しいスタンダードになりそうな予感。

2.oppo A5 2020

oppo A2020
価格: 26,500円(税込み)から
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: Color OS 6.0.1(Android 9 Pie ベース)
CPU:: Qualcomm Snapdragon 665
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 6.5インチ(1,600 x 720)
カメラ: イン16MP/アウト12MP+8MP+2MP+2MP
サイズ: 163.6 x 75.6 x 9.1 mm/195 g
バッテリー; 5,000 mAh

上記Reno Aよりもさらに安価な価格設定のミッドレンジモデルです。こちらはグローバルでも発売されているモデルで、おサイフケータイにこそ対応しないもののQualcomm Snapdragon 665に4GB RAM、内蔵ストレージ64GBと充実したスペックとなっており、カメラに関してはアウトカメラに4眼クアッドレンズ構成です。さらにバッテリーは大容量となる5,000 mAhのものを搭載しています。オーディオ面に関してもDolby Atmosに対応するステレオスピーカーを内蔵し、ハイレゾ音源の再生にも対応します。

このスペックで価格はReno Aよりもさらに安価な26,500円(税込み、Amazon)となっており、Reno Aには搭載されていない超広角レンズも搭載されているなどコストパフォーマンスに優れた一台となっており、おサイフケータイを使用しない方にはむしろReno Aよりも魅力的な選択肢になるかもしれません。

Amazonへのリンク:
 OPPO A5

3.Huawei P30 lite

Huawei P30 lite
価格: 26,500円(税込み)から
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: Android 9 Pie with EMUI 9(Android 10 with EMUI 10へのアップデート予定あり)
CPU:: Huawei Kirin 710
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 6.15インチ(2,312 x 1,080)
カメラ: イン32MP/アウト24MP+8MP+2MP
サイズ: 152.9 x 72.7 x 7.4 mm/159 g
バッテリー; 3,340 mAh

日本国内で2015年に発売した「P8 lite」から常に性能バランスの良さと上位モデルの筐体の美しさを継承した購入しやすい価格帯のモデルとして用意されている「P lite」シリーズですが、昨年7月に日本国内でも発売された現時点での最新モデルとなるP30 liteは筐体デザインが上位モデルのP30/P30 Proとほぼ共通のデザインとなり、より所有欲を満たす筐体デザインに進化しています。

デザイン面だけでなく、性能面でも前モデルであるHuawei P20 liteよりも大幅に性能向上しておりCPUに採用されているKirin 710と4GB RAM、常に最適なパフォーマンスになるよう自動調整してくれるカスタムOSのEMUI 9の組み合わせにより、非常に快適に動作します。またアウトカメラは上位モデルのP30と同じく3眼トリプルレンズ構成となり、Leica監修ではないもののHuaweiらしいきれいな写真を撮影することが可能です。非常に購入しやすい価格帯でありながら基本スペックは非常に高いので、予算はそこまで用意できないけれども筐体デザインも性能も妥協したくないという方にお勧めできる一台です。

Amazonへのリンク:
 HUAWEI P30 Lite
ウインタブ紹介記事:
 Huawei P30 lite - 大ヒットしたHUAWEI P20 liteがニューモデルに!トリプルレンズカメラも搭載しています!(かのあゆ)
 Huawei P30 lite レビュー - ついにliteシリーズもトリプルカメラに!より完成度が高くなった定番ミッドレンジ・スマートフォン(実機レビュー:かのあゆ)

4.Huawei nova lite 3

Huawei nova lite 3
価格; 21,090円(税込み)
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: Android 9 Pie with EMUI 9(Android 10 with EMUI 10へのアップデート予定あり)
CPU:: Huawei Kirin 710
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 6.21インチ(2,340 x 1,080)
カメラ: イン16MP/アウト13MP+2MP
サイズ: 155.2 x 73.4 x 7.95 mm/160 g
バッテリー; 3,400 mAh

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上記P30 liteと同じく、CPUにKirin 710を搭載している端末ですがRAM容量を4GBから3GBに、ストレージ容量を64GBから32GBに、アウトカメラをトリプルレンズ構成からデュアルレンズ構成に変更することにより価格を抑えた端末で、実売価格が2万円前半と、非常に安価な価格設定ながら性能面では3万円クラスのスマートフォンと同等クラスの快適さを備えた、まさに「コストパフォーマンスに優れた」一台です。

筐体はP30 liteとは異なりガラス素材ではなくプラスチックが採用されていますが、光沢加工が施されているため「言われなければプラスチックには見えない」高級感のあるデザインに仕上がっているのはさすがHuaweiといったところでしょうか。カメラに関してもデュアルレンズ構成ではあるものの、AIによるシーン自動認識にも対応しておりきれいな写真を撮影できます。

OSアップデートに関してもほかのHuawei端末同様、今後Android 10をベースとするEMUI 10へのアップデートも予定されており、非常に低価格でありながら満足度の高い一台で、格安スマホのキャリアによっては通話SIMとセットで1万円を切る価格で販売されているケースも多く、同価格帯の端末でこれほど性能が充実した端末を探すのは難しいので「価格を極限まで抑えたいけどスペックは妥協したくない」という方に非常にお勧めです。

Amazonへのリンク:
 HUAWEI nova lite 3
ウインタブ紹介記事:
 Huawei nova lite 3 ー AI処理チップ搭載CPUを採用しつつ3万円切り!新たな定番になりそうな新ミッドレンジモデル!(かのあゆ)

5.TCL Plex

TCL Plex
価格: 29,800円(税込み)
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: TCL Plex UI(Android 10ベース)
CPU:: Qualcomm Snapdragon 675
RAM: 6GB
ストレージ: 128GB
ディスプレイ: 6.53インチ(2,340 x 1,080)
カメラ: イン24MP/アウト48MP+16MP+2MP
サイズ: 162.2 x 76.56 x 7.99 mm/192 g
バッテリー; 3,820 mAh

昨年12月に突然日本国内に投入されたTCL Plexは「BlackBerry」や「Palm」などのブランドを買収し、端末を継続投入しているTCLが自らのブランドで投入したスマートフォンです。29,800円と安価な価格設定ながら画面の広さを活かせるパンチホールノッチを採用した6.53インチFHD+ディスプレイに重量級の3Dゲームもプレイ可能なQualcomm Snapdragon 675と6GB RAM、内蔵ストレージ128GBと「本当にこのスペックでこの値段でいいのだろうか?」と思えるほど高性能な製品です。

ディスプレイにはTCL独自のチューニングが施されており、元の色に近い表示を実現しているほか、HDR10動画にも対応しており、動画コンテンツも美しい表示で楽しむことが可能です。またアウトカメラは近年のトレンドとなっている超広角カメラも含んだ3眼トリプルレンズ構成となっており、夜間撮影モードも搭載しているため暗い場所でもきれいに撮影することが可能です。

日本ではまだ知名度は高くないTCLブランドのスマートフォンですが、これだけの性能を詰め込んで29,800円(税込み)という価格に抑えているのは非常に驚異的で上記で紹介したHuawei P30 liteやoppo Reno Aと比較しても非常に魅力的な一台に仕上がっていると思います。

Amazonへのリンク:
 TCL PLEX
ウインタブ紹介記事:
TCL PLEX - 抜群のディスプレイ品質に48MPカメラ!国内向けとしては超ハイコストパフォーマンスなミッドハイスマホ

6. SHARP AQUOS sense 3

AQUOS sense 3
価格: 34,364円(税込み)から
※2月20日現在のAmazonでの価格

OS: Android 9 Pie
CPU:: Qualcomm Snapdragon 630
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 5.5インチ(2,160 x 1,080)
サイズ: 147 x 70 x 8.9 mm/167 g
バッテリー; 4,000 mAh

SIMフリーモデルでも「2年間のOSアップデート保障」を明言しており、おサイフケータイにも対応するなど国内メーカーらしいミッドレンジスマートフォンとして高い人気を誇るAQUOS senseシリーズの最新モデルです。搭載CPUはQualcomm Snapdragon 630、RAMは4GB、ストレージは64GBという構成で、今回紹介しているスマートフォンの中ではCPUが若干古めのものが採用されていますが、ほぼ素のAndroid OSを搭載していることもありパフォーマンス不足に感じることはありません。

前モデルのAQUOS sense 2まではアウトカメラにシングルカメラを採用していましたが、今回のSense 3からデュアルレンズ構成となっており、広角レンズも搭載しているためより広い範囲まで撮影することが可能です。動画を撮影するだけで15秒のショートムービーを作成してくれる「AIライブストーリー」にも対応しており、カメラ機能も充実しています。

そのほかハイレゾ音源の再生にも対応しており、ワンセグ/フルセグチューナーこそ搭載していないものの、国内メーカーらしくおサイフケータイにも対応しているなど初心者にもお勧めできる一台に仕上がっています。SIMフリーモデルとしてのみならず、ドコモ、au、ソフトバンク向けキャリアモデルとして販売されており、楽天モバイル向けにアウトカメラをシングルカメラ構成に変更した「AQUOS sense 3 Lite」も販売中です。

Amazonのリンク:
 SHARP SIMフリースマホ AQUOS sense3
ウインタブ紹介記事:
 SHARP AQUOS Sense 3 / Sense 3 lite - 定番のAQUOSミッドレンジがニューモデルになりました!

7.まとめ

今回紹介したSIMフリースマートフォンは2~3万円台で販売されている購入しやすい価格帯の端末です。以前はこの価格帯の端末はASUSやHuaweiが強い印象でしたが、現在ではoppoも積極的に端末を投入しており、さらに昨年末にはTCLの「Plex」が投入されるなど選択肢が増えてきています。

おサイフケータイ機能が必須であれば「oppo Reno A」か「AQUOS sense 3 SH-M12」、おサイフケータイはいらないけれどもスペックが充実した端末が欲しいのであれば「Huawei P30 lite」「TCL Plex」、とにかく端末の価格を抑えたいのであれば「Huawei nova lite3」がおすすめです。

すでにスマートフォンに搭載されるCPUなどの性能向上も進み、高価なハイエンドモデルでないと満足できないという時代は終わりを告げています。この記事で取り上げた端末はどれも満足度が高い製品に仕上がっており、「メイン」のスマートフォンとして選択しても後悔することはないと思います。

8.関連リンク

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コメント

  1. 匿名 より:

    参考になります。TCLはほとんどメディアで取り上げられていませんね。
    ところで記者さんは「非常に」が口癖になっておられるようです。
    8回の「非常に」をほとんど(あるいは全て)消したほうが良い文章になりますよ。

    • 匿名 より:

      たしかにw 

      「非常におすすめ」できる機種を4つも5つも提示できちゃうのであれば、それってもはや標準スペックなんじゃないの?とも受け取れてしまいますよね。