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Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel) - 13.3インチの王道モバイルノートがリニューアルで超軽量に!

Lenovo

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)レノボがノートPC「ThinkPad X13 Gen 6(Intel)」を国内発売しました。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(ちょっと古いですかね…)という感じの、ThinkPadシリーズの王道モバイルノートです。筐体デザインは(ThinkPadだけに)キープコンセプトながら強力なCPUを搭載し、大幅な軽量化を実現しています。

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1.概要

スペック表

  ThinkPad X13 Gen 6
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Core Ultra 5 225U/225H/235U
Core Ultra 7 255U/255H/265U
GPU なし
RAM 16GB/32GB(LPDDR5X-8533, オンボード)
ストレージ 256GB/512GB/1TB/2TB SSD
※PCIe Gen4/Gen5選択可
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチIPS(1,920 x 1,200)タッチ
13.3インチIPS(1,920 x 1,200)
ネットワーク Wi-Fi6E/Wi-Fi7、Bluetooth5.4
5G/LTE(オプション)
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)×2
USB 3.2 Gen1 Type-A、オーディオジャック
HDMI、nanoSIMスロット(オプション)
カメラ Webカメラ(5MP)顔認証対応可
バッテリー 41Wh/54.7Wh
サイズ 299.3 x 207 x 9.85-17.75 mm
重量 933 g ~

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ThinkPad X13 Gen 6は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。搭載CPUはCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)のCore Ultra 5 225U/225H/235U(vPro対応)、Core Ultra 7 255U/255H/265U(vPro対応)の6型番から選択できます。個人利用であればvPro対応は不要と思いますので、実質的には225U/225H/255U/255Hの4つの選択肢ですね。

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…しかし、CPUをLunar LakeではなくArrow Lakeにしたところが面白いです。CPUとGPUの性能はArrow Lake(特にH型番)のほうが上ですが、NPU性能はLunar Lakeのほうがずっと上で、Lunar LakeはCopilot+ PCの性能要件を満たし、Arrow Lakeは満たしません。また、省電力性能(バッテリー持ち)もLunar Lakeのほうが上のはず。なので、「次に買うならCopilot+ PC」と考えている人にはX13 Gen 6は不向きです。

ちなみに私はCopilot+ PCでないとダメ、とは全く思っていないので、より性能の高いArrow Lakeは歓迎ですが、バッテリー駆動時間のことを考慮すればLunar Lakeでも良かったのでは?とは思います。ただ、このあと筐体についてもご説明しますが、Lunar Lakeにしてしまったら「もうX1 Carbonはいらんがな」ということになってしまいそうなので、そのあたりの差別化もなされているのかもしれません。

RAMは16GB/32GBを選べ、オンボードメモリなので購入後の増設や換装はできません。SSDは256GB/512GB/1TBから選択でき、512GBと1TBでは超高速なPCIe Gen5も設定されています。

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)ディスプレイは13.3インチのIPS液晶、1,920 × 1,200解像度、100%sRGBの発色品質でリフレッシュレートは 60Hzです。タッチ対応のものも選べるようですが、この記事執筆時点ではまだタッチ対応ディスプレイは選択できませんでした。X13に関しては2世代前(Gen 4)では2.8K解像度の有機ELディスプレイの設定がありましたが、Gen 5、Gen 6ではその設定がありません。このあたりもX1 Carbonとの兼ね合いなのかもしれませんね。

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)天板素材はCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)、カバー素材はマグネシウムと開示されています。外観は従来モデルからあまり変わっていないように感じられますが、大幅に軽量化され、1キロ切りの933g~、と開示されています。もはやX13は「超軽量モバイルノート」となりました!

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様では日本語配列と英語配列を選べ、それぞれバックライトの有無も選択可能です。また、キーボード面の両サイドにはスピーカーも配置されています。キーボードに関しては「いつものThinkPad」ですよね。

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で3つ、うち2つがThunderbolt 4です。また、NanoSIMスロットがありますが、LTE/5Gモジュールは6月上旬頃販売開始予定とのこと。

2.価格など

Lenovo ThinkPad X13 Gen 6(Intel)はレノボ直販サイトで4月15日に販売開始となり、価格は163,240円からです。試しに「Windows 11 Home/Core Ultra 7 255H/RAM32GB/SSD512GB」で試算したところ、219,725円となりました。

記事中で「X1 Carbonとの兼ね合い」的なことを書きましたが、製品価格に関してはX13 Gen 6のほうがX1 Carbonよりも圧倒的に安いです。ただし、X13 Gen 6のCPUはLunar LakeではなくArrow LakeなのでCopilot+ PCではありませんし、ディスプレイも(ビジネスマシンとしては十分ながら)より高精細なものや有機ELパネルは選べません。でも私なら(もともとX13ユーザーなので)こっちにします。

3.関連リンク

ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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