「パソコンは使ったら電源を切る、ソフトウェアも使い終わったら終了させる」ということを相当前から当たり前のように実践してました。さすがにこのご時世、複数のソフトウェアを立ち上げて使うのが当たり前ですが、PCは使い終わったら必ずシャットダウンする、というのは今でも変わらない習慣です。さすがにWindows8 タブレットではいちいちシャットダウンしませんが、それでも夜寝る前にはシャットダウンします。
でね、Windowsストアアプリなんですけど、あれって明示的にアプリを終了ってしないじゃないですか。というか今まで終了のさせ方を知りませんでした。
Microsoft曰く
Windows ストアからインストールするアプリによって PC の処理速度が低下することはないため、アプリを閉じる必要はありません。アプリが使用されていない間、Windows は、そのアプリをバックグラウンドで動作させておき、やがて、使用されなくなった場合、アプリを閉じます。
とのこと。
これで納得できればいいのですが、Windows8(8.1も)に限らず、常に完璧な挙動をするOSなんて私は知りません。iOSではiPhone、AndroidではNexus7を持ってますけど、調子が悪くなって再起動するなんてこと、たまにはあります。私が愛用しているVivotab Note 8 も不具合レポートで書いたように何度か再起動する羽目になっています。
PCの調子が悪くなったとき、とりあえずソフトウェアを終了させたりしますよね。また、ストアアプリの一部には設定変更した際にアプリの再起動を要求してくるものもあります。Windows タブレットでもデスクトップUIで使うぶんには普通のWindowsと変わりませんから、ウインドウの右上の×ボタンで終了できます。で、ストアアプリです。×ボタンに相当するものはありませんね。でも終了させたい、余計なタスクは終わらせたい、という欲求に襲われることもしばしばです。だいたいね、Microsoftの説明で「そのアプリをバックグラウンドで動作させておき」というのを読んだ瞬間に疑念を禁じえません。アナログな言い方ですけど「タスクが引っかかってる」とか「バックグラウンドで悪さをしている」かもしれないじゃないですか(笑)
ということで調べました。あります。ストアアプリを完全に終了させる方法。
上から下に「ゆーっくり」スワイプする、これだけです。スワイプを始めるとアプリが縮小表示され、スワイプを継続しているのにモニター中央で止まってしまい、追随して動いてくれなくなります。しかし、ここでひるんではいけません。そのままゆっくり下にスワイプし続けると縮小表示されたアプリが画面下まで来ます。さらに指を離さずに粘っていると縮小表示されたアプリがくるっと回転します。ここで指を離すとアプリが画面の下から消えていきます。これで完全終了です。なお、デスクトップ用のアプリは回転してくれないこともあります。
アプリ一覧から選んで終了させる場合は上の画像のような指の動きになります。試しにInternetExplorerを、いくつかタブが開いた状態で終了させてみてください。そのあともう一回InternetExplorerを起動すると、タブが全部消えています。
Windows タブレットはメモリが2GBなので、整理整頓を心掛けたほうが余計なトラブルに見舞われないんじゃないか、と思います。
関連リンク
アプリを閉じるにはどうすればよいですか。:Microsoft