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Lenovoが提供するゲーミングPCのサブスクリプション「スグゲー」始まる!ゲーミングPC導入のハードルを下げる興味深いサービスです。

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こんにちは、ゆないとです。8月20日、Lenovoが興味深いサービスを開始したのでご紹介します。サブスクリプションサービスと言えば、もう今では当たり前に知られているもので、様々なジャンルで提供されていますね。私も動画や音楽はサブスクで楽しんでいます。そんなサブスクの1つに新たに追加され、今後注目が集まりそうなプランをLenovoが提供開始しました。その名も「スグゲー」です。

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スグゲーとは

Lenovoが提供するサブスクリプションサービスで、ゲーミングPCを月々定額で、最小構成のプランでは月額5,900円から提供してくれます。申込みは全てWebで完結です。提供されるサービスはPC本体の貸し出しだけではなくて、いくつかのメリットがプラスされて提供されるので、これからPCでゲームを楽しみたいという初心者の人も安心して利用できるようになっています。

スグゲーのメリット

提供されるPCとアクセサリ

利用できるPCはLenovoのゲーミングPCブランド「Legion」シリーズのノートPCとデスクトップPCで、好きな方を選択できます。PC本体に加えて、ノートPCでは”マウス/ヘッドセット”が、デスクトップPCでは”マウス/キーボード/ヘッドセット/モニター”がセットで提供されます。各製品については後述します。

DMM GAMESの遊び放題利用権が付いてくる

DMMGAMESの画像
さらに、サブスクリプションの期間中、通常月額980円するDMM GAMESの遊び放題利用権がずっと使えるので、SteamやOriginといったゲームプラットフォームを使ったことがない人でも、初めから様々なゲームを使用することが出来ます。さすがに最新のAAAタイトルなどはすぐには配信されませんが、少し前の作品含めて、約400タイトル程提供されているので結構遊べます。

Lenovo Premium Careが標準提供

PremiumCareの画像
24時間365日体制の電話サポート”Premium Care”が標準で付いてきます。標準のサポートにはない”「スタートアップ」と「使い方」のサポート”、”ハードウェアおよびソフトウェアのサポート”、”PCヘルスチェック”をいつでも電話で対応してもらえます。特にソフトウェアのサポートに関しては、ゲームに関するものだけではなくて日常的に使用するソフトもサポートしてくれるようです。

スグゲーで提供されるモデル

提供されるのは「Legion」シリーズのノートPCまたはデスクトップPCです。それぞれ3つのプランがあり、”Entry”、”Standard”、”Premium”という形でPC本体のスペックごとに分かれています。以降のスペックはスグゲー公式ページに記載のものを元にして、簡単に補足情報を追記しています。差異がある可能性があることご了承くださいませ。

ノートPC

Lenovo スゴゲー
まず、ノートPCのスペックと価格は以上です。どのプランも最新モデルの製品ですね。やはり魅力的なのはRTX 2080 SUPERを搭載したPremiumプランでしょう。料金としては2年間と1年間の2つがあり、約3~4,000円程度の差があります。

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デスクトップPC

Lenovo スゴゲー
デスクトップPCについても、価格においてはノートPCのプランと大きな差はありません。さらに、ノートPCよりも多い周辺機器がセットになっていることを考えるとお得感があります。

周辺機器

■ノートPC:Legion H500 PRO(7.1サラウンドヘッドセット)、Legion M500 RGBマウス
■デスクトップPC:Legion K500 RGBメカニカルキーボード、Legion H500 PRO(7.1サラウンドヘッドセット)、Legion M500 RGBマウス、Lenovo G25-10(ゲーミングモニター)

周辺機器もセットになり別口で揃える必要はありません。導入時のハードルは少なく、「申し込みをする」程度になると思います。

支払い方法と知っておきたいこと

サブスクリプションの意味は「料金を支払えば、一定期間製品やサービスの提供を受けることができる」ということなので、このスグゲーもそう呼ぶことはできますが、その支払い方法は他のサブスクリプションとは少し違い、人それぞれ印象が異なる可能性があるように思います。私も支払い方法を確認したときは、「これサブスクリプション?」と感じました。

たいていのサブスクリプションサービスは、登録したクレジットカードで毎月支払うという仕組みがほとんどですが、このスグゲーではクレジットカードを登録するのではなく、株式会社ジャックスが提供するショッピングクレジットサービス”WeBBy”を利用する「残価設定型」のクレジットサービスです。なので、個人的には「サブスク」ではなく、「残価設定型の分割購入」なのではと思いました。

まず、お金の流れとしてはクレジットカードでの支払いもショッピングクレジットもそう変わりません。クレジット会社がLenovoへ代金を支払い、ユーザーはクレジット会社へ毎月決められた料金を払うだけです。よくあるサブスクとスグゲーの大きな違いは、よくあるサブスクは解約すればそこで料金の請求とサービスの利用はストップ(タイミングによっては残り期間使い続けることが出来る)ですが、このスグゲーの残価設定型クレジットという方式では、残価があるため解約または期間満了したら終了というわけではありません。

例えば、このスグゲーと似たサービスが存在すると考えた場合、ノートPCを毎月1万円で使えたとして、提供されるノートPCとアクセサリが総額30万円だったとします。スグゲーと同じく2年間払い続けるというプランがあって選択した場合、総額で24万円支払うことになりますね。そうなると、残りの6万円が”残価”ということになります。同様の仕組みの自動車購入プランもありますね。

ノートPCのPremiumプランで調査

試しにノートPCのPremiumプランの申込みをしてみて、総額いくらかかるのか調べてみました。

総額の画像

クリックで拡大できます。

まずこのプランの総額は380,200円です。本体のスペックと周辺機器や充実のサポートなどを考えると妥当でしょうか。これを2年間毎月10,300円を支払うと、最終的に133,000円が残るそうです。

スグゲーのQ&Aには、この残価について3つの対応方法があると記載されていました。
①支払期日に残価を一括してお支払って、使っていた製品をそのまま使い続ける。
②残価についてもショッピングクレジット契約をすることで、分割して支払っていきそのまま使い続ける。
③製品をLenovoへ返却して、Lenovoがそれを再販などして料金を回収し、その額を引いた残額を支払う。

まとめ

8月22日現在、まだ製品の用意が整っていないプランもあり、全てのプランへ申込みができる状態ではありませんが、今後充実してくるのだと思います。

個人的にはとても興味深くて、これからたくさんのメーカーが始めたりするのだろうかと期待をしています。しかしながら、サブスクリプションとはなっていますが、残価設定型クレジットという少し特殊な支払い方法を多くのユーザーどう感じるか、というのも気になります。

そうは言っても、ゲーミングPCはスペックを追求したモデルが多く、購入にかかるコストは通常のPCに比べても高いのも事実です。毎月支払っていくことであればいくらかハードルが低くなると思うので、最近増えていると言われている”PCでゲームをする人たち”をより増やす良いサービスになりそうな予感がします。

関連リンク

スグゲー:Lenovo

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