こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。マウス、やってますね「乃木坂」のCM。先日マウスの方から聞いたんですけど、あのCMで企業の認知度が大きく向上したそうです。さすがにトップアイドルの力はすごいものがあるみたいです。マウスでは2016年に入ってからTVCMを開始していますが、それを記念したお買い得のスタンダードノートを限定販売しています。
Mouse m-Book B500E - 限定1万台の記念モデル、15.6インチで39,800円
マウス m-Book B501E - 台数限定のお買い得15.6インチがスペックアップして再登場!
マウス m-Book B502E - 15.6インチ、充実スペックで税抜き39,800円!乃木坂46のCM公開記念で限定販売だって!
どれもコストパフォーマンスが非常に高く、B500Eは「価格.comプロダクトアワード2016」の大賞を受賞した、とのことです。今回紹介するのはこれらの限定モデルの後継機種というべきもので、「m-Book B502S」といいます。今回は限定台数が少なめで、「3000台」だそうです。製品内容を確認してみましたが、やはりコストパフォーマンスが高いと思いますし、特にはじめてパソコンを購入するような人にも最適なバランスなのではないか、と思います。
1.スペック
CPUはApollo Lake世代の最新モデルCeleron N3450、RAMは4GB、ストレージは240 GB SSD、ディスプレイはFHD解像度となっています。Core i搭載製品を使っている人には物足りなく思われるかもしれませんが、ExcelやWordなどを使った事務作業、Webブラウジングや動画視聴といったエンタメ利用には十分な性能になります。動画編集や高度な画像加工、オンラインゲームには向きませんが、比較的ライトな使い方であれば不満は出ないでしょう。
マウスの「限定シリーズ」の中で発売時期が最も新しい「B502E」との比較だと、CPUが新しくなったことのほか、ディスプレイ解像度がHDからFHDにレベルアップしたこと、そして入出力ポートでUSB Type-Cが装備されたことなどがあげられます。
特に入出力ポートに関して、マウスコンピューターという会社は低価格モデルでも全く手を抜きませんね。この製品にはUSB 2.0が2つ、USB 3.0も2つ(うちひとつがType-C)、HDMI、D-sub、有線LAN(RJ45)がしっかり装備されています。ここまで「エントリーユーザー向け」的なトーンで記事を書いてきましたが、こういう基本装備の充実ぶりを見ると、決してエントリーユーザーのみが使うべき製品ではないと言えるでしょう。
2.筺体
筺体は基本的に従来からある「限定シリーズ」と同じものと思われます。筐体色は美しいホワイトで、限定シリーズ初代の「B500E」と同じですね。ちなみにB501EとB502Eは筺体色がブラックでした。
天板もホワイトで、「若い女性にもピッタリ」みたいなことを書くと「セクハラだ!」と言われそうですが、女性にも使いやすい筺体色だとは思います。というか、ブラックだとちょっとハードなイメージに感じる人も多いでしょうからね。
キーボードです。従来のモデルと変更点はないように思われます。マウス製品のキーボードは評価が高いですし、私は長時間マウス製品のキーボードを使ったことはないので偉そうなことは言えませんけどね。でも、入出力ポートのところで触れたように、マウス製品というのは実用本位で作られているので、間違いはないだろうと思います。また、それはタッチパッドのクリックボタンを廃止せず、低価格な製品であっても物理ボタンを使っている、というところにも現れています。
キーピッチ、キーストロークとも十分な数値になっています。
おお、カッコいい!この製品はキーボードにバックライトがついています。
ポート類です。必要なものはすべて揃って…、あ、光学ドライブがついてませんね。そうそう、思い出しました。このシリーズ、光学ドライブがつかないんです。カスタマイズでも内蔵ドライブを装備することができず、必要であれば外付けのものを使うことになります。15.6インチサイズのスタンダードノートとしてはちょっと困る人もいるかもしれません。個人的にはこのサイズなら(ほとんど使わないですが)光学ドライブは内蔵にしてほしかったです。
3.価格など
マウス m-Book B502Sはマウスコンピューターの公式サイトで販売中で、価格は税込み53,784円となっています。また、RAMを8GBに増量したモデルもあり、こちらは税込み62,424円となります。
記事のタイトルにも書きましたが、私はこの製品、特にエントリーユーザーにとって素晴らしい製品なのではないか、と思います。処理性能のほうはCore i機には及びませんが、専門性を要するようなソフトウェアを使わないのであれば十分快適に使えると思います。ディスプレイの解像度も上がりましたしね。
最近、上の娘の話(一人暮らしの人はパソコンの光学ドライブを映画を観るのに使うことが多い、という話です)を聞いて「光学ドライブって実は必要」ということに気付かされまして、この製品にそれが装備されない、というのが唯一不満な点ですかね。あと、マウスは「24時間365日電話サポート」をしてくれるので、そのこともエントリーユーザーには強い味方になってくれるのではないでしょうか。
コメント
この価格でFHDにSSDとはお買い得ですね。
置場所さえあれば、リビング用PCに欲しいです。
その置場所が電話台兼用の小さな机しかないので厳しいですが。
どちらかというと、YouTubeを見たりWebサイトを見たりのコンテンツ消費向きですね。
11Lの匿名さん、こんにちは、コメントありがとうございました。先日は全く問題もないのにコメントを非表示にしてしまい、すみませんでした。この製品なんですけど、まったり使うとか、家族で共用するとかだとすごく魅力的ですよね。こんな製品も積極的に紹介していきたいです。
いえいえ、英断だったと思いますし、理解していますよ(^^)
Apollo Lake+ファンレス+フルhd+SSDを搭載した機種が続々と出てきているけど、これも同じ括りなんかな?
俺得仕様。
こんにちは、コメントありがとうございます。ファンはどうかなあ…。ついてるような気もしますけど。でも、性能を追求するという使い方でなければバランスの取れたスペックですよね!
画面サイズも丁度いい。
キー配置も癖がなく好み。
光学ドライブが無いのも(他の所有PCに光学ドライブついているので)好ましい。
ただ、最近ノートパソコンのキーストロークでは満足できなくなってきた。
ThinkPadですら物足りない。
デスクトップPCと併用しているとキーストロークの差で打鍵ミスが出る。
静かな高速ブラインドタッチが理想だからあまり強くキーを押し込みたくない。
15インチぐらいの室内利用想定のキックスタンド付きタブレット。
メモリ8GBぐらい、CPU Corei5ぐらい、HDD500GBぐらい(SSDより容量重視)
これに自分の好きなキーボードとマウスを繋げて使いたい。
無いかなー。無いだろうなー。
こんなん、どうでしょう。
http://nec-lavie.jp/products/hf/
マウスから脱線して済みませんが、
まさに、15.6インチのキックスタンド付きタブレットです。
非常に面白いコンセプトの製品かと思います。
いいっすねー。こういうコンセプトのPC、もっと各社から出てほしい。
natsukiさん、フォロー頂きありがとうございました。私は思いつきませんでした…
脱線ついでに、NEC Lavie Fristaの話題で。
すでに2年前の製品なんですよね。大手メーカーとは思えない、ぶっとんだ製品なんですが、その後OSをWindows10に積み替えたモデルは出たものの、そこまでで、どうも続きは来なさそうです。SSDタイプがなかったり、USBポートが2つしかなかったり、このサイズなのに付属キーボードのキーピッチが17.8mmとフルサイズじゃなかったりと、微妙に惜しいところもあって、この価格帯で出すのはちょっと無謀だったようですね。
売れるかどうかはともかく、この唯一無二な感じは、もうちょっと話題になってもよかったんじゃないかなと思う製品です。
natsukiさん、本当ですね。私この製品のこと知りませんでしたけど、かなりチャレンジャーな製品なんですね。