MSIがド派手なゲーミングノート「Crosshair 15 B12U / 17 B12U」を発表しました。この製品はMSIとUbisoftのコラボモデルで、Ubisoftの人気ゲーム「Rainbow Sixシリーズ」の新作「Rainbow Six Extraction(1月20日発売)」を製品名に冠した限定モデル「Crosshair 15 B12U Rainbow Six Extraction Edition」もラインナップされます。
おそらく既存モデル「Pulse GL66/GL76」がベースになっていると思われますが、とにかく個性的なデザインで、システムスペックも最新になっています。
目次
1.Crosshair 15 / 17 スペック
スペック表
Crosshair 15 B12U / 17 B12U | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | 第12世代Core i7/Core i9 |
外部GPU | NVIDIA GeForce RTX3060 RTX3070 / RTX3070Ti (すべて”Laptop”) |
RAM | DDR4-3200 2スロット(最大64GB) |
ストレージ | M.2 PCIe Gen4 SSD (容量不明、スロット数は2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチ(2,560 x 1,440)165Hz 17.3インチ(1,920 × 1,080)360Hz |
ネットワーク | AX Wi-Fi 6E + Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen1 × 2、USB2.0、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(720p) |
バッテリー | 90Whr |
サイズ | 15 B12U:359 x 259 x 26.9 mm 17 B12U:398 x 273 x 27.2 mm |
重量 | 15:2.25 kg / 17:2.8 kg |
バリエーションモデル
・Crosshair 15 B12U
GeForce RTX3070Ti
・Crosshair 15 B12U Rainbow Six Extraction Edition
GeForce RTX3060
GeForce RTX3070
・Crosshair 17 B12U
GeForce RTX3060
GeForce RTX3070
※1月9日現在で明らかになっているのはGPUによるバリエーションのみ。CPUやRAM、ストレージによるバリエーション展開は不明
コメント
OSはもちろんWindows 11で、CPUは第12世代のCore i7/Core i9とだけ発表されていますが、ほぼ確実に型番末尾Hの高性能タイプが搭載されると思います。GPUは3つの型番があり、15.6インチのCrosshair 15はGeForce RTX3070Tiのみ、限定モデルのRainbow Six Extraction EditionはRTX3060/RTX3070があり、17.3インチのCeosshair 17ではRTX3060/RTX3070/RTX3070Tiの3型番が選べます。
RAMとストレージ容量は開示されていませんが、いずれも2スロットありますので、十分な容量が確保される(確保できる)と思います。
ディスプレイは15.6インチと17.3インチでちょっと特性が異なります。15.6インチのほうは解像度が高くてリフレッシュレートは165Hzですが、17.3インチのほうは解像度こそ一般的なFHD(1,920 × 1,080)ながらリフレッシュレートは360Hzあります。私のゲームの腕前と年齢だと165Hzでも360Hzでも大差ない(下手をすると違いがわからない、まであります)ので高解像なほうを好みますが、FPSゲーマーやレースゲーマーだとリフレッシュレートの差を体感できるでしょうね。
通信まわりではWi-Fi 6Eに対応します。入出力ポートはUSB Type-CがGen2規格になっているものの、Type-Aは2.0規格が1つ、3.2 Gen1規格が2つと、数としては十分ながら特段高規格なほうでもありません。
筐体サイズは15.6インチ、17.3インチともゲーミングノートとしては標準的くらいですが、15.6インチモデルのうち、Rainbow Six Extraction Editionのみ重量が2.47 kgと、少し重くなっています(理由は不明です)。
2.Crosshair 15 / 17 筐体
上の画像が15.6インチ、下が17.3インチです。ほぼ同じデザインですね。というか、すごい…。この配色だと仕事に使うのは厳しいかもしれませんが、ゲーミングノートとしてはとてもカッコいいと思います。
なお、キーボードですが「Spectrum Backlight Keyboard」とだけ開示されており、一般的なRGBキーボードとは少し異なるようです(バックライトのカラーを変更できない?)。製品ページでは「Rainbow Six Extractionにインスパイアされた未来的な色」という説明がありました。また、ゲーミングノートなのでW,A,S,Dキーがハイライトされたデザインになっています。
こちらが天板。キーボード面よりはいくぶん地味ですが、やはり装飾は多めです。
Rainbow Six Extraction Editionのみ天板のロゴマークが変わり、Rainbow Six Extractionのロゴになります。
こちらがRainbow Six Extraction Editionの付属品。ソフトウェア(デラックス・エディション)に加え、マウスパッド、ゲーミングマウスが同梱され、化粧箱も専用のものになります。
側面と入出力ポートの配置です。基本的にこの製品は従来モデルのPulse GLシリーズと同じ筐体が使われていると思います。ウインタブでPulse GL66の従来モデルの実機レビューをしていますので、筐体の構造などについてはこちらの記事をご参照ください。
MSI Pulse GL66 11Uの実機レビュー - 最新の8コアCPU、Core i7-11800HとGeForce RTX3060を搭載するゲーミングノート
3.Crosshair 15 / 17 価格など
MSI Crosshair 15 / 17の日本での発売有無については1月9日現在だとまだわかっていません。MSIはCESで多くのニューモデルを発表していますので、これらのニューモデルについて近日中に日本でも何らかのアナウンスがあるものと思われます。その中にこの製品も含まれているといいですね。
この外観だと、「万人向け」とはいいにくいですし、他のゲーミングノートの紹介記事のように「仕事用としてもゲーム用としても」という書き方もできません。でも、元気が出そうなPCだと思います。
4.関連リンク(MSIグローバルサイト)
Crosshair 15 – B12U
Crosshair 15 Rainbow Six Extraction Edition – B12U
Crosshair 17 – B12U
コメント
Rainbow Six Siegeの新作って言い方はちょっと気になる
すみません、ウィキペディアを確認し「Rainbow sixシリーズ」に修正しました。