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2016年、ウインタブがすごく気になったガジェットを5つ選んでみました!

Bungbungame Photon 2 専用キーボード
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2016年の最後に公開する記事となります。2016年もたくさんのモバイルガジェットの紹介記事を書き、いろいろな製品の実機レビューをすることができました。その総括、というほどでもないのですが、今年最後の記事として、私が個人的に非常に気になった、そして気に入ったものを5つピックアップしてみます。実機レビューなどで大型のノートPCなどを試用させてもらう機会もありましたが、やはり私は根っからの小型デバイス好きのようで、小さなサイズの製品に心惹かれることが多かったように思います。

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1.GOLE 1

GOLE 1 継続レビュー
真っ先に思い浮かぶのはこれ、5インチのデュアルブートマシン(タブレットと言っていいのかわからないので…)「GOLE 1」です。この製品、実機レビューの数ヶ月前から存在をキャッチしていたのですが、実際のところ半信半疑で、実機レビューをしてはじめて信用できた、というくらいに衝撃的なものでした。だって、5インチっすよ、5インチ!これでフルのWindows 10とAndroidが入っていて、RAM4GBにストレージ64GBです。

これで満足にタッチ操作できるか、といえば厳しかったです。またディスプレイも小さすぎて文字が見にくいし…。しかし思いのほか挙動は安定していましたし、バッテリーもそこそこ持ちました。これ、中華製品ですが、中国という国の将来性とか新規性とか、そんなことも感じられる製品でした。思いついたらやってみる、という心意気が素晴らしいですよね!

紹介記事:GOLE 1 - 5インチのフルWindows 10 / Android 5.1 デュアルブートマシン、これ、ロマンだから!(実機レビュー)
製品ページ(Gearbest):GOLE 1

2.Lenovo YOGA BOOK

Lenovo YOGA BOOK Windows版
Lenovoの10.1インチ、キーボード非分離型2 in 1「YOGA BOOK」です。キーボードが分離しないにも関わらず9.6 mmという超薄型の筺体に加え、物理キーボードを廃した革新的な製品です。また、物理キーボードがないことを生かしてのペン入力機能など、本当にアイデア満載、最新技術満載のモバイル製品だと思います。

私、実はまだこの製品に触ったことがありません。読者の中にはこの製品を実際に購入した人がいると思うので、「実際どうなの?」と聞いてみたい気もしますが、それよりもやはり、この製品も「ロマン枠」なんだろうなあ、と思います。使いにくいとかの文句を言っちゃいけない気がしますねw

紹介記事:Lenovo YOGA BOOK - 話題独占のHaloキーボード搭載2 in 1、日本発売!WindowsモデルとAndroidモデルあり!
製品ページ(Lenovo直販サイト):YOGA BOOK
※めちゃめちゃ売れているらしく、品薄状態です

3.テックウインド CLIDE W08A

テックウインド CLIDE W08A
つい最近登場したばかりの8インチWindows タブレットです。ご存知の通り8インチのWindows タブレットは退潮傾向著しく、ひょっとしたらもう新製品は出てこないのではないか、と心配している中、他にはない「理想的な」スペックで新発売となりました。CherryTrailのAtom Z8300をCPUに、RAMは4GB、ストレージはなんと128GBです!さらに、この製品には本体にフルサイズUSB3.0ポートを装備し(8インチでは異例、といっていいくらい珍しいです)、HDMIやD-sub、有線LANが使えるドッキングステーションが付属します。ダメ押しに風呂蓋カバーまで!

この製品と同時に発売された10.1インチのCLIDE W10Cというのも合わせ、テックウインドの商品開発力ってすごいなあ、と素直に感心してしまいました。また、先行きが不安だった8インチタブレットにこういう独創的な新製品が登場したことを心からうれしく思います。

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紹介記事:テックウインド CLIDE W08A - 8インチ、RAM4GB、ストレージ128GBのWindows タブレット!理想型か!?
製品ページ(NTT-X):CLIDE W08A

4.BungBungame Photon 2

BungBungame Photon 2
10.1インチのWindows タブレットとしては非常に珍しい、AMDのAPU(CPUとGPUを統合したもの)を搭載した「Photon 2」です。この製品を作っていたBungBungameという会社(台湾)はもう日本市場から撤退しています。2015年からこの製品のことが気になっていて、ある日思い切って「実機をレビューさせて下さい」とお願いしたところ、ご快諾いただき、ウインタブで実機レビュー記事を書きました。

実売価格がキーボード付きで3万円を切る低価格なものでしたが、AMDのAPUを含め、全体的にスペックが高く、実際の性能も通常のAtom機よりは上でした。強い販売チャネルがあればかなり売れたと思うのですが、日本では知名度が低く、ネット通販などでの露出も少なかったため、「不遇」のまま会社事情により姿を消してしまいました。もうAMDのタブレットって出てこないかもしれませんね。

紹介記事:BungBungame Photon 2 - 孤高にして不遇なAMD搭載の10.1インチタブレット(実機レビュー)
製品ページ:Photon2
※Amazonで販売中なので、リンクしましたが、メーカーは日本から撤退しており、本国(台湾)でもハードウェア事業から撤退、ということが報道されているので、サポート体制が気になる人は、販売店によく確認してから購入しましょう。

5.Teclast X89 Kindow

https://twitter.com/WTab8 Windowsを起動
中華タブです。7.5インチのデュアルブート機「Teclast X89 Kindow」と言います。中国の通販サイト「Gearbest」に提供してもらい、普通なら読者レビュー企画に使用するところ、どうしても手元に残しておきたくて、今でも愛用しています。

7.5インチと、通常の8インチタブレットよりもさらに小ぶりな筺体に、やや時代遅れのBayTrail世代のAtom Z3735Fを搭載、RAMは2GB、ストレージは32GBという構成です。しかし、手軽な情報端末、また手軽なゲーム機としてのX89は非常に満足の行く働きをしてくれていて、パワー不足を感じることはありません。いや、私があまり無理をさせていないというのもありますけどね。

この製品をはじめて知ったとき、これが小型タブレットの将来像か?なんて大きな期待をしたものですが、実際は後継機も出てこないし、中華の世界でも8インチ以下のWindowsタブレットはGOLE 1やGPD WINのような「尖った例外」を除いてはまったくもって振るわない、という感じになっています。それと、読者の方々にもおすすめしたい(ただしWindowsの大型アップデートは無理、というか普通だと無理です)ところですが、もはや中国の通販サイト各社でも在庫がなくなっているようです。

紹介記事:Teclast X89 Kindow - こんな小型タブレットを待ってたよ!(実機レビュー)

いかがでしょうか?私、Photon 2のところを書いていて、不覚にも涙目になってしまいました。製品が、というのもありますし、せっかくBungBungameさんという会社とお付き合いさせてもらえるようになった矢先に日本撤退、という事態になってしまったことが悲しかった、というのもあります。ま、私もその場その場で一生懸命やったよなあ、なんて考えたりして…。

読者のみなさんもそれぞれ印象に残った製品というのがあると思います。人それぞれ、いろんな製品の名前が上がってきそうですね。2016年は(きつかったけど)本当に面白く過ごせた一年でした。2017年もたくさんのおもしろガジェットに出会えたらいいなあ、と思います。

2016年は大変お世話になりました。みなさんのおかげで私もなんとか一年頑張れました!引き続き2017年もウインタブをよろしくお願いします!

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コメント

  1. 匿名 より:

    周辺機器もおしえてほしい(´・ω・`)

  2. 匿名 より:

    GPD WINはそのインパクトの強さにゲームやらないのに突発的に買ってしまった。あとXiaomiやHuaweiがノートPC作り出したのは衝撃だった。格安で高スペックで未来を感じたね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ゲームやらないのにGPD WINを買ってしまった、というあたり、仲良くなれそうな気がします…

  3. 匿名 より:

    YOGA BOOKは情報が出てきた当初は絶対買おうと思ってました。
    USBが充電兼用のmicroUSB1つしかないというので、トーンダウンしてしまいましたが、あの軽さ薄さとタッチキーボードのギミックは魅力的です。

    もし来年USBを複数か3.1type-C搭載の改良型が出てきたら、衝動買いしてしまうかも。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。たしかにYOGABOOKはすごいインパクトでしたね。たぶん、スペック上の弱点にすべて目をつぶって買ってしまった人も多いと思います。

  4. kinji sumimori より:

     10年前にHPのt1000を買って以来、隠れAMD党な私には、Photon 2がツボでした。
     AMDのAPUは、最近になって省電力化(雀焼きにならないかハラハラするほどの爆熱ぶりが許容範囲内に収まってきたということでもありますが)も進み、Core iシリーズには勝てないまでもCore mシリーズとなら総合力でいい勝負になってきています。
     ファンレス運用が当たり前のファブレット以下は別として、10.1インチ以上のタブレットなら、使ってくれるメーカーが出てくるんじゃないかなと期待していたんですが……。

     EZPad 5SEを買ってから事の顛末を知ったんですよ。ホント、「日本国内で発売したんなら、早く言ってよ!」と思いましたもんね。

     まあ、今年の夏過ぎくらいにHPとかDellあたりが、atomモデルとCore mモデルの間に出てきている価格的隙間にAMD採用モデルを突っ込んでくる可能性は、まだありそうなんで、そっちに期待してみようかな、と思っています。

    • wintab より:

      kinji sumimoriさん、こんにちは、コメントありがとうございます。kinjiさんのように、「AMDあったら買ってた」という人が多かったんじゃないかな、と思います。Photon 2は明らかに露出不足でしたもんね。ホント残念です…