こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。モバイルPC機種比較特集」の3回目です。今回は「ハイスペックなデタッチャブル2 in 1(ディスプレイ部分が分離し、タブレットして使えるもの)」を対象にしています。初回がクラムシェル、2回めがコンバーチブル2 in 1を対象にしていたので、ある意味自然な流れではあります。
デタッチャブル2 in 1市場、昨年までとは少し様相が変わっているように思われます。このジャンルの代表格とも言えるMicrosoft Surface Proシリーズが依然として人気で、つい先日リニューアルされたばかりということもあり、全体的に好調な売れ行き、と感じられるかも知れません。しかし、こうやって比較記事を書こうとすると、「元気なのはSurfaceだけ」ということに気づかされます。私は各社のPCの機種別販売動向を把握していないので、正確なことはわかりません。しかし、「新製品が出ていない」んですよね。
クラムシェルとコンバーチブル2 in 1の比較記事を書く際には、数ある候補機種の中からどれを選ぼうか?なんて悩んだりしましたが、デタッチャブル2 in 1に関しては、どれを選ぶかというよりは「ラッキー!これなら紹介できる」という感じで、一生懸命記事にできる製品を探した、という感じです。一応、「もうすぐ終売」みたいに見える第7世代CPUを搭載するものは外しましたんで…。
なお、この記事はオピニオン記事であり、ウインタブが個人の考えに基づいて執筆しています。この記事で取り上げた製品以外にも素晴らしいものがありますが、全メーカーの全製品を紹介するのが困難なので、一部の製品のみピックアップしました。この点あらかじめご了承ください。
目次
1.Microsoft Surface Pro 6
価格: 119,800円(税込み129,384円)から
※11月12日現在のMicrosoft ストア価格
※タイプカバー(キーボード)別売り(税込み17,712円から)
※Surfaceペン別売り(税込み12,744円から)
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-8250U/Core i7-8650U
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 12.3インチPixelSense(2,736 × 1,824)
サイズ: 292 x 201 x 8.5 mm / 770 – 784 g
※Office Home & Business 2016付属
ウインタブ紹介記事:Microsoft Surface Pro 6 - CPUが第8世代のCore iプロセッサーに!新色ブラックも追加。めっちゃキープコンセプトな最新Surface
Microsoft製品ページ:新しいSurface Pro 6
ハイスペック・デタッチャブル2 in 1の代表格とも言える製品。キックスタンドのついたタブレット本体に薄型のカバー兼キーボード(タイプカバー)という構造は他メーカーの多くが追随。2018年後半になり、他メーカーの類似モデルがモデルチェンジされない(撤退?)中、第8世代のCore iプロセッサーを搭載してリニューアル。
2.Microsoft Surface Book 2
価格: 185,800円(税込み200,664円)から
※11月12日現在のMicrosoft ストア価格
※Surfaceペン別売り(税込み12,744円から)
OS: Windows 10 Pro
CPU: Intel Core i5-7300U/Core i7-8650U
GPU: 外部GPUなし/NVIDIA GeForce GTX1050(2GB)
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 13.5インチPixelSense(3,000 × 2,000)
サイズ: 312 x 232 x 13-23 mm / 1,534 – 1,642 g
※Office Home & Business 2016付属
ウインタブ紹介記事:Microsoft Surface Book 2 - Core i7モデルは第8世代にGTX1050!ゲーミングPC並みのスペックを手に入れた大型2 in 1
Microsoft製品ページ:Microsoft Surface Book 2
独特の形状を持つデタッチャブル 2 in 1。Surface Proとは異なり、キーボードを接続した姿はクラムシェルノートそのもの。また、Core i7搭載モデルは外部GPU GeForce GTX1050を搭載。GeForceはキーボード側に搭載されており、タブレット形態の場合はCPU内蔵のIntel HD Graphicsのみとなる特殊な構造。
3.HP ENVY 12 x2
価格: 139,800円(税込み150,984円)から
※11月12日現在のHP Directplus価格
※Spectreアクティブペンとキーボード付属
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-7Y54
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 12.3インチIPS(1,920 × 1,280)
サイズ:
タブレット: 293 × 209 × 8.5 mm / 778 g
キーボード込み: 293 × 214 × 15.5 mm / 1.24 kg
※LTE対応
ウインタブ実機レビュー:HP ENVY 12 x2 レビュー - HPの「Always Connected PC」の実力やいかに!12.3インチのデタッチャブル2 in 1(実機レビュー)
HP製品ページ:HP ENVY 12 x2 製品詳細
LTE常時接続を想定し、ファンレス構造、長時間のバッテリー稼働が可能なALWAYS CONNECTED PC。今回の対象機種の中ではCPUのスペックが低く、価格も最も安い。PCを携えてアクティブに動き回りたい人に最適な製品特性を有する。
4.Lenovo ThinkPad X1 Tablet
価格: 203,200円(税込み219,456円)から
※11月12日現在のLenovo直販サイト価格
※土曜日・日曜日に購入するとさらに安く買えます
※ThinkPad Pen Proとキーボード付属
OS: Windows 10 Home / Pro
CPU: Intel Core i5-8250U/Core i5-8350U
Core i7-8550U/Core i7-8650U
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 13インチIPS(3,000 × 2,000)
サイズ:
タブレット: 304.1 × 226 × 8.9 mm / 890 g
キーボード込み: 304.1 × 226 × 15.1 mm / 1.27 kg
ウインタブ紹介記事:Lenovo ThinkPad X1 Tablet(2018)- え?ThinkPadにするかSurfaceにするか迷ってる?じゃ、これなんかどう?
Lenovo製品ページ:ThinkPad X1 Tablet (2018モデル)
「2018年モデル」が存在する、Lenovoとしては希少なデタッチャブル2 in 1。もちろんThinkPadシリーズとしても唯一のデタッチャブル2 in 1となる。2018年モデルでは筐体の構造がややSurface寄りとなり、本体にキックスタンドを備える。「SurfaceとThinkPadの中間」のような不思議な外観だがスペックは文句なしに高い。
5.Panasonic レッツノートXZ6
価格: 272,800円(税込み294,624円)から
※11月12日現在のPanasonic Store価格
OS: Windows 10 Pro
CPU: Intel Core i5-7300U/Core i7-7600U
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 12インチ(2,160 x 1,440)
サイズ:
タブレット: 286.5 × 206.2 × 9.5 mm / 0.66 kg
キーボード込み: 288.5 × 223.7 × 22 mm / 1.219 kg
ウインタブ紹介記事:Panasonic Let’s Note XZ - 12インチ、キーボード分離型の2 in 1、「タブレットモバイルPC」だって!
Panasonic製品ページ:レッツノートXZ6 ノートパソコン12.0型
独自路線を行くPanasonic レッツノートシリーズの2 in 1。キーボードが完全に分離し、タブレットとしても使える。CPUは第7世代ながらvPro対応の、どちらかと言うと法人向けのものが搭載される。細部に至るまでとことんこだわったレッツノートシリーズは、かなりの高価格PCではあるものの、それだけの価値あり。
6.SurfaceタイプとノートPCタイプ
今回紹介しているデタッチャブル2 in 1は大別して2つのタイプがあります。1つは「Surfaceタイプ」で、タブレット本体にキックスタンドがつき、薄型のキーボードを接続するものです。具体的にはSurface Pro 6とThinkPad X1 Tabletがこのタイプになります。また、ENVY 12 x2は本体にキックスタンドはついていませんが、カバー一体型の薄型キーボードを採用しており、広義にはSurfaceタイプ、と言えます。
一方で「Surfaceタイプでない」2 in 1として、Surface Book 2とレッツノート XZ6があります。この2機種はクラムシェルノートと同様の外観になっており、しかもディスプレイ面が完全に分離します。キーボードを接続した状態ではクラムシェルノートと見分けがつかないくらい「完璧なノートPC」となります。
Surfaceタイプのメリットはキーボード込みでの重量が軽くなるという点です。また、ENVYを除く2機種はタブレットのみで自立できますので、ペン入力をする際などに非常に使いやすくなります。ノートPCタイプの2機種はタブレットのみで自立させることができません。ずっと手で持っているか、あるいはタブレット台を用意する必要があります。また、キーボード込みでの重量は一般に重くなります。レッツノートはディスプレイサイズが12インチなので、軽量に仕上がっていますが、Surface Bookは1.5 kgを越えてしまっています。しかし、このタイプはキーボード接続時にはノートPCと全く同じように使うことができ、Surfaceタイプよりもずっと安定しますので、電車の中などで膝の上においてテキスト入力ができますし、接地面積も小さいので狭い場所でもうまく使えます。
このように、両者には一長一短があります。ここで冒頭の「振り」に戻るんですが、世の中2 in 1といえばコンバーチブル2 in 1を指すような感じになりつつあり、Surfaceタイプの製品は本家のSurface Pro 6以外にはニューモデルが出てきていません。2018年発売ということだと、ここに挙げたThinkPad X1 TabletとENVY 12 x2くらいですかね?ということは、Windows PCとして使う場合、やはりクラムシェル形態で使えるものが世の中的に優勢、ということが言えるかも知れません。
ただし、Windows以外のOSを搭載する製品を見てみると、高性能化したiPad Proは非常に大きな話題になっていますし、GoogleのPixel Slateも日本発売は未定ながら、世界的な注目を浴びています。特にiPad Proの場合は極めて評価の高いApple Pencilが使え、PhotoshopやClip Studio Paint(クリスタ)といったクリエイターにとって重要なソフトウェアが使えるようになった、という点も大きいと思います。ビジネス用としてのWindowsマシンではクラムシェルノートやコンバーチブル2 in 1が優勢と思われますが、クリエイティブ用途ということだとSurfaceタイプの製品はまだまだ成長の余地があるということもできるでしょう。
7.モデルとして新しいのは?
今回紹介している5機種は発売時期がまちまちです。
Surface Pro 6:2018年10月
Surface Book 2:2017年11月
ENVY 12 x2:2018年6月
ThinkPad X1 Tablet:2018年2月
レッツノート XZ6:2017年2月
※レッツノートに関しては、Panasonicが季節ごとに細かくリニューアルをしています
Surface Book 2については、同じSurfaceシリーズであるSurface Pro 6やSurface Laptopに合わせてのリニューアルは行われていません。ただし、Core i7モデルに関してはCPUは第8世代になっていますし、スペック面で古さを感じるようなものでもありません。しかし、レッツノートは依然としてCPUは第7世代にとどまっています。レッツノートというPCは「高いけど欲しい」と誰もが思うような、「ニッポンの高性能ノート」という印象があります。無理しても買いたくなるような製品ですよね?それだけにCPUの世代管理というか、せめてKaby Lake R世代のCPUは搭載してもらいたかった、という気がします。ほんと、高額品なんでねえ。
他の3機種についてはどれも2018年の国内発売ということなので、特に古いとかはないですね、むしろ新しいです。ただし、ENVY 12 x2だけはちょっと性格が異なるというか、LTE対応していて、「常時接続PC(ALWAYS CONNECTED PC)」ということになっています。そのため、CPUも旧Core mの流れをくむ超省電力タイプで、Kaby Lake RのCore i5よりもパフォーマンスが劣ります。そのかわりファンレス構造であるとか、バッテリー稼働時間が長いとかのメリットがあります。
8.ペン入力は?
今回の5機種はすべて筆圧対応のペン入力が可能です。
Surface Pro 6:4,096段階、ペン別売り
Surface Book 2:4,096段階、ペン別売り
ENVY 12 x2:1,024段階、ペン同梱
ThinkPad X1 Tablet:2,048段階、ペン同梱
レッツノート XZ6:1,024段階、ペン別売り
私はSurfaceペン(Surface Pro 6とSurface Book 2で使います)とHPのSpectreアクティブペン(ENVY 12 x2)を試用したことがあります。どちらも高品質ですが、「どっちが上か?」と聞かれたらSurfaceペンに軍配を上げます。Surfaceペンは傾き検知にも対応しており、本物のペンのような感覚で手書き入力ができます。なので、イラストを描くような人にアドバイスを求められたらSurfaceシリーズのほうを勧めると思います。
また、ThinkPadとレッツノートに関してはペンを試用したことがなく、描き味については言及できません。ただし、このクラスの製品になると、ペンの描き味が悪くて使い物にならない、ということはないと思いますし、よっぽどハイレベルなものを要求する場合、Surfaceペンでも満足できないかも知れないので「最初から液タブ(液晶ペンタブレットという周辺機器)にしたら?」ということになりますね。
9.レッツノートはやっぱり高い!
5機種はかなりスペックがバラバラなので、価格比較に苦労しますが、一応「Core i5/RAM8GB/256GB SSD」ということで比較してみます。また、キーボードやスタイラスペンが別売りになっている製品については、キーボードとスタイラスペンを同時購入するものとして計算しています。
Surface Pro 6: 181,440円
Surface Book 2: 213,408円
ENVY 12 x2: 150,984円
ThinkPad X1 Tablet: 219,456円
レッツノート XZ6: 310,608円
※税込み価格
※Surface Pro 6の価格にはタイプカバーとSurfaceペンを含む
※Surface Book 2の価格にはSurfaceペンを含む
※レッツノートの価格にはスタイラスペンを含む
やっぱり予想通りといいますか、レッツノートは高価ですね。30万円を越えてしまいました。しかも、今回の試算は条件を均一化するために比較的低いスペックの構成でやってるんですけどね。簡単に言うと、ENVY 12 x2は単一構成なので、この価格しかありません。また、Surface Book 2とThinkPad X1 Tablet、そしてレッツノートはこの構成が最低です。これ以上低いスペックにはできません。Surface Pro 6はストレージ128 GBという、もう一段階低い構成にすることができます。
構成を組む上で注意したいこととして、Surface BookはCore i5モデルだとGeForceはつきませんが、Core i7モデルにはGeForce GTX1050がつきます。ビジネス用途で使う場合、必ずしもGeForceが必要とは思いませんが、GeForceつきのSurface Book 2は5機種中でダントツの高性能となるのは間違いありません。参考までに、RAMとストレージ容量を変更せず、CPUをCore i7に(したがってGeForceも搭載されます)した場合、税込み262,224となります。
結論として、上位クラスのデタッチャブル2 in 1はもともと選択肢も多くはなく、低価格のものを選ぶのはなかなか難しいということが言えると思います。特にノートPC型のSurface Book 2とレッツノートはかなり大きめの予算確保が必要ということが言えますね。
10.まとめ
今回、対象機種を選ぶのにあたり、第7世代のCore iプロセッサーを搭載する製品を選択肢に入れれば、特に価格面でかなり異なる結果になったと思います。具体的にはLenovo Miix 720とか、HP Spectre x2とかです。このへんの製品は高品質であるにもかかわらず、10万円ちょっとで買えてしまうくらいの実売価格になっているので、実際のところ購入検討の価値も大きいです。そんなわけでちょっと後悔。
一方で、価格コンシャスに製品比較をするのなら、別記事にしたほうがいい、という気もしますので、近日中に別途「コスパ」に注目した機種比較をやってみたいと思います。この記事の対象機種は(第7世代のCPUを搭載するレッツノートも含まれますが)、各社の最新にして上位のデタッチャブル2 in 1ということで考えていただければ、と思います。というかですね、20万円コースの買い物になるわけで、できるだけスペックの新しいものにしたい、というのが人情というものでしょう。
記事を書いてみて、私が関心を持ったのはThinkPad X1 Tabletです。私がThinkPad推しだから、ということではなく、純粋にパッケージングとして優れているように思います。ThinkPadの堅牢性と無骨とも言える基本デザインにして、Surfaceそっくりの筐体構造、って、ワクワクしませんか?この製品は情報サイトなどでもほとんど取り上げられることがないのですが、もう少し注目されていいのではないか、と思いました。
また、結果としてENVYをこの記事の対象としたのは少し乱暴だったと思います。ENVYの場合、PCの処理性能よりも、ALWAYS CONNECTED PCとしての軽快さがセールスポイントで、「LTE接続してなんぼ」という製品特性なので、他の機種とは少し毛色が違いますよね。
今回は記事を書くのがすごく難しかったです。それだけデタッチャブル2 in 1という製品ジャンルが「一筋縄ではいかない」くらいに、(数は多くないけれど)個々の個性が非常に強い、ということを改めて理解しました。
11.関連リンク
13.3インチから14インチで薄型・軽量、ハイスペックなモバイルノートを比較します。各製品とも際立った個性あり!(2018年冬)
12.5インチから13.3インチのハイスペック・コンバーチブル2 in 1を比較します。日本メーカーの健闘が光ります!(2018年冬)
コメント
キックスタンド型は液タブの発展系ですし
デタッチャブル型もやはりドッキングステーション系PCの発展型
形状が持つ本来の特性を考えるとコンシューマとはやや相性が悪いんですよね
ブームが過ぎれば本来の用途に先祖返りしていくのは予測できたはず
surfaceブームで一時はマス市場を開拓したけど
流石に風呂敷広げすぎた感はある
こんにちは。なるほど。あと、VAIO A12のようなデタッチャブルなんだけどクラムシェルそっくり、という筐体構造の製品が増えてほしいですね。
ASUSのT100シリーズを今もデスクトップのサブ機として使っています。
必要十分スペック且つ安くて良かったのですが、もう出ないのでしょうかねー。
さすがに挙動がもっさりしてきました。
Takksさん、こんにちは。名機をお使いで!なんかRAM2GBだと最新のウインドウズは少し厳しいみたいですね。私PORTABOOKで最新バージョンを入れて検証しようと思います。
SurfaceっぽいヤツはSurfaceと近い値段ならSurface買うだろうから自然と安物だけが残る。
こんにちは。あえてSurfaceにしないへそ曲がりもウインタブには多く常駐してます。私も昔プレステを買わずにサターンを買ってますし(なんのこっちゃ)。
今日 VAIO A12 が発表されました。(https://vaio.com/products/a121/)
高めですけど、キーボードが2種類(有線と有線・ワイヤレス兼用)あったり、クレードルがあってデスクトップパソコン的に使えたりするようです。
こんにちは。ご親切に情報をいただきありがとうございます。その後当サイトでも記事を掲載しました。これVAIOっぽいというかソニーっぽいというか、いいですよね!