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マウス m-Book B508H - 15.6インチで軽量コンパクトなノートPC、実用性も犠牲になってません

マウス m-Book B508H
こんにちは、「乃木坂なら西野七瀬」だと思っていたウインタブ(@WTab8)です。マウスコンピューターが15.6インチノート「m-Book B508H」を発売しました。m-BookのBシリーズは「TV-CM公開記念モデル」という位置づけだったと思うのですが、このB508Hの発売に際し、TV-CMとの関連はリリースされていません。また、従来のB50○シリーズとはまるっきり異なる筐体デザインを採用していて、マウスの意欲作だと思います。

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1.スペック

マウス m-Book B508H
マウスはBTOメーカーで、注文時に構成のカスタマイズが可能であったり、カスタマイズ項目ではなくとも、異なるCPUを搭載するベースモデルをいくつかラインナップすることが多いですが、B508Hはベースモデルがひとつだけです。

CPUはWhiskey LakeのCore i7で、Core i3とかCore i5の設定はありません。RAMとストレージはカスタマイズ対象項目になっていて、RAMは標準で8GB、カスタマイズにより16GB、32GBに増設が可能です。ストレージは標準で512GBのM.2 SSDで、より大容量のSSDに変更できますし、別途HDDを追加することもできます。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD解像度です。また、入出力ポートは充実しています。B508Hは15.6インチノートとしてスリム・コンパクトなサイズになっているのですが、ストレージを2基搭載できたり、豊富な入出力ポートを備えているという点で「マウスらしい」と思います。別にマウスの人がそう言ったわけじゃないですけど、私から見て「実用性を損なうくらいならサイズが大きいほうがまだマシ」という考え方をしているのがマウス製品だと思っているので。

そのサイズですが、15.6インチスタンダードノートとしてはコンパクトな部類に入ります。深い理由はありませんが、HPのコンパクト15.6インチ、Pavilion 15 cs0000とサイズ比較してみましょう。このPavilionも「クラス最小」というわけではありませんが、HPとしてはコンパクトなサイズ感をセールスポイントのひとつに挙げています。

m-B00k B508H: 360.4×244.5×20.8 mm / 1.6 kg
Pavilion 15 cs0000: 361×246×18-20 mm / 1.82 kg

いい勝負ですね。B508Hのほうが少し小ぶりと言えます。それと、重量に注目です。15.6インチで1.6 kgというのは非常に軽いです。LG gramの「15.6インチで1,099 g」というのがありますが、それを抜きにすれば15.6インチでは最軽量クラスになると思います。

2.筐体

マウス m-Book B508H
正直に感想を書くと「マウスっぽくない」ですねw かなりサイズが絞り込まれていて、ナローベゼルになっています。とてもスタイリッシュだと思います。

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マウス m-Book B508H
Windows Helloの顔認証に対応するWebカメラは上部ベゼルに装備されていますが、ご覧のように「段つき」です。ギリギリまでサイズを絞り込んでいるのがわかります。マウスでは特に触れていませんが、「Webカメラは上部ベゼル」というのもマウスのこだわりなんだろうと思います。一部のスリムノートに見られるように、Webカメラを下部ベゼルなどに配置すると「ビデオチャットの際に鼻毛が見える」ということになりかねませんから。

マウス m-Book B508H
天板です。「アルミ素材の塗装面をサンドブラスト加工」したもので、筐体色は新色の「ゴールド」です。マウスの説明によれば「従来製品のシャンパンゴールドと比較して、ゴールド感を高めた色調」であり、かつ落ち着きのある色味になっているとのこと。

マウス m-Book B508H
キーボードです。コンパクトサイズながらテンキーも装備されています。アルファベットキーのキーピッチは約18.2 mm、キーストロークは約1.8 mmなので、サイズ的には十分かと思います。また、マウスらしくタッチパッドの物理クリックボタンもしっかり2つあります。

マウスのノートPCのうち、13.3インチとか14インチのものは「Enterキー周辺のキーがやたらと大きい」というのがありまして、読者からも「ちょっと不自然(私の仕様経験上は問題ありませんでした)」という指摘を受けることが多いのですが、その点テンキー付きのキーボードは自然な感じに見えます。

マウス m-Book B508H
この製品は豊富な入出力ポートを備えていて、すべてのポートが両側面に配置されます。左右のバランスもいいと思いますが、「ぎっしり」感はあります。また、「光学ドライブなんてとんでもない!」ようなレイアウトですね。

3.価格など

マウス m-Book B508Hはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、2月5日現在の価格は109,800円(税込み118,584円)から、となっています。なお、この価格は「限定台数 3500台」のもので、定価はそれよりも1万円高い119,800円(税込み129,384円)から、です。

B508Hはベースモデル(109,800円)の状態でRAM8GB、ストレージ512GBという構成になっていますので、特にカスタマイズしなくとも十分なのでは?と思います。マウスとしてはまだ数が少ないナローベゼルのコンパクトノートですが、コンパクトではあるものの入出力ポートの構成などでは妥協が感じられず、ビジネスマシンとしても非常に使いやすいものになっていると言えるでしょう。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

m-Book B508H
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コメント

  1. 匿名 より:

    右シフトキーの致命的な小ささには目を瞑るんですね。

    • wintab より:

      こんにちは。次回からもうちょっとトゲのないコメントをお願いします。右シフトキーは確かに小さく、使い始めのうちミスタイプを誘発しやすい可能性がありますが、致命的とは評価しておりません。

  2. 匿名 より:

    テンキー使わないときはEnterより右には手を伸ばさなくてもすべてのキー操作が可能であって欲しいのですが、多くのテンキー付きノートパソコンがPageUpとかテンキーにしか割り当ててなかったりするのが残念です。

    ノートパソコンのテンキーって、あくまでプラスアルファであって欲しい。
    Thinkpadのテンキーなどはそうなってて、普段テンキーなしモデルを使ってても指が止まることがないのがステキですね。

    • wintab より:

      こんにちは。勉強になりました。私ThinkPad推しなんですけど、15.6インチのThinkPadのテンキーをじっくり見たことがなかった…。